趣向ジュニア『大阪、ミナミの高校生』

趣向（神奈川県）

公演に携わっているメンバー：8人

団体紹介

2010 年、劇作家オノマリコの一人ユニットとして発足。
オノマの興味がおもむくままに、演劇活動を行っている。ちかごろは「他者を描く」ことに力を入れている。

2015年 2月 シアタートラム ネクスト・ジェネレーションvol.7『解体されゆくアントニン・レーモンド建築 旧体育館の話』
2016年1月 マグカル・シアター in KAAT『THE GAME OF POLYAMORY LIFE』。
神奈川を中心に活動を展開中。

応募公演への意気込み

番外公演です。高校生と一緒に作品をつくります。企画名は「趣向ジュニア」と名付けました。

精華高校演劇部とオノマリコは、
2013年度に脚本潤色（高校演劇サミット2013）
2014年度にリーディング（劇作家大会）
2015年度に新作「恋するヨウカイ」脚本提供

と、数年にわたってお付き合いを続けてきました。
だんだん彼ら一人一人のこともわかってきました。精華高校演劇部は、あまり声が大きくありません。動きも機敏ではありません。すぐに床でお菓子を食べだします。でも真剣にみんなでシーンを考えたりもします。演劇が好きなようです。シャイです。大人が好きです。
裕福な子もいますが、裕福ではない子が多いです。頭のいい子もいますが、分数の計算ができない子もいます。すねに傷をもった奴がちらほらいます。明るいです。笑顔がかわいいです。今回は彼らに大いに力を発揮してもらいながら、一緒に作品を作りたいと思います。

将来のビジョン

演劇をふだん見ないという方でも、興味のあるテーマならば劇場に足を運ぶということが近ごろわかってきました。
同時代のできごとを演劇を見ることで考える・語る場を作れたらと思います。いまはそれを目指しています。

具体的なスケジュールでは、次回公演は11月。作家の既成作品で本公演を行う予定です。