わたしたちの算数 あるいは 握手を待つカワウソ、とても遠い犬

わたしたちの算数 あるいは 握手を待つカワウソ、とても遠い犬

アムリタ(東京都)

公演に携わっているメンバー:6人

団体紹介
2012年 演出・荻原永璃を中心に、主に演劇をするための機会・あつまりとして活動を開始。
嘘でしかない演劇の中で徹底して真実であることを追究する。

古典戯曲から俳優の個人史まで様々なテキストを人称や配役に囚われず柔軟に再構成し、多様なイメージを結びつけ深化させる。
論文のような緻密で広がりのある劇構造と、祭礼のような場に対しての働きかけ・必然性を併せ持つ演出が特徴。
イレギュラーな上演環境や多面客席を効果的に使用し、劇場の内外を問わず精力的に活動を続ける。

2014年、利賀演劇人コンクールで『楽屋』を演出し、荻原永璃が奨励賞受賞。近作に「から、へ、流れる」(奈良・町家の芸術祭はならぁと2015 レジデンス)、「死に至る眼、光る」(板橋 サブテレニアン)など。
応募公演への意気込み
観客にペンライトを渡し、見たいところを照らしてもらう三人芝居「死に至る眼、光る」、奈良県の築170年の古民家を生活拠点兼劇場として製作・発表した「から、へ、流れる」を経て、アムリタとしては一年ぶりのオーソドックスな、劇場での公演になる。

劇場を装置として、私たちは新しい空間をつくる。体験する人たちが自分たちのいま・ここ・わたしを刷新できるような空間、時間を構成する。
演劇は異化装置だと考える。倦んだ魂を生まれ変わらせる。演劇とともに終りを迎え、新しく、もう一度生活する力を得て、劇場の外に戻っていく。
まっさらな劇場で、そのためのテキストを用い、そのための技術を総動員して、演劇をつくる。一番試される公演になるだろう。その分多くの人に見てもらいたい。いろんなところでいろんな演劇をつくってきたアムリタを、その成果をここで見て欲しい。
将来のビジョン
演劇はわたしたちの生をより良いものにする一助となるだろうと考え、いつ・どこ・だれとでも演劇をつくる存在でありたいと願い、そのために活動する。

①いつでも演劇をします
長い時間をかけ継続的に製作に取り組む他、数時間から数日のスパンで身軽につくる。今までより様々な人が演劇を見る、参加する機会を提供するとともに演劇の魅力を普及する。演劇の魅力というのは、異化効果である。いま・ここ・わたしの持つポテンシャルを再発見する。

②どこでも演劇をします
「東京の劇場」だけでない、東京、日本以外の土地。劇場でない建築、屋外での上演。演劇はもっといろんな場所で行われていい。演劇はその土地や場所を祝福する。私たちはそこを今までよりも愛せるようになるだろう。

③だれとでも演劇をします
現在演劇に関わっている俳優や技術者とだけでなく、参加したいが時間的制約のために許されない人や、機会を持たない人、そのような方法を知らない人と関係する機会をつくる。地域・市民・学校教育ほか他ジャンルの文化とも積極的に関わりたい。互いに新しい視点を獲得し、よりよい演劇・生活としてフィードバックする。

公演に携わっているメンバー(6)

day-a

鳩です。算数はまだできないけれど、きっと覚えます。
河合恵理子

アムリタの人です。出演はしませんが、主宰荻原永璃のお友達として陰ながらサポートする予定です。よろしくお願いします。
たいちろう

出演します。よろしくお願いします
ぶん

またお前か…です。すみません。よろしくお願いします。
35
脚本 演出

つくって、演出します。宇宙と動物が好きです。演劇はもっと好きです。
どいてん(土肥天)

制作です。どうぞよろしくお願いします!

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