北川大輔が東京大学の学生劇団を退団後、2008年に旗揚げ。 現在社会の抱える様々な問題を下敷きにし、徹底した観察に基づいた人間の営みと、そこに生まれる普遍性の高い物語を主軸にした「現代の古典」を標榜する作品を発表している。特に近年は、異なる文脈を持ちうる者同士の衝突のドラマに焦点を当て、どのように共存・共生していくことが出来るかを探る物語の提供を志向している。MITAKA Next Selectionやシアタートラムネクストジェネレーションに参加するなど、若手劇団の中でもその上演成果は高い評価を受けている。また、京都・大阪・福岡など他地域の複数都市での上演も積極的に行っている。2015年4月、劇団をより公益性の高いものとして展開するべく、代表に工藤さやが就任。現在劇団員8名で活動。 受賞歴は「未開の議場」にて2014年佐藤佐吉賞各賞(最優秀助演男優・助演女優・脚本・作品)ほか。