- HOME
- 舞台芸術まつり!TOP
- 舞台芸術まつり!2016春
何様の楽園【沖縄公演】
冗談だからね。(東京都)
公演に携わっているメンバー:5人
- 団体紹介
- 顧問から上演許可をもらえず、地区の発表会を出場辞退に追い込まれた、腹いせに、
六本木高校演劇部のOB&OGと、ほんの少しの現役で、結成された、高校生劇団。
プロデュース公演『冗談だからね。』で旗揚げ。
大人にならざるを得ない現代に生きる、
大人でも子どもでもない世代の、どうしようもない出来事を、
意地悪なギャグと、青年期特有の青々しさで、爽快に、描く。
また「今しかできない、創作。」に重きを置き、
あくまでも等身大の作品つくりであることを欠かさない。
劇団としての一番のウリは「成長」です。
高校生劇団「冗談だからね。」は、若いです。
きっと応募劇団で一番の若手劇団です。
だからというの悔しいですが、正直、未熟な点も多いです。
ただ、冗談だからね。は公演を重ねるごと、いや本番を重ねるごとに成長します。
将来性という点で、僕ら以上に、勝る劇団はいないと思います。
そんな小さな自信を胸に、今日も、先輩劇団を越えてやろうと、
小劇場街道のスタートラインで、暗躍中です。
最近の成長で言うと、作・演出が童貞を捨てたので、ラブストーリーができるようになりました。
- 応募公演への意気込み
- 普段、僕らが作品を創作している、高校演劇というジャンルは閉鎖的です。
観客は、審査員・保護者・顧問・出場校の生徒などの関係者がほとんど。たまに変わり者の観劇おじさんもいらっしゃいますが、微々たるものです。もちろんそこでの上演でも得るものはあります。ただ、審査員の先生は基本的に褒めてしかくれませんし、生徒同士の感想など慣れ合いに過ぎません。顧問も保護者も結局は自分の子どもが一番可愛いものです。
正直、居心地も良いのですが、そんな環境では、本当に面白い芝居は作れない。と「僕ら」は思いました。(あくまでも、これは「高校演劇」の批判ではなく、そこで実力を発揮できない自分たちへの批判です。)
今春、冗談だからね。はもっと自分たちの芝居を面白くするために、旅に出ます。
誰も僕らのことを知らない土地での、公演に挑戦します。
憧れの会場「RAFT」と、
修学旅行のときに、偶然見つけた。沖縄の小劇場。2都市、計6公演。
どれほど、評価され、どれほど、批判されるのか。
はたまた、見向きもされないのか。
今から、楽しみでなりません。
- 将来のビジョン
- 近い将来。で言いますと、
高校演劇の枠組みから外れた、
「高校生の演劇」の創作を広く浸透させることです。
「高校演劇」は常に勝負がつきまとう世界であり、
「個の力」よりも「統制力」が重視される世界であり、あくまでも教育です。(すべてがそうというわけでもありませんが、)
そういった点で、「高校演劇」は、僕らにとって、やりたいことをやるには、少し窮屈です。
僕らに限らず、高校生は、広い視野で、上演を想定した創作をするべきだと考えています。
大会規模に収まってないで、世界規模、宇宙規模まで、視野を広げて、演劇を創作したいです。
今、現在。「高校生の演劇」はほとんど市民権を得ていません。(高校演劇も然り)
もっともっと「高校生の演劇」を小劇場の世界に根付かせたいです。
高校生劇団「冗談だからね。」は、「お客様」と「高校生の演劇」をつなぐ架け橋になりたい。
つまり、もっと売れたいし、もっと注目されたいし、もっと動員を増やしたい。のです。
もう少し遠くの将来。で言うと、
いつまでも演劇を続けていたいです。
公演に携わっているメンバー(5)