カタロゴス-「洗」についての短編集-

劇団5454（東京都）

公演に携わっているメンバー：13人

団体紹介

2012年4月旗揚げ。 活動拠点は東京都。
主宰は、脚本家演出家の春陽漁介。
「5454」と書いて「ランドリー」と読む。
年に2〜3回の本公演、その他、動画、ラジオ、メールマガジンなど、舞台以外でも、東京にいなくても、楽しめるコンテンツを積極的に配信している。
第6回公演では1450名以上を動員、第7回公演では総客席数に対する入場率100%を記録。また、大阪公演を行うなど、地方公演も積極的に行う。
劇団員は現在、脚本演出1名、俳優部9名、制作部4名の計14名で構成。
誰もが見聞きする人や事を、心理学や社会学を使って掘り下げるSF(サイコロジカルファンタジー)が特徴。
青空の下になびいているTシャツのように、いつもの風景がちょっとだけリフレッシュされるような。舞台公演を通して、日常に新たな視点を提案する。

応募公演への意気込み

“カタログ”の語源である「カタロゴス」をタイトルにし、2014年より劇団5454の短編シリーズがスタートしました。前回の「数」にまつわる短編集から１年半の時を経て、今回は劇団のシンボルでもある「洗」について掘り下げます。
昨年度は「ト音（再演）」で劇団史上最多の来場者数を記録し、間髪入れずに「トランスイマー」の上演、そして続く「少年の庭」では初の大阪公演も果たしました。そんな今最も勢いのある状態の中、更なる進化を求めて本作では劇団員候補として客演を迎えます。
そして、旗揚げから約3年間公演を行い続けてきた中野から、場所も新たに、演劇の聖地であるこまばアゴラ劇場に立ちます。

将来のビジョン

演劇の流行が廃れた今、小劇場からどこまで行くことが出来るかを考えています。
舞台、映画、ドラマ、CM等の出演に加え、イベント司会やミュージックビデオの出演など俳優部全員が幅広いジャンルで活躍し、脚本演出の春陽も映画の脚本やラジオの構成作家、EveryLittleThingの20周年アルバムでリリックストーリーブックのシナリオを手がけるなど、多岐にわたる活動をしてきました。
そんな中でも、劇団員のみで公演を行うということを常に念頭に置き、今年は10月に、劇団の目標にしていた赤坂レッドシアターでの公演が決まっています。
舞台公演以外でもお客様を楽しませたいという劇団員全員の意思の基、54CHANNEL、54RADIO、54MAGAZINEを定期配信しています。
今後も規模を拡大しつつ、今まで通り劇団公演を行っていけるような劇団運営を目指しています。