もういちど ~蛙飛びこむ水の音~

もういちど ~蛙飛びこむ水の音~

クラアク芸術堂(北海道)

公演に携わっているメンバー:7人

団体紹介
2011年に結成。代表は小佐部明広。

舞台でどのような表現が可能か、人間とは、社会とはなにか、を模索している。
「劇団アトリエは、あまり気軽には観に行けない。」と言われる通り、観終わったあとに心にのしかかるような作品を多くつくる。今の時代になにを描くべきか、そしてそれをどう表現すべきかを考え、公演ごとに作風を変えながら、常に少し新しいことを目指し続けている。最近では、物語を破壊したり、シュールレアリスム的な表現を取り入れることもある。
オリジナル脚本のほか、つかこうへい氏、野田秀樹氏などの脚本にも取り組み、着実に表現の幅を増し続けている。

などと書いているが、なにはさておき単純に舞台の作品をつくるのが好きなだけである。

札幌劇場祭2011新人賞受賞。代表の小佐部が若手演出家コンクール2015優秀賞受賞。
応募公演への意気込み
本公演は、2011年に札幌劇場祭2011で新人賞を受賞した『もういちど』という作品を下敷きに、一から書き直し、現在の社会の変化を捉えて書かれた作品です。
世界のことはすべて寸分たがわず繰り返されていく、という世界観の中、ひとりの男が、華の人生を歩み、ある日を境にどん底へ向かい、価値の転換をはかるが失敗し、しかしその絶望の中に、生きることの希望を見出していく――、という「個人」の話と、はじめはなんの変哲もなかった片田舎の俳句塾と片田舎の人々が、俳句塾の運営などを巡り、いつのまにか最悪な方向へ向いていき、「聖なる戦い」へと走っていく――、という「社会」の話が並行していきます。「集団」の恐怖と、絶望的な人生にどうやって希望を見出していくのか、絶対的な存在とはなにか、ということが、ニーチェの思想を基礎として、俳句や都々逸を織り交ぜながら描かれていきます。
劇団結成5周年の公演なので、特に完成度が期待される公演です。北海道にもこのような劇団があるのだということを知らしめたいと思っています。
将来のビジョン
既存の「演劇」という枠にとらわれず、舞台でなにができるか、あるいはほかの舞台のジャンル、ダンス、音楽、落語、パントマイム、などなど……、と融合をはかれないか、という可能性を模索し、総合的、かつ新しい舞台芸術を創りだすことを目指す。
また、札幌の観劇人口を増やすこと、劇場や舞台をもっと浸透させることを目指し、その一環として、誰でも公演の本番を体験できるワークショップ「ゆりいか演劇塾」もはじめ、去年は約30名が参加した。
現在の劇団の仕組みに限界を感じており、集団の新しい形を模索しており、札幌最大規模の集団になるように画策している。

公演に携わっているメンバー(7)



客演として出演させていただきます。
脇田唯
役者・俳優

客演の脇田です。 ゚.+:。ノ・ω・)ノ゙よろ゚.+:。ヽ(・ω・ゞしく゚.+:。(σ・ω・)σでぃす♪゚.+:。
at
役者・俳優

役者として関わってます。
信山E紘希

公演に携わります
塚本奈緒美
役者・俳優 声優 ナレーター

客演の塚本奈緒美です。 初のアトリエ参加、嬉しくてドキドキしています!
たねだもとき

たねだもときです。 客演で立たせて頂きます。 よろしくお願いします。
コサベ
脚本 演出

演出と脚本やります。 劇団アトリエ5周年、一本目の公演です。 よろしくお願いします。

このページのQRコードです。

拡大