「遠くまで来たんだ/朝をつれてこい」 公演情報
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公演地:東京都

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公演地:東京都

「遠くまで来たんだ/朝をつれてこい」

劇団晴天(東京都)

公演に携わっているメンバー:7人

団体紹介
大石晟雄と鈴木彩乃の演劇ユニット。
少女買春・限界集落・認知症など、直面するには大きめの問題を下敷きにしつつ、その中で生きる人間やその関係を細やかに描く。笑って泣けるいい話を描きたい気持ちと、抑えきれない暗さがいい感じに混ざって、明日もがんばろうと思う演劇をつくる。
年齢・性別・観劇歴を問わず楽しめる演劇、お友達を連れていっても安心な演劇、を作っていることをきちんと売りにしたいと思い、観劇人口を少しでも増やすべく、最近の公演のチラシには事細かな「観劇までの手順」や「よくあるご質問」を掲載している。

-略歴-
2013年旗揚げ、調布市仙川を拠点に活動を開始。短いスパンで公演を打ち続けたが、2014年9月に解散し、個人プロデュースの集団となる。2017年に俳優・鈴木彩乃が加入し現在2名で活動中。2015年「朝をつれてこい」で佐藤佐吉賞優秀脚本賞を受賞。
応募公演への意気込み
審査対象作品は新作『遠くまで来たんだ』です。
旗揚げは劇場公演でしたが、近年、映画館やコンクリート貼りのスペース、キッチン付きのアトリエなどで借景芝居をすることが増えました。

しかし一昨年の冬から、次世代を担う若手劇団として次のステップに進むため、改めて「劇場」での本公演にこだわることに決め、昨年9月には吉祥寺シアターでの公演を行いました。認知症の母を持った家族と雀荘の常連たちによる暖かくも切ないドラマは、劇作家協会主催の「月いちリーディング」にも取り上げられ、劇団晴天の創作が広い空間に耐えうる強度で上演できることを確信しました。今回、満を持してのプチロングラン公演となります。

今回の劇団晴天は、旅に出ます。第十回の節目に「今どこにいて」「どこまで行けるのか」成長をしているからこそ出てくるはずの苦悩、誰でも生まれる過去への劣等感、そんな小さい小さい個人的な悩みをみんなに伝わる普遍的な話にして、現実はしんどいけど、まあ諦めて頑張ろう、なんて思えるような作品を作りたいです。SNSと歴史にまみれた現実を、携帯を手放して劇場を歩き回りながら遠くまで行きたいと思っています。

劇団としても最大規模の公演となります。ぜひ他ならぬこの文章を読んでくれたあなたに観に来ていただければと思います。
将来のビジョン
第十回公演の次は、劇団員を増やし、プロデューサーを迎え、二人主宰!くらいの制作体制にしていきたいと思っています。その上で「創客」を考えながら公演を企画していきたいです。例えば以前行った「劇場周りの飲食店紹介メルマガ」みたいな、演劇を観ることにプラスした、その土地に向かうこと自体への楽しみ方を作れたらと思っています。

また、今は、いい芝居をたくさん作るために、私が良いと思った俳優に正当な報酬を払える集団にして、演劇を作ることが演劇を作ることだけで大変になれたらいいと思っています。
ずっとガラパゴス諸島みたいな劇団になりたいと思っています。もちろん評価されたいし賞もたくさん欲しいのですが、自分たちで自分たちの満足する作品を作り、不幸な演劇関係者を産まず、演劇業界以外のお客さんにもたくさん楽しんでいただき、それを続けることで、いつの間にか演劇業界でもストレートプレイで有名な次世代の劇団、になります。

公演に携わっているメンバー(7)

詩萌 しほう
役者・俳優 美術 宣伝美術

「「遠くまで来たんだ/朝をつれてこい」」に携わっているメンバーです。
加藤巧巳
役者・俳優

「「遠くまで来たんだ/朝をつれてこい」」に携わっているメンバーです。
三浦葵
役者・俳優

「「遠くまで来たんだ/朝をつれてこい」」に携わっているメンバーです。
鈴木彩乃
役者・俳優 ダンサー

劇団員ですが、今回は裏からサポートします。
きずき
役者・俳優

「「遠くまで来たんだ/朝をつれてこい」」に携わっているメンバーです。
つくにうらら
脚本 演出 制作 当日運営

制作を担当致します
大石晟雄
脚本 演出 演出助手

脚本・演出です。第十回公演、がんばります。

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