マッチ売りの少女

マッチ売りの少女

天幕旅団(東京都)

公演に携わっているメンバー:5人

団体紹介
元「笑劇ヤマト魂」の渡辺望が、2010年に旗揚げした演劇ユニット。
メンバーは、渡辺望・加藤晃子・佐々木豊・渡辺実希の四人。
公演が終われば跡形もなく消え、後にはなにも残らない、まるでサーカステントのような幻の芝居を目指して活動中。

その作風は、「いまどき、珍しい程ファンタジー」。
名作古典・童話などを、もしかしたらこうだったかもしれない物語へと生まれ変わらせる本歌取りスタイル。

多面舞台を得意とし、美しく叙情的な台詞と想像力を掻き立てる身体表現で、切なさとすれ違いと、あとほんの一握りの希望みたいなモノを描き出し、客席を非現実の絵本のような物語世界へと誘います。
応募公演への意気込み
天幕旅団としては、初めてだらけの公演です。
SPACE 雑遊をホームグラウンドに公演を行っていますが、同じビルの2階に新しく芝居小屋が出来て、そのオープニング企画に呼んで頂きました。
旗揚げから今まで、主宰:渡辺望のオリジナル作品を上演しておりましたが、今回初めて既成の台本、それも巨匠:別役実さんの岸田國士戯曲賞受賞作を上演させて頂きます。
そして初めて、Corich舞台芸術まつりへ応募します。

そんな初めてだらけの公演ですが、一番天幕旅団らしい作品になると思っています。
SPACE 梟門の客席を改造して、我々の得意とする多面舞台を作り、どの方向から見ても楽しめる、立体的な作品に立ち上げます。
「不条理」と冠される別役さんの言葉ですが、そこに書かれた「可笑しさ」を丁寧に掬い上げて舞台上に載せます。
「いまどき、珍しい程ファンタジー」として、非日常の物語世界へとお客様を誘います。

目を覆いたくなるような現実がすぐそばにある現代だからこそ、劇場に居るほんの僅かな時間だけでも、非日常を。現実を忘れられるファンタジーを。

そんな作品を作ります。
将来のビジョン
隅から隅まで行き届いた、密度の濃い作品を作ること、が目標です。

そのためには、隅々まで知り尽くしたSPACE 雑遊という空間で、慣れ親しんだ四人のメンバーで、じっくり作りこんだ作品を発表し続けます。

だから、大きな劇場で公演すること、は目標にしていません。
たくさんの出演者が関わる規模の大きい公演を打つこと、は目標にしていません。

二週間公演、一ヶ月公演、二ヶ月公演、と公演日数を伸ばすことにより、お客様の目に触れる機会を増やしていき、たくさんの方に我々の作品を知って頂きたいと考えています。

その中で生まれた作品のレパートリーを持って、将来的には、全国で自分たちのテントを建てて公演して回る旅をしたいです。
グランプリを頂けたら、自分たちの天幕を買う資金にしたいと考えています。

公演に携わっているメンバー(5)

吉水恭子(芝居屋風雷紡)
役者・俳優 脚本 演出 演出助手 制作 当日運営

お手伝いします。 よろしくお願い致します。
ゆたか
役者・俳優

今回は、別役実さんの戯曲でございます! どんな舞台になるのか是非観に来てください!
カトウ

初、既成戯曲での公演。 別役実さんがお好きな方にもそうでない方にも、 まず見ていただけたら幸いです。
キムラリキ

演出助手でございます!私、頑張る!
渡辺望
役者・俳優 脚本 演出

いつもと違う天幕旅団。 でも、これぞ天幕旅団。

このページのQRコードです。

拡大