世界が消えないように 公演情報
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公演地:東京都

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公演地:東京都

世界が消えないように

TAAC(東京都)

公演に携わっているメンバー:5人

【団体紹介】
TAACは、タカイアキフミと、公演ごとに集まった同志の表現者たちが、前のめりに、妥協なく創造・共創する集団。
TAACでは、タカイアキフミによる新作公演と古典戯曲などの既存戯曲を上演している。前者においては、テレビなどのメディアで取り上げられた出来事の「その後」を題材にし、社会から忘れられ孤立してしまっている人間や集団を描くことで、社会問題や出来事が一過性のもので終わることがないよう演劇を通して日本社会に発信をしていきたい。また、後者においては、過去の偉人たちの戯曲を現在の日本で上演し、時代や国を超えた共通のテーマを発信することで、演劇の面白さや幅広さを発信していきたい。
いずれの公演においても、日本社会が抱える問題を背景にして、人々の「営み」を描き、現実にありながらも普段は感じることのない微かな希望や愛を掘り起こしたいと考えている。
関西演劇祭2022にて、ベスト演出賞、ベストアクター賞、審査員特別賞の3冠を受賞。
【応募公演への意気込み】
「世界が消えないように」は、2020年2月(コロナ禍直前)大学卒業を前に海外に卒業旅行へ行く男子学生たちの旅行劇である。彼らには、友人の1人を急性アルコール中毒で亡くした過去がある。友人を殺してしまった罪悪感によって絆を深めてきたがそれは本当の友情なのか、そして彼らの絆は卒業とコロナ禍を機に消えてしまうのか。
亡くなった友人との出来事、旅行中の出来事、卒業後のコロナ禍という3つの時期を行き来しながら、人生の転換期にいる大学生たちの危うく儚い姿や関係性を描きたい。また、大学生の急性アルコール中毒による死亡事故は度々ニュースで見るが、「その後」を我々は知らない。「その後」を演劇で描くことで、少しでも優しい眼差しを他者に向けられる社会にしたい。
2021年初演時はコロナ禍初期の日本を反映したものだったが、 それから2年経った新演出版おいては、コロナ感染症を初演時よりも客観的に捉えられるようになっているので、「いま」しかできない企画ではなく今後も継続的に上演出来る普遍性のある企画を目指して、台本と演出をアップデートしたい。
【将来のビジョン】
消費されるエンターテインメントではなく、誰かの心の片隅に大切に残り続けるような質の高い公演を継続的に上演したい。そのために、タカイアキフミによる新作、再演、既存戯曲の演出を繰り返し、自身の戯曲のアップデートと演出力の向上を図っている。質の高い公演を実現するため、以下の3点を「ぶらさない軸」として掲げている。
①役者の「居る」ということを追求した演技。
②物語を語る力が人以外の「モノ」にも与えられた柔らかく強い美術をベースとした、総合芸術としての芝居の上演。
③演出、役者、スタッフが対等にディスカッションをした上での創作。
また、TAACの支援者・ファンを増やしていきながら、本多劇場や東京芸術劇場シアターイースト・ウエストのような中規模劇場への進出を5年以内に果たし、コロナ禍で減ってしまった演劇(観劇)人口の増加に寄与したい。そして、TAACの公演に関わる出演者・スタッフらに十分なギャランティを支払いながら、経済活動として成立する団体を目指したい。

公演に携わっているメンバー(5)

吉乃ルナ
制作

「世界が消えないように」に携わっているメンバーです。
堀川高志
映像

「世界が消えないように」に携わっているメンバーです。
タカイアキフミ
脚本 演出

「世界が消えないように」に携わっているメンバーです。
taac
その他(主催団体)

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ライトアイ
制作

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