わかば

わかば

うさぎストライプ(東京都)

公演に携わっているメンバー:5人

団体紹介
2010年結成。劇作家・演出家の大池容子の演劇を上演する劇団。
「どうせ死ぬのに」をテーマに、動かない壁を押す、進まない自転車を漕ぐなど理不尽な負荷を俳優に課すことで、いつかは死んでしまうのに、生まれてきてしまった人間の理不尽さを、そっと舞台の上に乗せている。
2013年9月 芸劇eyes番外編・第2弾「God save the Queen」で地下鉄サリン事件を遠景に、交差する人々の思いを描いた『メトロ』を上演。飛鳥新社『演劇最強論-反復とパッチワークの漂流者たち-』に次代を担う小劇場作家として大池が紹介され、小劇場応援サイト『演劇最強論ing』の「演劇最強論枠」40団体にも選出されている。
2013年12月、大池がアトリエ春風舎の芸術監督に就任。
2014年9月、こまばアゴラ劇場で上演された、うさぎストライプと木皮成『デジタル』が、本広克行監督の映画『幕が上がる』の劇中演劇として起用されるなど、活動の場を広げている。
応募公演への意気込み
2016年1月に劇団青年団俳優部の菊池佳南が、うさぎストライプの俳優になりました。今回応募した公演『わかば』は、2016年2月の『セブンスター』につづく「大人になれない大人のうさぎストライプ」シリーズです。『セブンスター』で、亀山浩史の一人芝居を上演して、劇団員と、試しながら粘りに粘って作品をつくる時間はとても幸せだと改めて思いました。亀山と菊池の二人芝居『わかば』では、より普遍性と具体性を持つ作品になるように、劇団員の出身地に赴いたり、色々なジャンルの人たちに取材したり、一見遠回りに見えるような道筋を辿って、時間をかけた作品づくりをしたいと考えています。『わかば』はフェティシズム、近親相姦など、性倒錯について書いてみたいなと思っています。将来、息子が生まれたら、ハイヒールを履かせてどこにも行けないようにしよう、と思っている女と、その女に飼われている男のおはなしです。亀山は、この公演のために社交ダンスを習い始めました。戯曲も演出も、今までのうさぎストライプとは一味違ったものになりそうです。お楽しみいただければ幸いです。
将来のビジョン
今年の秋、うさぎストライプは初めてのツアー公演を行います。新作『みんなしねばいいのに』を、東京のアトリエ春風舎と、京都のアトリエ劇研で上演します。
うさぎストライプは「どうせ死ぬのに(それでも生きる)」というテーマで作品をつくっておりますが、作品にはいつも「生きづらさ」のようなものが現れます。その「生きづらさ」は私たちの世代が抱えるものなのか、関東で生活していることから来るものなのか、日本人独特のものなのか。それを確かめるため、また、確かめながら作品を豊かにしていくため、今後も東京都以外、そして長期的には海外での公演をしたいと考えています。

公演に携わっているメンバー(5)

菊池佳南
役者・俳優

出演しまーす!
亀山浩史
役者・俳優

出演します!
westyasu
制作 当日運営 宣伝美術 Webサイト

宣美です。
大池容子
脚本 演出

作・演出します。
金澤昭
制作

制作です。

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