紙は人に染まらない 公演情報
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公演地:東京都

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公演地:東京都

紙は人に染まらない

藤一色(東京都)

公演に携わっているメンバー:5人

【団体紹介】
藤一色(ふじいっしょく)、脚本の遠藤遥風と演出の加藤広祐の2人を中心に、2015年結成。現在の活動劇団員は5名となっている。(休団者を除く)2023年の4月公演を持って、本公演12本、企画公演10本(一人芝居含む)となり、平均すると年間2〜3本の上演を行なっている。
劇団員による外部への活動も積極的であり、本多劇場や渋谷伝承ホールから、こまばアゴラ劇場やシアター711等、中規模〜小劇場等幅広い公演に出演。近年では、CMへの出演や、演出助手、ドラマターグとして活動するなど、劇団員それぞれがさらに活動の幅を広げている。
人間の可能性への期待と、「二律背反」と「悲しみ」を軸に強い美学を持って書かれた脚本と、公演に関わる全ての人の価値観を大切にしながらも、演劇作品として一つのまとまりを生み出す演出に定評がある。
【応募公演への意気込み】
今回の作品の始まりは「戦争」という事実でした。
昨年2月に、ロシアによるウクライナ侵攻が始まり、劇団員全員で話し合いを行いました。藤一色にできることは何かないのか。その話し合いの結果は「ない」でした。結局一つの起こってしまった事象に対して、団体の全員が同じ方向を向くことはできませんでしたし、だからこそ特別なアクションを起こすことも、選択肢にはあがりませんでした。
でも、話し合いをして、わかったこともありました。
藤一色は演劇を上演することにより存在する集団だと。そして、演劇は、劇場に集まった人々の未来に対しては、アクションを起こすことができると。
戦争だけじゃない。ハラスメント、インボイス、増税、家族関係や毎日の体調も。問題が多くて、全てを誰かに任せたくなる。そんな今、改めて人間の過去を振り返る。
演劇の可能性を信じて、僕らの未来を僕らで作るために、今、この劇の開演を目指します。
【将来のビジョン】
私たちが目指すのは
・演劇界全体の創作物の質の向上。
・演劇創作に関わる人々の、安全で対等な作品づくりへの参加。
の実現です。
藤一色の特徴である、脚本家演出家が別であるということを活かして、各部署の作業の細分化を行い、それにより、全創作過程の具体化、言語化を目指します。
すなわち、創作者の個性の部分(創作におけるきっかけやゴール)を明確にし、その多様性も認めつつも、その過程の一つ一つを丁寧に言葉にしていくこと、それによって演劇界全体にも帰依できるような、作品の質を上げるための手法を構築していきます。
また、創作過程の安全性に関わる部分についても考えて参ります。
作業内容に、具体的なルールやシステムの存在しないことが、演劇に限らず、その過程で他者に危害を加えてしまう一つの要因であると私たちは考えます。
演劇は絶対的な事実ではなく、見る人によって変わる真実、ファンタジーです。
そんなファンタジーを、僕らの生活から遠ざけないために、そして、演劇に夢を見て、演劇で生きていくために。脚本、演出の分担をはじめとした創作過程の細分化、言語化を行いつつ、誰もが安心できる創作を行って参ります。

公演に携わっているメンバー(5)

加藤
役者・俳優

「紙は人に染まらない」に携わっているメンバーです。
藤束 遊一
役者・俳優

「紙は人に染まらない」に携わっているメンバーです。
藤松 優
役者・俳優

「紙は人に染まらない」に携わっているメンバーです。藤松です。
藤屋 安実
役者・俳優 映像 その他(衣装)

「紙は人に染まらない」に携わっているメンバーです。
遠藤遥風
役者・俳優 脚本

「紙は人に染まらない」に携わっているメンバーです。

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