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- 舞台芸術まつり!2016春
犬になったオジと記憶を失くした弟
HIGHcolors(東京都)
公演に携わっているメンバー:6人
- 団体紹介
- 構成員6名の劇団。2013年に旗揚げ公演「歪な猿達、夢を見る」を中野テアトルBONBONにて上演。
当初は単発ユニットと銘打って始まったが、この初演作品が一定の評価を得た事により、2014年の2回戦「サヨナラ、中指立てて」から本格的に劇団化。
主宰であり作家、演出を担当している深井のみの劇団であったが、同年夏の3回戦「クズな革新」から、劇団員が4名(山内、小島、足立、山下)増える。
5人体制で2015年に下北沢「劇」小劇場で4回戦「家族という名の鎖」を上演。
この作品が口コミで広がり700名の動員と演劇ポータブルサイトこりっち内で週間観てきた評価で2位を獲得。
2015年9月、益田恭平が加入し、現在の形に。
2015年の12月にシアターミラクルで開催された短編演劇祭劇王東京では決勝まで残り、惜しくも優勝は逃したものの、審査員評価点では、全体のトップを獲得するなど、爪痕を残す。
コンセプトに「激しさと包容力」を掲げ、日常をベースに作品を生み出している。
- 応募公演への意気込み
- 1年前に劇団の本公演を下北沢の劇小劇場で行いまして、有り難い事にこりっち内で、高評価を頂きました。
また、短編演劇祭「劇王東京Ⅱ」で決勝まで残るなど、自分達が3年間やって来た事が間違ってなかった事を物理的に証明出来つつある状況で、5回目の本公演をやれる事。
また今回の芸術祭に参加出来る事、この良い流れと勢いに、大変運命を感じていると共に、ここで勝負しなくてはいつ勝負に出るんだといった意気込みで、今回の5回目の本公演を迎える次第です。
そして、今回から初めての試みで、高校生以下の料金を1500円で設定させて頂きました。演劇を更に世に広める為には、若者の発信力、伝達力は必須であります。
特にいつの時代もムーブメントを作っている中学生や高校生には是非観劇して頂きたいという想いでこの設定金額にし、尚且つ高校生の役者を起用しました。
色んな角度から負けられない実験をしている公演であります。
- 将来のビジョン
- 兎に角、若者にこの演劇というめちゃくちゃカッコイイカルチャーを知って欲しいというのが、最大のビジョンです。
流行を作っているのは、いつの時代でも中学生や高校生で、若い彼らに知って貰えれば確実に興味を持って貰えるカルチャーですし、こちら側はそれを最大限にカッコイイモノとして提示していかなくてはいけない。
そしてカッコイイモノを提示出来た時に初めて流行になり、そういう団体が多くなれば文化になる。
半世紀前に寺山修司や野田秀樹に唐十郎とあの時代でカッコイイ作品を彼らが作ったから流行になっていた。だから、僕らも時代にあったカッコイイ作品を作っていかなくてはいけないと思っています。
まずは若者に食いつかせる事、これこそが最大のビジョンです。
公演に携わっているメンバー(6)