アンビルト 公演情報
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公演地:東京都

観たい!

公演地:東京都

アンビルト

明日は、寝たくない(東京都)

公演に携わっているメンバー:7人

【団体紹介】
2020年より、日本大学芸術学部演劇学科出身の作・演出を務める坂本沙季と俳優の石川朝によって結成された演劇団体。
2020年は感染症の拡大の影響により、会えない期間が続いたため、noteでの互いの記録、交流を行った。そして、無事に2021年、阿佐ヶ谷にあるひつじ座にて、「花は窓」で旗揚げ。
2023年3月に行われる『アンビルト』は主宰二人の他での上演経験などを経て、満を辞しての第二回公演となる。
テキストは小説を基調とするようなモノローグと日常会話が交差する淡々とした書き方が特徴。
言葉との再開に挑戦するため、リフレインを多用し、同じ言葉や同じシーンに、違う形で出会うとき、私(創作者、役者、観客)にはどんな変化が生まれているのかを試みている。
それらを用いて、たった1つの個人をはじまりとした他への拡がりを物語と言葉で描く。
【応募公演への意気込み】
今回は「アンビルト」をテーマとし、1人の亡くなった女性を中心にその友人と街との関係を描いた作品です。
「アンビルト」とは、ある時点を基準に、いまだ建てられていない/建てられることのなかった、実現以前の建築を指す言葉です。
この言葉で、
自分の住んできた街のこと、見ることのできなかった建物のこと、もう入れない大切な建物のことを思い出しました。さらに、自分が住むかもしれない街と家を想像しました。
あの壊された家が今もあったらどうなっていたのかを想像しました。
「アンビルト」の持つ、不安定さや不確定さに自分を重ねていました。
それから、その街にいる/いた/いるかもしれない/いたかもしれない複数の自分の可能
性について考えました。
私は、私の生活を街に求めます。
生活は、街を基盤に私たちを形成しています。そう思えるくらい、街や建築と生活は密接
に関係しあっています。ですが、自分の在処になってくれる場所が私にはあんまりイメージできません。
ぼんやり重なった「アンビルト」という言葉の持つ意味と、私についてもう少し考えてみ
たいと思いました。
いまだ建てられていない建築(いまだ私のわからない未来)と
建てられることのなかった建築(私のなかった未来)について。
これが今回の作品です。
(坂本沙季)
【将来のビジョン】
1、小説のようなモノローグやト書きのテキストでの上演の挑戦を続ける。不必要かと思われるような心象表現などを省かず、そこに描かれる絵を言葉にする。観客が読んだときに気づく、読んだときに上演とのギャップを感じるなど、読み物としても魅力のある戯曲を目指す。
2、規模の拡大。テキストに合わせた上演規模を探りながらも、観客の動員数を増やすため、知名度をあげられるような取り組みに参加する。3年以内に全動員数を300以上を目指す。
3、演劇が私たちの生活になくてはならないものからあったらもっとよくなることを目指して創作を続ける。誰かが傷つくような創作の場を生み出さないために、ハラスメントへの認識を必ず確認し、全員が安心して参加できる創作現場を作り続ける。

公演に携わっているメンバー(7)

おぐらかりん
音響 宣伝美術

「アンビルト」に携わっているメンバーです。
小見朋生
役者・俳優

「アンビルト」に携わっているメンバーです。
板崎泰帆
役者・俳優

「アンビルト」に携わっているメンバーです。
福原 恵音
演出 演出助手 制作 当日運営

「アンビルト」に携わっているメンバーです。
たかひろ
役者・俳優

「アンビルト」に携わっているメンバーです。
石川朝
役者・俳優

「アンビルト」に携わっているメンバーです。
坂本沙季
脚本 演出 演出助手

「アンビルト」に携わっているメンバーです。

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