ムーランルージュ 公演情報
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公演地:東京都

観たい!

公演地:東京都

ムーランルージュ

ことのはbox(東京都)

公演に携わっているメンバー:6人

【団体紹介】
2014年、原田直樹と酒井菜月の演出家2人により設立。
「良質な戯曲を取り上げ、上質な舞台創作を目指す」をコンセプトに1970年代以降に書かれた日本国内の戯曲を上演する演劇団体として活動。

日本国内の既成戯曲を上演する団体は少なく、上演されなければ埋もれてしまう名作をキュレーションするという点に文化的な価値を見いだし、それを活動主旨に据え創作活動をしています。
設立当初から主宰2人によるプロデュースユニットとして活動してきましたが、2018年に劇団化、現在では演出家3人、役者2人という小劇場の劇団としては稀なセクション構成で活動。
これまでに、永井愛(二兎社)、鈴江俊郎、鴻上尚史、横内謙介(扉座)、畑澤聖悟(渡辺源四郎商店)、北村想、古城十忍(ワンツーワークス)、宅間孝行、成井豊(演劇集団キャラメルボックス)、清水邦夫と様々な劇作家の戯曲を取り扱ってきましたが、今回は斎藤憐 作「ムーランルージュ」を上演いたします。
【応募公演への意気込み】
《今、この戯曲を上演する意義》
舞台は、1931年以来、⾚い⾵⾞で名を馳せた⼤衆劇場「ムーランルージュ新宿座」
戦後のままならない時代にも人々の希望を背負い、エンターテイメントの提供をし続けました。
コロナの影響でエンターテイメントが立ち行かなくなった昨今、非常事態だと、コロナ禍は戦時下と同じだという意見まで飛び交い、娯楽であるエンターテイメントは瀕死の状態に追いやられました。しかし、本当の戦争の真っ只中にあってでも、エンターテイメントはやはり人々の希望でありました。
"今という時間"を生きる私達にとってもやはり、エンターテイメントは希望であり、生命維持に娯楽が必要なくとも、"生きるため“にはエンターテイメントが必要だと思うのです。
生きることへの渇望、叫びが詰まったこの作品を"今"上演すべきだと考えております。
【将来のビジョン】
今後も変わらず「良質な戯曲を取り上げ、上質な舞台創作を目指す」のコンセプトを根底に据え作品を発表していくと共に、当団体だからこそできる企画を積極的に行なっていきたいと考えております。2020年に上演した清水邦夫 作「楽屋 ー流れ去るものはやがてなつかしきー」では4人の演出家で、4バージョンの楽屋を創作し、同公演期間に4作の違った楽屋を提示しました。1つの戯曲に対し異なった視点を持つことによってその戯曲がもつ普遍性を色濃く浮き上がらせることに成功し、観客より好評を博しました。

日本の小劇場界では、作家と演出家が同義に考えられがちであり、また団体のオリジナル性はイコールその作家のオリジナリティーに委ねられます。当団体では、戯曲に対する演出家のアンサーを載せることを意識して作品作りに邁進しております。
近い将来、国内の既成戯曲を見るのであれば、ここというような安定感を持った団体として認知されることを目指します。

公演に携わっているメンバー(6)

酒井菜月
演出

「ムーランルージュ」に携わっているメンバーです。 演出を務めます。
佐藤ケンタ
役者・俳優

「ムーランルージュ」に携わっているメンバーです。
篠田美沙子
役者・俳優

「ムーランルージュ」に携わっているメンバーです。
原田直樹
制作

「ムーランルージュ」に携わっているメンバーです。
LOGOTyPE
制作

「ムーランルージュ」に携わっているメンバーです。
ことのはbox
制作

「ムーランルージュ」に携わっているメンバーです。

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