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東京ポリスレッスン
劇団 演劇らぼ・狼たちの教室(東京都)
公演に携わっているメンバー:10人
- 団体紹介
- 劇団冒険物語(OFFICE冒険物語)の代表、うちやまきよつぐが芸術監督を務める演劇実験室。
俳優教育の実践的実験(日本でプロフェッショナルな俳優を目指している人々にとって、どのようなトレーニングが有効なのか無効なのか?)とそれらの成果を確認するための上演を目的とする集団。
命名理由は、他者に依存しない独立した考えを持った芸術家の集まりであって欲しいとの願いから、一匹狼の集まりから、狼たち、
教室はそのままの意味である。
参加メンバーは次世代を担うであろう、二十代前半の若者がその大半をしめる。
ト、云いたいところだが、彼らはまったくもって、所謂、普通の人々である。
が、その普通の人でも有効な俳優トレーニングを積めば、プロフェッショナルな俳優に成れる。ト、云うのが私たちの考えである。
そう、演劇と云う芸術は誰が参加してもいいのだ。
- 応募公演への意気込み
- 今の日本の演劇と云うジャンルが良くも悪くも、ある程度観客を選ばざるを得ないと云う状況を承知の上で、敢えて、評論家気取りの観客や演劇業界内部の人たちに向けた演劇ではなく、学校帰り、会社帰り、買い物帰りの、所謂、生活者に寄り添った演劇を目指したい。
もともと演劇と云う芸術はもっともっとオモシロいモノだったはずなのに、いつの間にか、難しい、詰まらない、退屈だ、等の言葉と共に生活者から離れて行ってしまった気がする。
1980年代。小劇場ブームのあの頃は確かに誰の傍にも演劇があった気がする。作品の善し悪しは別として、演劇が生活者に語られることこそが大切だと考える。
もちろん、過去には戻れない。しかし、今演劇に生きる人たちが、その気になれば、演劇と云う表現形式の素晴らしさを多くの人たちに知って貰うことが出来ると思う。
演劇は生活必需品になり得るかも知れない。
私たちはそのために歩を進める。正に意気込みではないか。
- 将来のビジョン
- 若い人たちの演劇が、評論家気取りの観客や業界内部の人たちに向けた作品作りに追われているようでならない。
演劇の世界がどんどん縮小している、そんな感じだ。
が、演劇は本来、もっともっとオモシロく開かれたモノの筈である。
表現者が悪いのか観客が悪いのかは置いておいて、演劇をもっともっとオモシロく、もっともっと開かれたモノにしたい。
それが、私たちのビジョンである。
おそらくはエンタテインメントな作品から、やがて、芸術的な作品へも。善し悪しの問題ではなく、間口の問題である。先ずは、多くの人たちに入っていただかないと、である。
やがては、演劇が生活必需品になることを夢見て。
今は無理だとしても、いつか、きっと…。
公演に携わっているメンバー(10)