裂け目BB’ 公演情報
観たい!クチコミをする

公演地:東京都

観たい!

公演地:東京都

裂け目BB’

ダダルズ(東京都)

公演に携わっているメンバー:5人

【団体紹介】
 大石恵美の個人ユニット。大石恵美作・演出の作品を上演することが主な活動内容。
2018年『MからSへ』で旗揚げ。2022年まで会話劇を創作していたが、去年はダダルズ袋シリーズという作・演出・出演を大石恵美が兼ねるひとりでの作品を発表。
テアトロコント、オルギア視聴覚室、SCOOL企画公演の八百などの外部の公演にも参加。

 人が人に向けてことばを話すとき、どうそのことばが相手に届くのかわかりません。それでもなにかを伝えようと相手にことばを投げてみることは賭けです。
 ただ賭けと言いましたが、この賭けってなにを実際のところ賭けているのだろうと思います。この賭けに勝敗って本当はあるのだろか。この賭けの責任って取れるものなのか。
 人が人に向かってことばを話すって一体どういうことなんだろう。どういう可能性があるのだろう。ダダルズの創作、上演を通して、答えを出すのではなく、そのことを考え続けたいと思っています。そして、毎回良い賭けを上演でのせられることを目指しています。
【応募公演への意気込み】
 自分は作品や団体の活動について書くことが苦痛で、助成金などの申請書を書くことも本当に苦痛です。しかし活動資金は得たいので毎回しんどい気持ちになりながらこういうものを書きます。
 しんどいのは、このようにことばにできないことを本当は行なっていると思っているからで、外部の要請から無理に創作や作品についてことばにすることで作品やわたしのなにかが終わってしまう不安を覚えるためです。だからできるだけ作品を終わりにしないようなことばを書けるようにと書いています。
 ことばにする、ことばを発するということは行動だと思っています。
 ことばにすることで終わってしまうこともあるし、逆にことばにすることでなにかを終わらせないこともできます。ことばで人を殴ることもできるし、ことばを差し出すことで人の力になることもできます。
 けれど生きていて、ことばが軽んじられているな、信じられていないんだなと感じる場面に多く出くわします。劇場でそう思うこともよくあります。
 
 ことばというのは確かに自分も他者も変容させうるものなんだと信じられるような発話が身体がある上演にしたいです。
 劇場でいままさに行動が遂行されているんだと実感できるとき、わたしはそこに描かれている内容がポジティブなものでもネガティブなものでも人の存在自体を信じられる気持ちになります。
そういう上演にできればと思います。
【将来のビジョン】
 2022年までは外部から俳優の方をお呼びし、会話劇を創作していました。
しかし現状、自分の体調や金銭的な面でその形式では創作に落ち着いて専念することは難しく、いまは作・演出・出演大石ひとりで兼ねて創作を行なっています。
 けれど、ダダルズでやりたいことは以前から変わりません。相手にどう届くのかわからないけれど賭けるに値する、可能性のあることばを作品を作りたいです。
 世の中も自分の状態も安定していない中で、はっきりした将来のビジョンを掲げることが自分にはいまできません。
 ただ、創作を通してやりたいことは変わらないので、それが実現できるように、いま自分を取り巻く環境や抱えてる条件を無視しないで、より良い創作を行うためにはどのような方法が最善かそのつど考え、変化を畏れず選択をしていきたいです。
 また、まだまだダダルズは知られていないので、ダダルズをまだ知らないけれど、ダダルズの作品を面白がってくれる可能性のある人に届くように、活動を続けたいし、活動範囲を広げていきたいです。

公演に携わっているメンバー(5)

泉田圭舗
演出助手

「ダダルズ♯4『裂け目BB’』」に携わっているメンバーです。
竹内里紗
その他(スタッフ)

「ダダルズ♯4『裂け目BB’』」に携わっているメンバーです。
佐野真規
映像

「ダダルズ♯4『裂け目BB’』」に携わっているメンバーです。
青柳美希
制作

「ダダルズ♯4『裂け目BB’』」に携わっているメンバーです。
大石恵美
役者・俳優 脚本 演出

「ダダルズ♯4『裂け目BB’』」に携わっているメンバーです。

このページのQRコードです。

拡大