愛せ、讃えよ、我は幻覚の王

愛せ、讃えよ、我は幻覚の王

レティクル座(東京都)

公演に携わっているメンバー:5人

団体紹介
2011年設立。阿部慎一郎を中心とした演劇団体。弱い人間を圧倒的ユーモアで過激に描くことで、生きるのに不器用な人たちに送るバラードのような作品を目指している。ギャグマンガのようなインパクトのある脚本と縦横無尽にシーンが切り替わる疾走感のある演出は、観る者を圧倒的カオス空間へと放り込む。愉快と不愉快の間を潜り抜けるような強行的なその作風は「アンチ・エンタメ演劇」と呼ばれている。

これまでに王子小劇場「ニューカマーフェス」、シアターバビロンの流れのほとりにて「東京バビロン若手演出家プログラム」劇団ロ字ック「鬼フェス」などの、演劇祭、劇場企画に参加しながら公演活動を続けている。今年でレティクル座は結成5周年を迎える。
応募公演への意気込み
今回の公演では過去最多出演者21名と共に架空の惑星に存在する砂漠の王国を舞台にしたSFファンタジーに挑みます。

作品のテーマは「承認欲求」です。

誰かに認められたい。褒められたい。
これは「承認欲求」が大きくても小さくても人間的欲求として存在する基本的な感情だと思います。

SNSの普及によって自分や相手の発言を数字化出来て、しかも簡単にお互いを褒めあえる今の現状は、時に自分の発言が評価されればされるほど、芸能人やアイドルになったような錯覚を引き起こします。

この錯覚によって個人の「承認欲求」は肥大化します。もっと認められたいという気持ちが無意識に湧くでしょう。

その結果、認められたいがあまりインパクトはあっても中身のない発言や、思ってない綺麗ごとの嘘が相手のタイムラインに溢れるのです。

この個人の「承認欲求」の正当化はあらゆる価値判断のハードルを下げ、自分の発言をチープにします。

今回の作品では、「承認欲求」を満たすことを「麻薬」に例え、薬物汚染に瀕した王国の中で、それぞれが本当の自分の評価を探し出す物語になります。
将来のビジョン
2016年中は年3本の公演の上演を目指します。
また2017年までに所属俳優5人制作部2人体制にしたいと思っております。

公演に携わっているメンバー(5)

幾世優里
役者・俳優 宣伝美術 その他(スタッフ)

「愛せ、讃えよ、我は幻覚の王」に携わっているメンバーです。
ねーね
役者・俳優 脚本 演出

やるぞ〜〜
片桐まれみ
役者・俳優 その他(演者) 制作

5周年記念の制作助手をさせていただきます!
阿部慎一郎
脚本 演出 演出助手

作・演出です!
やまのうえ

制作をやらせていただいております。よろしくお願いいたします。

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