クリキンディの教室 公演情報
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公演地:東京都

観たい!

公演地:東京都

クリキンディの教室

電動夏子安置システム(東京都)

公演に携わっているメンバー:8人

【団体紹介】
2000年結成。明治大学演劇研究部にて主宰・竹田哲士を中心に、同部引退有志により発足。演劇という表現手段の中から娯楽性を重視し、限りなく万人が共感できる『笑い』を探し出して提供できる喜劇の創造を目指しています。
「喜劇=笑える悲劇」と考えており、「シチュエーション」に着目して、理不尽な制約やルールに縛られた非現実的な状況下で翻弄される登場人物たちの、必死の抵抗と報われない滑稽さを描く事で笑いを産み出す手法、時に物語性や情感を排除してまで、一つの笑いを生み出すために論理を積み重ねて追い求める手法は「ロジカル・コメディ」と称される劇団独特の作風となりました。ただ創り手から一方的に発信するのではなく、観客が自ら考え、笑い、そしてまた考える能動的エンターテイメントを提供いたします。
【応募公演への意気込み】
「クリキンディ」とはアンデス地方で語り継がれている逸話に出てくるハチドリの名前です。ある時、森が燃え生き物たちが我先にと逃げていく中、クリキンディという名のハチドリだけは、何度も何度もくちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます。動物たちはそれに何の意味があると笑いますが、クリキンディは答えました。「私は、私にできることをしているだけ」
環境問題の議論の際によく引き合いに出される言葉です。最近よく聞くものの、その正体はどうもふわっとしている【SDGs】。くだらない題材を大人たちが真剣に議論する模擬裁判をとおして【SDGs】とは何なのか、それに対する過度な期待や絶対視がもたらす混乱。一方で環境問題を声高に叫びながらも、どこか他人事にしてしまっている風潮に対する揶揄を込めます。観客の皆さんには大いに笑いながら、そして、ふと身近な生活に置き換えて考えていただきたいと思います。
【将来のビジョン】
小劇場演劇におけるコメディにはどこか軽薄なイメージが付き纏い、社会的な価値も低く置かれていると、ごく主観的に感じます。常日頃より、喜劇の価値の向上を常に念頭に活動を続けております。喜劇とは本来、表層の人間模様を笑いながらも、そこに鋭い政治権力批判や社会矛盾の風刺を隠しているものと考えます。観客は日常、あまり深く意識しないそういった社会的事象を、一見、和やかな物語を笑っているうちにふと意識することで、自分と社会との関わりを再認識し、劇場を後にするのではないでしょうか。
電動夏子安置システムは結成22年目。
配信公演なども増えつつある昨今ですが、生の舞台とお客様にしがみついて、軽薄なコメディに何かしら社会的な意義があると訴えかけ続けるために、とにかく長生きしたいものです。劇団にも持続可能性を。

公演に携わっているメンバー(8)

アコヤ
役者・俳優

「クリキンディの教室」に出演します。セリフ覚えられるか心配です。
片桐俊次
役者・俳優

「クリキンディの教室」に携わっているメンバーです。
くまさん
役者・俳優

4回目の参加です。
なしお成
役者・俳優

「クリキンディの教室」に携わっているメンバーです。
ちょく
役者・俳優 声優 ナレーター

「クリキンディの教室」に携わっているメンバーです。
良樹
役者・俳優 演出助手

「クリキンディの教室」に携わっているメンバーです。 さぁ!笑おう!
小林知未
役者・俳優

「クリキンディの教室」客演させていただきます!!!
tech
脚本 演出

膨大な量の台詞を書きました。

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