紙風船

紙風船

libido:(千葉県)

公演に携わっているメンバー:6人

団体紹介
演出家、岩澤哲野による演劇企画製作団体。
岩澤の演出作品を発表する場として2012年に立上げ。
専属の俳優・スタッフを持たない、プロデュース公演の形で活動を続けている。
近年では既成戯曲から出発し、その先に見える現在地にこだわった演出を展開している。

〜岩澤哲野〜
演出家。1990年千葉県生まれ。日本大学芸術学部演劇学科演出コース卒業。
シアタープロジェクト静岡2015/2016シーズン・シーズンメンバー。
空間から生まれる現象を大切に丁寧な作品作りを心がけている。
これまでの演出作品に『ロング・グッドバイ』(テネシー・ウィリアムズ)『象』(別役実)などがある。過去に演出降板の経験あり。
演出業の傍、演出助手として『わが町』『美しきものの伝説』(桐山知也演出)
『三人吉三』『TATAMI』(杉原邦生演出)などの作品に参加。
応募公演への意気込み
現在、既成の戯曲から如何に自分の世界(方法論)を構築できるかを模索しています。その次なる一歩としで“言葉”に立ち返ることを目的に岸田國士の「紙風船」を選択しました。岸田國士の“言葉”は綺麗です。そして洗練されたドラマがある。だからこそ演出の手腕が試されると思っています。そこに挑戦していきたい。
演劇は何よりもまず”言葉”の芸術であると考えています。そしてその”言葉”をどう扱うか、その先に何を見出すかが演出家の第一の仕事であると捉えています。
岸田氏が今から91年前に記した『紙風船』における夫婦の”言葉”から、現在の”関係”のあり方に、また夫婦の”先”(未来)にアプローチしていきたいと思います。
また、”小さな地点(ミクロ)から遠くの視点(マクロ)へ”というのが今回のもう一つのテーマです。今公演は(スタッフ含め)少数精鋭で、空間も所謂劇場ではない小さな画廊です。あえて最小限を意識しました。
我々は間違いなく”なんでもない”存在です。そんな我々だからこそ残せる何かに必死になりたいと思います。
将来のビジョン
libido:はプロデュース団体として岩澤のやりたいことを好きなようにやる場所であり続けたいと思っています。
その上で、小劇場に限らず作品のために必要な空間を自由に選択できるよう、団体を強く、大きくしていきたいです。現在の最大目標地点はKAATの大ホールです。
という漠然とした大きな目標を見据えつつ、2020年を一つの区切りとして、一つずつ着実に”結果”を残していきたいと思います。
具体的には東京で動員1000人の達成と地方巡業の実現、助成金の取得などです。
また、これからの4年間で様々な演劇のコンクールやフェスティバルに作品を積極的に提出し、より多くの客観的な評価を得ていきたいと考えています。
作品創作の頻度も増やしていきます。より多様な可能性を創造していくつもりです。
そして、自分の創るものが他者にとってその人生を少しでも豊かなものにできるようこれからも演劇を続けていきます。

公演に携わっているメンバー(6)

谷 l 陽 l 歩
制作

制作です。
飯塚うなぎ
役者・俳優 脚本 演出 演出助手 美術 照明

照明で参加します。よろしくお願いします。
毛利悟巳

出演します。宜しくお願い致します。
宮崎卓真

役者です。よろしくお願い致します。
asamihori

制作です
岩澤哲野
演出 演出助手

主宰で今回も演出を担当します! よろしくお願いいたします!

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