The Way Feels Go

The Way Feels Go

DE PAY`S MAN(東京都)

公演に携わっているメンバー:4人

団体紹介
【私たちはダンスをより遠くへ届けるための作品を製作します】

DE PAY’S MAN とはドローイングの手法名であり、フランス語のdépaysement[異郷の地に送ること]を語意変換。
「ダンスコンテンツをより身近に」という振付師 木皮成の呼びかけにより2016年設立した製作ユニットです。
製作する媒体は映像作品、上演作品、ドローイング問わないものの、あくまで上演構造を根源にすることにこだわり、これまでに2本の映像作品を製作致しました。

メンバーは木皮成(振付師)、今泉和希(イラスト/デザイナー)、レベッカ(サポート/女優)、寺田光顕(ビデオグラファー)の4名からなります。

近年、木皮はその振付の深い考察と多様性を元に舞台芸術に留まらず、映像、教育の場でのキャリアを積んできました。2015年からは拠点をカンボジアにおき、東南アジアでの活動をスタートさせ、同年8月には首都プノンペンにて国内最大のショッピングモールでのフラッシュモブの演出を務め、成功を収めました。
応募公演への意気込み
【今回の企画の4つの試み】

●木皮成、3年振りの企画公演・オリジナル作品の上演

過去、江戸川橋 絵空箱、こまばアゴラ劇場、横浜STスポットと自作を発表してきた木皮成がDE PAY’S MANとして、 3年ぶりの新作上演作品を発表します。


●29年前のアート作品 フィリッシュ&ヴァイスの「事の次第」から着想を得た「ピタゴラスイッチ的なダンス」で現代の東京を描いた作品。

1987年スイスのアーティストのフィリッシュ&ヴァイスによって発表された約30分のインスタレーション作品「事の次第」(原題 The Way Things Go)を元にしたダンス作品を上演します。この「事の次第」という作品は海外でルーブ・ゴールドバーグ・マシンと呼ばれる表現手法(日本ではピタゴラスイッチという名称が浸透している)で描かれた最初の作品で、この方法論をダンスをする身体を相対化することで、すべての動きに理由が存在するという新たなジャンルになり得るダンスを製作します。
今回上演する場所は東京都内の上演空間でも、比較的小スペースであるRAFT(約4m×4m)だからこそ描ける縮図として大きな「東京」を描きます。


●未来の舞台芸術を担う、全く出自のことなる若手出演者の競演。

今回、様々なパフォーミングアートの経歴がある4名をキャスティングしました。バレエ・コンテンポラリー・HIP HOP・アニメーションダンス・カポエイラ、多種多様なバックボーンを持つ、ダンス身体がひとつの作品上でぶつかる異種格闘技戦的な創作となります。


●舞台興行の新たな価値観を提示するための画期的なチケット料金の提示

DE PAY’S MANでは「舞台芸術の醍醐味はその観劇体験を観劇後、他者と共有することで面白みをさらに深めることができる」という考えを共催であるRAFTに提案。
観劇者が第三的観劇者を誘うことでチケット料金が半額近い値段になる料金システムが実現しました。(1枚のチケット料金2000円が2枚の予約で2500円(3枚の場合は3000円))
これは客席が100席以内の上演企画はどうしても関係者の広がりで席が埋まってしまう可能性を考えたときに、一般層(観劇を普段しない層)に届かせるための「まずは知り合いの知り合いから一般層にアプローチをする」というための金額設定をすることにより、新たな舞台芸術の新規顧客獲得のための新たなモデルケースを提案します。
将来のビジョン
【私たちの上演場所は劇場だけには留まりません】

ダンスが社会にどう関わっていけるのか、日々模索しています。

DE PAY’S MANとしては、今後しばらくは映像製作が続き、国内のみならず、インド・デリーでの作品製作を検討中です。現在はカンボジア、シェムリアップでの作品を製作しております。

次回の上演作品の公演の予定は、2016年夏に客席がすべて未成年とその関係者のみという「児童向けのダンス作品」を計画しています。

これは上演されるダンスには取っ付きにくい印象や理解されがたい傾向があるように感じており、より社会に浸透するダンス作品のあり方があるのではないかと考えています。

私たちは上演芸術のダンスが一番ダンスの魅力を伝えることができるデバイスだと考えています。しかしながら今の日本は上演芸術が一般層(観劇を普段しない層)にその面白みや体験が届きにくい環境になっているのも事実です。

将来のビジョンで考えていきたいのは、その環境を改善するためによりダンスを軽く、遠くに届けるためにそのアプローチを続けます。

具体的な目標としては2017年以降はファッションへの展開も視野にいれ、上演構造との関係を模索していきます。

公演に携わっているメンバー(4)

RAFT
その他(オルタナティブスペース)

共催します。 4月19日(火)、20日(水)、皆さまのご来場をお待ちしております。
高谷 楓

ダンサーです。
齊藤コン
ダンサー

ダンサーです。エクストリームピタゴラスイッチです。
SHARAKUSEI

3年ぶりの新作です。 3年も経つとほとんど違う人ですよね。 石の上にも。。。

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