2010年結成。劇作家・演出家の大池容子の演劇を上演する劇団。 「どうせ死ぬのに」をテーマに、動かない壁を押す、進まない自転車を漕ぐなど理不尽な負荷を俳優に課すことで、いつかは死んでしまうのに、生まれてきてしまった人間の理不尽さを、そっと舞台の上に乗せている。 2013年9月 芸劇eyes番外編・第2弾「God save the Queen」で地下鉄サリン事件を遠景に、交差する人々の思いを描いた『メトロ』を上演。飛鳥新社『演劇最強論-反復とパッチワークの漂流者たち-』に次代を担う小劇場作家として大池が紹介され、小劇場応援サイト『演劇最強論ing』の「演劇最強論枠」40団体にも選出されている。 2013年12月、大池がアトリエ春風舎の芸術監督に就任。 2014年9月、こまばアゴラ劇場で上演された、うさぎストライプと木皮成『デジタル』が、本広克行監督の映画『幕が上がる』の劇中演劇として起用されるなど、活動の場を広げている。