レドモン

レドモン

カムヰヤッセン(東京都)

公演に携わっているメンバー:10人

団体紹介
北川大輔が東京大学の学生劇団を退団後、2008年に旗揚げ。
現在社会の抱える様々な問題を下敷きにし、徹底した観察に基づいた人間の営みと、そこに生まれる普遍性の高い物語を主軸にした「現代の古典」を標榜する作品を発表している。特に近年は、異なる文脈を持ちうる者同士の衝突のドラマに焦点を当て、どのように共存・共生していくことが出来るかを探る物語の提供を志向している。MITAKA Next Selectionやシアタートラムネクストジェネレーションに参加するなど、若手劇団の中でもその上演成果は高い評価を受けている。また、京都・大阪・福岡など他地域の複数都市での上演も積極的に行っている。2015年4月、劇団をより公益性の高いものとして展開するべく、代表に工藤さやが就任。現在劇団員8名で活動。
受賞歴は「未開の議場」にて2014年佐藤佐吉賞各賞(最優秀助演男優・助演女優・脚本・作品)ほか。
応募公演への意気込み
今回応募する作品は、7年前に王子小劇場で初演したものです。地球人と宇宙人の夫婦と、その間に生まれた宇宙人二世の家族をめぐる、差別・排斥に対する悲しみや怒りをストレートに表現した作品でした。初演当時はオバマ大統領が就任した直後で、全世界的な差別の撤廃や融和に向けた歩みが期待された時期でした。しかし、現在も中東の紛争は収まる気配を見せず、新たな火種が産まれる状況は変わりありません。この時勢の中で「社会という瀑流に翻弄される人々を描く」というカムヰヤッセンの根源であるこの作品の再演を決めました。現実の物語の前に、我々は跪くでもなく、抗うだけでもなく、その中でどう振る舞うべきかを考えたいと思っています。一昨年から「外国人との共生」「地域社会との共生」として続く、共生シリーズの第3弾として、「隣の違う文脈を持ちうる人間との共生」について描きます。
将来のビジョン
現在「訴求力の強い作品の提供の継続」と「作品性や演劇というメディアの特性を活かした他分野との協働」の二本の柱での活動を考えています。前者の作品創作に関しては、これまでも行ってきた積極的なフィールドワーク・取材を引き続き行い、訴求力の強い精度の高い上演成果を狙った創作を続けます。
また同時に、劇団の作品性を武器に、演劇のコミュニケーションメディアとしての特性を活かした様々な取り組みにも積極的に取り組みます。昨年から一般財団法人淡路エリアマネジメントと複数年にわたる地域活性化プロジェクトを始め、演劇や演劇の手法を用いたコミュニティの繋がりの深化に取り組んでいます。当プロジェクトを通じた活動が、我々自身の創作にフィードバックされ、更に新たな施策に取り組む、という循環型の地域とアーティストの新しい関係づくりも狙いの一つとして考えています。また同時にこれらを通じて演劇・観劇の裾野を拡げることに寄与することが出来ればと思っています。

公演に携わっているメンバー(10)

おび
役者・俳優

出演しまっす!初カムヰです!名作間違いなし。お楽しみに!
宍泥美
役者・俳優

出演いたします。桜の花が咲く頃、吉祥寺で会いましょう。
辻貴大

レドモンの再演、皆様期待しておいて下さい。
こじま
役者・俳優

念願の再演です。唯一の初演出演者なので気合いも倍々!
peach

こばやし

出演します!頑張ります!
ししど。
役者・俳優 演出助手

出演します!初演以上のものをお届けできる様に頑張ります!
萩原深雪
役者・俳優 制作 当日運営

制作です。よろしくお願いします。
金子賢太朗
脚本 演出 演出助手 音響 その他(スタッフ)

初めまして! 演出助手で携わります。 宜しくお願い致します!
工藤さや
役者・俳優

吉祥寺シアターでぶちかまします! 是非見に来て下さい!!

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