白夜 公演情報
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公演地:東京都

観たい!

公演地:東京都

白夜

劇団演奏舞台(東京都)

公演に携わっているメンバー:6人

【団体紹介】
劇団演奏舞台は、1973年6月に、劇作家・三好十郎主宰「戯曲座」系列の「劇団炎座」に所属していた久保田猛を中心に結成されました。今年で創立50年を迎えます。
旗揚げ公演より舞台に生演奏のバンドを導入し、劇中の音楽・効果音を生の楽器で奏でるなど、当時としては珍しいスタイルの演劇を展開しました。演奏舞台特有の臨場感溢れるサウンドと芝居とのコラボレーションは今もご好評を頂いています。
結成以来、オリジナル創作劇、現代劇、および日本の古典劇(近松劇・能狂言)の現代劇化作品の上演を中心に活動して参りました。
2007年、浅井星太郎が劇団代表を引き継いでからは、「演者」と「音楽」そして、「照明」「空間」「観客」を含めた舞台全体のさらなる融合に力を注ぎ、新たなジャンルにも挑戦し続けています。
上演作品の種類は多岐にわたりますが、ただ「良かった」では終わらず、劇場を出たあと少しだけ世界を見る目が変わるような作品づくりを目指しています。
【応募公演への意気込み】
本作『白夜』は、戦後高度経済成長期の日本における若者の姿を描いた、寺山修司氏26歳の頃の初期作品です。

戦争が終わり、一見平和が訪れたかのように見える日本で、当時の若者は何を思い生きていたのか。
そして、あれから数十年の時がたった今も尚、彼らと同じように感じ、考え、生きる人々がいるのではないか。

寺山修司氏没後40年を迎える今年。
当時をリアルに生きた劇団創立メンバーである Nyan原律多 を客演に、
劇団代表・浅井星太郎の音楽の師であり、かつて演奏舞台のバックバンドを担当していた佐々木多幸詩を照明オペレーターに迎え、
万全の体制で、劇団創立50周年記念公演Ⅱ&寺山修司没後40年記念事業の一貫としてこの度上演いたします。

今もなお演劇界から絶大な支持を得る、寺山修司独特の世界感。
彼の紡ぎ出した物語から自立する役者、そして観客の皆様と一緒に作り出す臨場感。
また、演奏舞台独特の、役者の息遣いに同調したオリジナル即興演奏&ライティングも見どころです。
その時その瞬間でしか味わうことのできない舞台を、ぜひお楽しみください。
【将来のビジョン】
「演者・音・光・空間・観客が一体となる舞台を」

魅力的な媒体が数多く存在し、誰でもコンテンツを生み出すことのできるこの時代。
いつでもどこでも楽しみたい時に楽しみたいだけ。湯水のように新しいものが生まれ、流行し、そして飽きられると消えていく。
いい悪いは別として、芝居も、音楽も、エンターテイメントは『消費』の世界になっているような気がしています。

ではそんな中、わざわざ所定の時間に、所定の場所に出向いて、入場料を支払って鑑賞する「演劇」の良さとは何でしょうか。
我々は、冒頭掲げた標語のその瞬間、舞台全体が一体となるその瞬間が、「演劇」の魅力だと考えています。

舞台離れが叫ばれるようになってから、もう随分とときが経ちました。
我々においても、コロナ禍により活動休止を余儀なくされ、動員数も以前と比べると大幅に少ない状況が続いています。劇団員の数も随分と減りました。
しかし、たとえ一人でも劇場に足を運んでくださるお客様がいるのなら、あらゆることを妥協せず、今後も真摯に作品作りに励んでいきたい。
そして願わくは、より多くのお客様と舞台を共有し、現代に生きる人たちが忘れかけていることを、ふと考えるきっかけになるような場所でありたい。
そんな思いで、これからも一所懸命に活動を続けてまいります。

公演に携わっているメンバー(6)

鈴木 浩二
役者・俳優 照明 舞台監督 Webサイト

役者/舞台監督として携わります。
浅井 星太郎
役者・俳優 歌手 声優 ナレーター 演奏(Key.Gt.Bs.Dr.Per.Tp.Sax) 演出 美術 照明 音響 映像 作曲 殺陣 舞台監督 制作 当日運営 宣伝美術 Webサイト その他(撮影・編集)

演出/音楽/美術/演奏として携わります。
Nyan原律多
役者・俳優 ナレーター

役者として携わります。
森田 隆義
役者・俳優

役者/小道具として携わります。
佐々木 多幸詩
歌手 演奏 照明 音響 作曲

照明オペレーターとして携わります。
池田 純美
役者・俳優 演奏 演出 制作

役者/演奏/演出補/衣裳 として携わります。

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