エルネスト・オシュデはパリに逃げた 公演情報
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公演地:神奈川県

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公演地:神奈川県

エルネスト・オシュデはパリに逃げた

劇団世人(神奈川県)

公演に携わっているメンバー:6人

【団体紹介】
劇団世人(せじん)は、アメリカ・ニューヨークにある演劇学校HB Studio出身の須賀真之が、2019年に東京で旗揚げした団体です。2020年と2021年の休止期間を経て、2022年より活動を再開いたしました。
脚本執筆においては、日々を生き抜いていく上で感じる切なさや孤独感、人生における諦めや憧れといったものを、古典戯曲や小説に登場する主人公「ではない」人物を通して描くことで、観客に共感や滑稽みを感じてもらうことを目指しています。演出においては、主宰の須賀がアメリカで学んだ、即興性を重視したリアリズムのメソッドを用いて、生々しい会話劇を製作しています。
2019年の旗揚げ公演『隣に、ただ隣に』では、吉野弘やエーリッヒ・ケストナーの詩をセリフの一部に引用しながら「眠れない都会人のための夜の処方」というテーマで作劇を行いました。東京・五反田を舞台に不眠症の男女の関係を描いた本作は、痛みと癒しを伴って観客に受け入れられました。
【応募公演への意気込み】
今回の作品『エルネスト・オシュデはパリに逃げた』では、稀代の天才画家クロード・モネと、そのパトロンだったエルネスト・オシュデの関係を描きます。
歴史に名を残す芸術家たちを、少し興味を持って調べて見ると、信じられないような醜聞や、彼らによってどん底に突き落とされた人々がすぐに見つかります。 私たち凡人はそれをみて諦めたように呟きます。「天才のすることはわからない。素晴らしいイマジネーションには犠牲はつきものだよ。」
それでは現代に生きる「天才」はどうでしょう。 偉人につきものの破天荒エピソードではなく、同じ時代に生きる「天才」によって、実際にあなたが人生をめちゃくちゃにされ、嫉妬に狂わされ、心に治らない傷を負わされたとしたら、あなたは素晴らしい芸術の糧になったことを受け入れられるでしょうか?
今回はこのような天才性に巻き込まれた人々の苦しみや葛藤を物語ります。ぜひご期待ください。
【将来のビジョン】
私たちは、自分を表現するための手段として演劇を選ぶ人が、今より少しだけ多い世界を目指しています。「演劇の魅力」というとやや陳腐かもしれませんが、それを信じて伝播させる役割を担っていきたいと思います。
かつて小劇場ブームと呼ばれた時代には、小劇場に行けば時代の熱狂を見ることができました。そこには時代を代表するアーティストが集い、テレビをつけても映画館に行っても味わえない物語が繰り広げられていました。目の前で生身の人間が本当に泣いたり笑ったりしている瞬間の美学をどう届けるか、各人が研究し、発表を繰り返していました。
私たちはその時代から学びつつ、改めて演劇の魅力とは何か?というのを愚直に問うていきます。その問いの過程では、国内だけでなく国外のアーティストも巻き込みながら、演劇の格好良さや楽しさを、公演やワークショップ、社会人のための演劇講座の実施、演劇フェスの開催などを通じて伝えて参ります。

公演に携わっているメンバー(6)

服部滉次朗
美術

「エルネスト・オシュデはパリに逃げた」に携わっているメンバーです。
みき
美術 宣伝美術

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なぴ
役者・俳優

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じょん
制作

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すが
役者・俳優 脚本 演出 音響 制作

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カチョス
舞台監督 制作

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