半魚人たちの戯れ 公演情報
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公演地:東京都

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公演地:東京都

半魚人たちの戯れ

ダダ・センプチータ(東京都)

公演に携わっているメンバー:8人

【団体紹介】
主宰である吉田有希(当時の作家名は吉田六助)を中心として2015年に発足。
(発足時の劇団名は「ゆるふ酒」。2019年に「ダダ・センプチータ」に改名)

メンバーは、作・演出の吉田有希、映画監督の中村圭吾、俳優のサトモリサトル・梁瀬えみ(演劇ユニット マグネットホテル)。

最初の2年間に演劇公演、その後の3年間にコント公演、その後の5年目以降、演劇公演を中心に活動している。

主に、霊魂や精神、夢や幻、記憶などの、手では触れられないものをモチーフに、ズレたやりとりでもって描かれた会話劇を上演している。
そのアニミズム的で超常的な世界観は、作家である吉田の生まれ故郷、長崎の土地が持つ空気感がもととなっている。
(長崎は、現世と異界との境があいまいで、あはひ的な文化や空気感が流れている)
また、ベケットや別役実、宮沢章夫、ケラリーノ・サンドロヴィッチらの戯曲、またダウンタウンの松本人志のシュールなコント群からの影響も大きく、それも超常性(≒ある種の不条理性)や、ズレたやりとりから生まれる演劇特有の笑いという、我々劇団の特徴のもとにもなっている。
【応募公演への意気込み】
本公演は昨年二本立て公演として上演する予定でしたが、コロナの影響で延期になった公演です。
その二本立てのうちの一本を90分ほどの中編にして上演する作品となります。
以前から作品を作る際のモチーフとして取り扱っていた「死」というキーワードを元に戯曲を書こうと考えています。
本公演の劇作を担当する私、吉田有希は、コロナ禍で身内の不幸がたて続き、「死」をより身近に感じる期間を過ごしました。
その事で生きることと死ぬことの価値観がより大きく変化したため、元々短編だった作品を中編にする際、より深く「死」や「生」について考えながら言葉を紡いでいきたいと考えております。
この作品が、観客の死生観に揺さぶりをかけられることを望みます。
また初めての王子小劇場での公演ですので、沢山の方にご観劇頂きたく応募をさせて頂きました。
この機会にぜひダダ・センプチータの世界を味わいください。
【将来のビジョン】
静かで淡々とした会話劇を描くことを劇団の作風としております。
劇作の面ではその言葉の繊細さ、ゆるさ、リアルさを突き詰めたいと考えていますし、俳優の演技も、より戯曲の話し言葉の持つ「空気感」を体現できるよう、創造性を高めていきたいと考えております。
また別役実さんをはじめとした「ズレた会話による笑い」も追求していきたいと考えています。
そのような笑いはお笑い芸人の笑いでは表現のできない、演劇特有の笑いだと感じております。
笑いによって人間や社会を表出する諸先輩劇作家の意志を、より研ぎ澄ませた形で受け継いでいきたいと考えています。

公演に携わっているメンバー(8)

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「半魚人たちの戯れ」に携わっているメンバーです。
宮野風紗音
役者・俳優 制作 当日運営

「半魚人たちの戯れ」制作です。
サトモリサトル
役者・俳優

「半魚人たちの戯れ」に携わっているメンバーです。
ヤナセ
役者・俳優 制作

「半魚人たちの戯れ」に携わっているメンバーです。
小林和葉
役者・俳優

「半魚人たちの戯れ」に携わっているメンバーです。
増山紗弓
役者・俳優

「半魚人たちの戯れ」に携わっているメンバーです。
山岡よしき
役者・俳優 ダンサー 演出

「半魚人たちの戯れ」に携わっている山岡よしきです。
吉田有希
脚本 演出 宣伝美術 Webサイト

「半魚人たちの戯れ」に携わっているメンバーです。

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