八人の悪逆

テッピン（東京都）

公演に携わっているメンバー：6人

【団体紹介】

面白そうなピンネタが出来たので、1998年にテッピンを立ち上げ
シアター・モリエールなどで一人（ピン）芝居の公演を行なう。
メンバーは吉田テツタ一人のみ。
その後、ピンネタのアイデアが尽き、複数人の芝居をシアターCOREDOで行なう。
その後、複数人の芝居のネタも尽き、気づいたら長い停電期間を経る。
時代にそぐわないと思い、ずっと試行錯誤していた面白そうなネタが、コロナをきっかけに「いけんじゃないか？」と、一昨年の3月、10数年ぶりに
「シバイハ戦ウ」という、コロナ禍における小劇場演劇人のしたたかなる足掻きから繰り出すワンシチュエーションの奇天烈なる芝居を、スタジオあくとれにて打ち、その頃コロナがまだ得体の知れないものだっただけに（今も得体は知れないのですが）動員はかなり少なかったのですが観に来て頂いたお客様には好評を博す。
面白そうなことが思いつかない限り公演を打たないのがモットーなので
面白そうな台本が出来上がるまでは何も動かず、出来上がってから役者を探し、劇場を探し、スタッフを探し、公演を立ち上げて行くという順番でやっております。
ですので今回の芝居「八人の悪逆」は面白そうにキマッテます！良かったら是非！でございます！！

【応募公演への意気込み】

悪い演劇をやりたい。
役者が普段と舞台とでガラッと変わるギャップの醍醐味。そのギャップがより一層大きくなるのは悪役じゃないか？と思い、どのキャラも共感できないような悪役だけの演劇を演ります。
真面目なテーマなどはなく、バトー、ボーリョク、バリゾーゴン、今の時代を逆行するような、コメンテーターの方などに怒られそうな悪い演劇をやります。
物語が先に立つのではなく、役者が先に立つような芝居にしたいです。
ですので話はこじんまりしてると思います。
重いコメディになってくれればと願っております。
役者が先に立つだけに、舞台上では常にギリギリの状態で立つ役者陣に更なるギリギリを期待します。
想定以上の役者陣でございます。言わずとも自らギリギリに追い込んで行かれる役者陣ですので、相当なる悪役たちのワッルイ演技合戦が観られると！期待して頂ければと！！！
前回の芝居は空想(ファンタジー)でしたが、今回は暴力(バイオレンス)です。怒られるでしょうか••？でも怒られるくらいのジケンを起こしたくっ。
是非！目撃しにいらして頂けたら有り難いです！
物語は空気、吸って吐いて躍動するのは八人の悪役。とことんワルイが世界はもっと悪い。そんな感じの優しくない芝居　八人主演！　八人ギリギリ！
「八人の悪逆」でございます！！！！！！！！

【将来のビジョン】

新たに面白そうなことが思いつけば、やはり変わらず小劇場で演りたいです。
役者の微かな息遣いさえも、ナマで観ると、その緊張感がつぶさに感じ取れる小劇場。
飛び散る汗、台詞を吐くしぶき、それらが眩しいライトに反射して舞う美しさ、そんな小劇場ならではのダイナミズムを、面白そうな台本と、面白い役者陣、ダメな主宰と凄腕のスタッフ陣で今後もお見せしたいです！が、
今は今演る芝居「八人の悪逆」が全てです。「八人の悪逆」に全てを注ぎます。
面白そうなことは間違いないので是非観に来てほしいです！！