ビストロカプリチョ第二回公演『アラカルトタナトピア』

演劇調理集団ビストロカプリチョ（新潟県）

公演に携わっているメンバー：6人

【団体紹介】

自分たちの「面白い」を追求する為に発足した劇団、演劇調理集団ビストロカプリチョ。作品を料理に見立てて、お客様に至高の一皿を提供しております。
2023年に旗揚げ公演「開店！演劇調理集団ビストロカプリチョ～混沌を添えて～」を新潟県民会館にて開催。高校生・大学生を中心とするお客様に御覧いただけました。
若い世代がより手軽に演劇に触れることができるような工夫を心掛けて活動しています。公式ラインからのチケット予約や手ごろな価格設定、SNS を活用した宣伝などがその一部です。
劇団員は日本各地に在住。個々で技術を習得し、情報を共有し合えるのが強みです。

【応募公演への意気込み】

審査対象作品は「タナトピア」です。
既成の台本にどのようにして自分たちらしさをプラスしていくのか？というのが今回の公演のテーマです。
「カプリチョ」という言葉は、スペイン語で「気まぐれ」を意味します。創作台本で勝負した前回の旗揚げ公演では、毛色の違った短編作品を複数上演することで私たち「らしさ」の表現に成功しました。
今回取り扱う「タナトピア」は、元々劇団「無題」さんの一時間の既成台本。「らしさ」を出していくには、演出と脚本の技量が求められます。原作の世界観を崩さずにこれらを表現していきたいです。

【将来のビジョン】

小劇場の客席のほとんどは、演劇経験者が占めているのではないでしょうか。
対して、映画やスポーツの客席には、非経験者ばかりがいるような気がします。
私たちは「演劇をもっと手軽に」をモットーに、観劇されたお客様に「演劇って面白いんだ！」と気づいてもらうことに重きを置いています。
実際にその場にいるからこそ楽しめる公演、足を運んでみた価値があったと、また来たいと、思われるような公演を作り上げていきたいです。
作品自体のクオリティを底上げすることは勿論、チラシのデザインや公演前の雰囲気づくりにも更に磨きをかけることを目標にしています。