Deep in the woods 公演情報
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公演地:東京都

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公演地:東京都

Deep in the woods

終のすみか(東京都)

公演に携わっているメンバー:5人

【団体紹介】
2019年に活動を開始し、主に都内のアートスペースにて演劇作品を上演する団体です。
誰もが共通する「自分という存在からは、逃れることができない」ことを基底に、日常的な会話から成り立つ現代劇を行なっています。

生身の人間同士の間で発生する細かなコミュニケーションを、明文化・言語化をあえてしないまま作品にのせ、鑑賞者が自己を介入させやすいよう意識し、そのコミュニケーションの内容が変化していく様を、舞台と客席とで共有します。

またメンバーは、20〜30代をメインとしています。
生活様式などがさらに細分化され、他者の背景を簡単には推察することができない現代で、互いの安全性を確保しながらコミュニケーションを行なうことを目指しています。

「自分は自分である(=他者にはなることができない)」という普遍性を、ときには肯定的にとらえ、あらゆる人がもつ自己と外部との境界線についてのさまざまな認識や問題、苦しみを、作品のテーマとしています。
【応募公演への意気込み】
本公演は昨年5月開催の第13回せんがわ劇場演劇コンクール、オーディエンス賞受賞公演として同劇場にて行います。
コンクールをのぞき、ギャラリーやカフェスペースで上演を行ってきた当団体にとって、主催として初の劇場公演となります。

今作は「森」をモチーフにしています。それは根を張った森と強固な劇場空間との親和性などからですが、決して近づきすぎない他者とのコミュニケーションを描き「都会っぽさ」を度々評される当団体にとって、「森」という舞台設定は新たな試みとなります。

また昨年、10月に開催を予定していた公演を、主宰の心身の崩れにより延期としました。それは「演劇を行う」こととの距離感について、団体としてまた関与する個人としても見つめ直す機会ともなりました。
団体にとっては、ある公演を延期した後に行う、最初の事業となります。

団体の契機としてはさまざまな意味をもつ公演となりますが、来場者にとって純粋に良い作用がはたらく作品を目指します。
【将来のビジョン】
団体のテーマやメッセージを必要としている人に、演劇をもってそれを届けることができるようになることが最終的な目標です。

そのために、具体的な発信やリーチの仕方、どのようなコンテンツが必要なのかを団体の独自性をもって模索し、同時代性を重要視しながら実行します。
例えば、現在オンライン上の視覚的メディア(画像や映像)が生活において身近なコンテンツであることを踏まえ、作風普及のためのビジュアル・映像作品制作を行い、ときには他団体や他ジャンルなど、垣根をこえて協力をしながら、目標の実現を目指します。

またクリエイションメンバーを含め、当団体・作品制作に関与するあらゆる人が互いに尊重しあえるように、個々人が送る生活と演劇の地続きな接続を試みます。

誰もが自分自身という「終のすみか」をもち、それぞれの孤独を抱える孤立した存在であることを前提とし、そのうえで、他者や社会のような「自分の外との関係性」をどのように持つのか、持てるのかを考えながら、作品においても問いかけつづけます。

公演に携わっているメンバー(5)

高橋あずさ
役者・俳優

「Deep in the Woods(仮)」に携わっているメンバーです。
武田知久
役者・俳優

「Deep in the Wood(仮)」に携わっているメンバーです。
坂本 奈央
脚本 演出

「Deep in the Wood(仮)」に携わっているメンバーです。
石塚晴日
役者・俳優 制作

「Deep in the woods」にて制作を務めます。「終のすみか」の作品を見ることで、ひとりひとりが抱える孤独と孤立を尊重できる世界になったらいいなと思います。
終のすみか
その他(代表)

「Deep in the Wood(仮)」に携わっているメンバーです。

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