スタンドアローン

ジョーカーハウス（東京都）

公演に携わっているメンバー：10人

団体紹介

「ジョーカーハウス」 は演劇界で脚光を浴びたファントマの伊藤えん魔が、若年層中心に招集した新しい演劇ユニット。オーディションで発掘した精鋭で創るエンターテイメント集団である。

2014年から活動開始。
すべての公演の脚本・演出を伊藤えん魔が担当。こだわりのニヒリズム、やりすぎのギャグ、派手なステージングを根底にしつつ「骨太のストレートプレイ」を追求。

オリジナルのアクションファンタジーを得意とし、「化石」「鬼」「人体内部」など、実は過酷な戦いと運命を背負った無機なる存在達を擬人化し、深い人間ドラマとして魅せる。

主要メンバーは外部活動も活発で多くのファンを獲得中。常に新しいメンバーを加えながら次世代育成を行なう。

ブレない勧善懲悪の相関図、
明確なヒーロー像を芯に、あらゆるキャラクター達の悲哀と生き様をじっくり魅せる。正統派ハイクオリティ小劇団である。

応募公演への意気込み

今回の作品、「スタンドアローン」はあらゆる世界から隔絶された「収容所」で綴られる世界観。生来の戦士、呑気な傭兵、臆病な化学者、特殊能力を持つ少女他、特性の異なる11人の囚人が、日蝕・月蝕の度に襲ってくる正体不明の敵と戦っている。彼らは戦う理由を知らない。だが、やがて共通の目的の為に戦っている事が判明してくる。それはただ「一人の人間を守る事」。
彼らは、虐げられた一人の少年が脳内に生み出した「分裂した人格戦士」だった…

大いなる謎解き緊張の続く戦場。戦士達の苦悩と運命を通じて、美しくも切なすぎる絆を描く「ダークバトルファンタジー」を創造中。

当団体は、今まで100席規模の小劇場で活動してまいりましたが、動員が増え今回初めて一回り大きな萬劇場に進出する事となりました。
未熟な若者だからこそできる「どんな存在だろうと諦めず生きる姿」を全ての観客にお届けします！

将来のビジョン

本来、空想想像は演劇の最も適した世界観でした。最近はマンガ原作やゲーム原作の舞台が花盛りですが、
やはり我々演劇人として演劇界側からこそ、質の高いオリジナル舞台作品を発信しなければならないと考えています。

開幕してからも改善向上させる事が可能であり、客席にも降りてゆけ、生の音楽やアドリブでライブ感を出せる。そんな演劇の特性にこだわっていきたい。
まずは、一年中オリジナル作品を上演出来る独自のミニシアターを持つ！ そのために、良き物件を見つけるために、日々不動産巡り中です。ソフト側に甘んじる事なく、ハード側となる、です。

90年代の演劇ブームを知る主宰者と、現代の若き俳優陣が組んだ、商業企画とは違う独立チームだからこそ、21世紀の一大演劇ブームを巻き起こす存在でありたい。
下北沢がそうなったように、
多くの作品と沢山の劇場、それらが集まった「最高に楽しい劇場の街」を作りたいです。