遠く、遠くへ。できるだけ速く行け。

東洋大学　劇団「曙」（東京都）

公演に携わっているメンバー：6人

団体紹介

東洋大学白山キャンパスを拠点として活動している第２部の演劇サークル。
2019年で69周年となり、70年近く続く歴史ある劇団。
著名な在籍していた方に現在声優として活躍中の茶風林がいる。
年に2回定期公演を行っており、今回の「遠く、遠くへ。できるだけ速く行け。」は157回
目の公演となる。

あくまでも大学生のサークルなので、主として活動するメンバーが年々入れ代わる。
年々代わりゆくメンバーによって劇団の色も変わっていく。
勉学はもちろん、ゼミ、資格取得、アルバイト、恋に、就職活動と、１日１日が貴重であるはずの大学生の４年間。
その貴重な時間を芝居なんぞに費やしている大バカ野郎達がひたすら全力で創る舞台が面白くないわけがないだろう。

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大学生という大人でも子供でもない曖昧なモラトリアムの中で生きる若者たち。
そんな僕達にしか創れない舞台がきっとある。

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なんちゃって。

応募公演への意気込み

無名な老舗劇団である、東洋大学の演劇サークル「劇団『曙』」で、圧倒的に自由な発想で、自由に演劇シーンを飛び回ってみたいという想いで、活動をしてきました、現在大学3年生、次は4年生で、作演出の寺岡です。
今回、4月初めという、新入生を歓迎する季節に、ただただ、やりたいことをやります。
若さという武器一本で、1時間と少しの間に、全力で走って、若年層には「アツイ！こんなの俺たちも作りたい！とにかくアツイ！」と感じて欲しい。
大人の方達には、「青いね。でも、いい。」と言って、にやけて欲しい。
今できる、ただの僕らの全力を見せたいと思います。
ただ、昨今の演劇シーンにおいて、会話成立すらしてない舞台をよく観ます。
僕らはお金を取りはしないですが、「劇団」と名乗る以上、そこを蔑ろにする事にとても違和感を感じます。」
そこにいる他者を如何に動かし、自分はそこにどう在るべきかを見つめたいです。
当たり前を当たり前にして、自由に、全力で、若さで駆け抜けます。

将来のビジョン

何かと下に見られがちな大学生演劇。
所詮サークル活動なんぞ遊びだろとバカにされることも多々。
たしかに大学サークルの芝居はたかが知れてるし、面白い舞台を作れているサークルはほんの一部だと思う。
しかし、バカにされるサークルの中にも、真剣にバカをやっているとこもあるのだと知らしめていきたい。
一大学のサークルと埋もれていくのではなく、サークルでありながらも胸を張って「劇団」として名乗れる集団でありたい。
まだまだ無名な劇団ではあるけれど、活動の幅を少しずつ広げ、見てくれるお客さんも増やし、大学生サークルが創る舞台にも気軽に足をのばす観劇人をもっと増やしていきたい。
これは大それた言い草になるが、大学生演劇も面白いものだと、一つの芝居のジャンルとして確立していけたらと思う。