こどもの一生

あるいはエナメルの目をもつ乙女（神奈川県）

公演に携わっているメンバー：13人

【団体紹介】

団体名はバレエ作品「コッペリア」の副題に由来する。
早稲田大学演劇研究会出身の役者・石澤希代子がAPOCひとり芝居フェスティバル(APOFES2022)でオーディエンス賞をとったことをきっかけに立ち上げたプロデュースユニット。石澤の好きな戯曲をゲスト演出家に演出してもらい、自身も出演する。
バレエ作品は古典でも演出家や出演者が違うだけで全く違う作品になる。小劇場演劇でもそれを目指したい。既成の脚本と向き合うことで、お客様・出演者双方の満足度の高いクオリティの作品を届けたいという趣旨で創設した。
出演者の個性や魅力を引き出すプロモーションを心掛けており、それらを全面に押し出したディレクションが得意。
2023年夏にケラリーノ・サンドロヴィッチ作「フローズン・ビーチ」をWキャストで上演した。

【応募公演への意気込み】

3年前に出演予定だった『こどもの一生』公演が感染症拡大を理由に中止になった為、リベンジの気持ちを込めて企画しました。
中島らもさんの作品を上演するにあたり、圧倒的な熱量でのコメディを得意とする劇想からまわりえっちゃんの青沼リョウスケさんに演出を依頼しました。会場の王子小劇場は抽象的な演出技法を得意とする青沼さんと相性が良いと思っての選択です。
今回は初演版の伝説的な戯曲を元に自由な発想で演出をしていただきます。その為に素晴らしいキャスト・スタッフ陣に集まっていただきました。
戯曲ファンの方はもちろんのこと演出家・出演者のファンの方にも楽しんでいただける公演にします。ご期待ください！

【将来のビジョン】

これからも有名な既成戯曲に取り組み、若い人たちが同世代の作家から貰えないような役に挑戦できる場として団体を運営できたらと思っております。役者目線で立ち上げたユニットなので、役者に「出たい」と言ってもらえる団体に成長させたいです。
番外公演では自身で作・演出にも挑戦しつつ、ゆくゆくは構成員を増やし、10年以内にシアタートップスで上演するのが目標です。