男亡者の泣きぬるところ/女亡者の泣きぬるところ 公演情報
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公演地:東京都

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公演地:東京都

男亡者の泣きぬるところ/女亡者の泣きぬるところ

ニットキャップシアター(京都府)

公演に携わっているメンバー:4人

団体紹介
1999年、劇作家・演出家・俳優のごまのはえを代表として、京都を拠点に旗揚げ。2019年に設立20週年を迎える。
ごまのはえが描く物語性が豊かな戯曲を、芝居/語り/ダンス/民族楽器の生演奏/歌/仮面や布などのマジカルグッズといった様々な舞台表現と「言葉」とを組み合わせる独自の創劇手法によって、イマジネーションあふれる作品として生み出してきた。世の中の流行り廃りと一歩離れたところから、自分たちの面白いと思ったことを大事にして創作を続けたいという思いから、『ガラパゴスエンターテインメント』という言葉を掲げて活動をしている。
また、各地の公共ホールと連携して、市民劇の創作や、劇場の技術スタッフ育成のための創作事業、地域に残る写真を元に「街の記憶」をテーマにした舞台作品を作る「街物語プロジェクト」、各種演劇ワークショップの派遣事業などの活動も行なっている。
現在、劇団員は6名。劇団名はムーンライダーズの楽曲「ニットキャップマン」より。
応募公演への意気込み
今回上演する『男亡者の泣きぬるところ/女亡者の泣きぬるところ』は私たちニットキャップシアターにとってとても大事な作品です。この作品には貧しい若者が登場します。それぞれの作品が「男の貧しさ」「女の貧しさ」を切実に描いています。この作品を上演することは、私たち自身の「貧しさ」に直面することでありもあります。他人事ではないセリフが劇中にいくつもあり、それを客席に向かって発する時の緊張は、単に「ウケた」「ウケなかった」では済まされない、私たちの存在意義にかかわる緊張と言えるでしょう。コメディという軽い装いを死守しながら、身を切るように笑いを狙う。これは演じる私たち自身を幾重にも投影した作品なのです。ニットキャップシアターは今年で旗揚げから20年を迎えますが、自身の影絵のような存在であるこの作品を上演するときは、まるで旗揚げ公演のような切迫した気持ちが蘇ってくるのです。この作品をよりたくさんの方に観ていただきたいと思い応募いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

※1ステージ中に2本の二人芝居を連続上演して観劇いただく作品のため、審査対象作品は『男亡者の泣きぬるところ/女亡者の泣きぬるところ』の1作品としていただければ幸いです。
将来のビジョン
ニットキャップシアターでは、今作品を劇団のレパートリー作品として育てていきたいと考えています。2本の二人芝居というスタイルで、舞台装置もシンプルなものをベースに組み立て、また1本の上演時間が60分間という短さで、上演や観劇にあたってのハードルが上がらないように、様々な地域に出かけて上演がしやすいように設計をしています。
劇団として新作を作ることと並んで、ひとつの作品を様々な地域での上演を重ねることによって、その作品の持つ面白さを深め、広げていき、作品とともに自分たちも成長して行くことができればと思っています。
また私たちは、2017年に一般社団法人毛帽子事務所という団体を立ち上げました。様々な地域の劇場や公共団体と連携して劇団公演以外の事業を行う機会が増えたことで、その地域で出会った人達に自劇団の作品を観てもらいたいと強く考えるようになったことも、レパートリー作品を育てたいと考えるようになった理由の一つです。

公演に携わっているメンバー(4)

池川貴清
役者・俳優 作曲

「男亡者の泣きぬるところ/女亡者の泣きぬるところ」に携わっているメンバーです☆
キイチ
役者・俳優

「男亡者の泣きぬるところ/女亡者の泣きぬるところ」に携わっているメンバーです。
もえ
役者・俳優 その他(スタッフ)

「男亡者の泣きぬるところ/女亡者の泣きぬるところ」に携わっているメンバーです。
shunsuke
役者・俳優 ナレーター 演奏(カホン) 制作 宣伝美術 Webサイト

「男亡者の泣きぬるところ/女亡者の泣きぬるところ」に出演いたします。

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