『つかれたきみ（推劇）/ ついてるわたし（演劇）』

推劇（愛知県）

公演に携わっているメンバー：6人

【団体紹介】

「演劇をもっと身近な存在にするために。あなたと演劇の境界線をなくす物語。」
をコンセプトに作られた団体。ならびにコンテンツとして2022年に推劇（すいげき）を立ち上げる。
2022年11月にリアル脱出ゲーム名古屋店にて、名古屋の会社をコンセプトにした劇団「劇団わに社」とのコラボ公演として第１回公演、推劇×劇団わに社「劇団わに社のアマい罠」を開催する。

推劇とは、役者が与えられた設定だけをもとに、あなた（お客さま）と一緒にとある事件の解明を目指し行っていく即興劇。あなたはその物語の見方を選ぶことができる。

　ー事件の真相をすべて知った状態で見るのか。
　ー誰か一人の情報だけを知った状態で見るのか。
　ー何も知らない状態で見るのか。

そんな即興劇と、そこから派生する台本のある芝居。「あなた」が観測する物語をお届けします。観客参加型の先にある新しい形の演劇を作る。なんてことをいっている、まだ1回しか公演を行ったことのない無名の団体です。

【応募公演への意気込み】

とにかくまずは存在を知ってもらいたい！
そんな気持ちではじめたインテント企画。

「演劇をもっともっと身近な1つのコンテンツにしたい。」そんな目標や、その目標のためのやりたいことがあっても、知ってもらわないことには何も始まらない。
まずは知ってもらうための足掛かりを作るために。

総勢18人のキャストを迎えて行う推劇、「つかれたきみ」と、そんな「つかれたきみ」に影響を受けながら行われる演劇「ついてるわたし」。
あなたの目の前で、生きている人間が演技をするということの楽しさを。
インテント企画として一般チケット代金1000円と手軽に楽しめる金額の中、本気で行われる新しいタイプの演劇の形をあなたに。

【将来のビジョン】

「今日の予定どうする？」に、「演劇でも見る？」なんてこたえが加わるような世界に。

映画を見たり、ショッピングをしたり、ゲームセンターに行ったり、カフェに行ったり。みんなが手軽に楽しめる娯楽の選択肢のうちの1つとして演劇を加えたい。誘われていく演劇じゃなくて、自分から飛び込んでいく演劇を。

文化芸術としての演劇を身近なものにするために、もっと娯楽として、消費しやすいコンテンツとしての演劇もあっていいはず。そのための第一歩として、まずは名古屋の演劇を知ってもらいたい。今回のインテント企画を皮切りに、推劇がそういった形のコンテンツの先駆けとなるように。もっとたくさんの団体とコラボしながら「演劇」を1歩踏み出さなくても楽しめる場所にしたい。
「推劇」というコンテンツを通して「演劇」との出会いを。