最新の観てきた!クチコミ一覧

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TRASHMASTERSOUL

TRASHMASTERSOUL

TRASHMASTERS

駅前劇場(東京都)

2007/01/13 (土) ~ 2007/01/22 (月)公演終了

満足度★★★★★

濃密でパワフルで壮大な時間
いったいどういう頭脳を持ってたらこんな情報量の多いホンを書けるのだろう?
それでいてお馬鹿なワタシの頭脳でも理解、把握できる構成。
見事。

日本人の、人間の『魂』を描く3時間。
正月ボケと平和ボケした日本人の僕はいっぺんに目が醒めてしまいました。
パンチの効いた愛のある芝居が観たいなら是非。

しかしこのセットにこのパンフ・・、採算取れないでしょ?

ネタバレBOX

日本の約10年後から40年後くらいまでの移り変わりを3幕に渡り描きます(何と幕ごとにセットが変わる!)。
当然想像の世界ですが僕は物凄い説得力を感じました。

1・2場の女優陣の熱演にゾクゾク・。
オンナってコワいのね。
ナイロンの長田奈麻さんの存在感がかなり薄く感じる程で、そう思ってしまったのはちょっとガッカリでした・。

タイトルの映像と音楽、かっこよ過ぎです。鳥肌が立ちました。
ロープ

ロープ

NODA・MAP

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2006/12/05 (火) ~ 2007/01/31 (水)公演終了

満足度

プロレスを舐めるな
演劇ファンであると共にプロレスファンである僕にとっては、戦争を描く当て馬にプロレスを使っているこの作品は許せない。野田秀樹はプロレスに対する愛が全くない。表現のためとはいえ、他のジャンルを不当に貶めるなと言いたい。

江波戸さんちのにぎやかな正月

江波戸さんちのにぎやかな正月

危婦人

駅前劇場(東京都)

2007/01/06 (土) ~ 2007/01/09 (火)公演終了

これからに期待
ハードとしての企画や考え方は悪くなく、カンパニー自身の特性も理解しているとは思いますが、これからは作品そのものに自分たち自身で向き合っていって欲しいと思います。

どんなにオプションを構築しても最終的には観客は作品を求めて劇場に足を運ぶわけですから。

志の輔らくご in PARCO 2007

志の輔らくご in PARCO 2007

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2007/01/03 (水) ~ 2007/01/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

新作もいいけど古典もスゴイ
「其の壱」最終日、運良く当日券で観ることができました。新作2席、中入り後に古典を1席の計3席。たっぷり楽しませてもらいました。

ネタバレBOX

演目は「七福神の新年会」「メルシー雛祭り」「中村仲蔵」。「メルシー」のエンディングの劇団ビタミン大使ABCによる、人間雛飾りの演出は、何度観ても心温まります。「仲蔵」は志の輔自身の芸道に対する姿勢が透けて見える熱演でした。
エロドラマ

エロドラマ

X-QUEST

サンモールスタジオ(東京都)

2007/01/13 (土) ~ 2007/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★

萌えて燃える
ダイナミックなダンスと派手なアクションで、とても爽快感のある作品。男優陣だけでなく、女優陣もアクションで頑張っていました。また女優陣のコスチュームも見もの。特に浦えりかがカワイイ!
セクシーなネタを扱ってますが、巧みにアレンジしてあるので、万人にオススメです。

TRASHMASTERSOUL

TRASHMASTERSOUL

TRASHMASTERS

駅前劇場(東京都)

2007/01/13 (土) ~ 2007/01/22 (月)公演終了

満足度★★★★

リアルな近未来シミュレーション
少子化・格差社会・民族といった現代日本の社会問題点を突きつめていった近未来シミュレーションドラマ。実際にこんな社会が訪れても不思議ではないリアリティに唸らされます。3幕2時間半の長丁場だったが、全くだれることのない緊張感のある舞台でした。

ネタバレBOX

1幕は廃校舎跡、2幕はマンションの1室、3幕はスラムと、各幕ごとにセットがガラリと変わるのは見事。特に2幕のマンションは良く作りこんであって感心しました。
禿禿祭

禿禿祭

シス・カンパニー

世田谷パブリックシアター(東京都)

2007/01/16 (火) ~ 2007/01/21 (日)公演終了

満足度★★★

三谷幸喜さんの日に伺いました
立ち見席も満席の様子。第1部は本調子じゃなかったようで残念。第2部はゲストの三谷幸喜さんに感服。高橋克実さんは天然で可愛らしくて、八嶋智人さんは反射神経が凄かったです。

ネタバレBOX

第2部は「シットコムの作り方」というテーマで、即興の短編芝居を作ってくださいました。もうちょっと詳しい内容はブログに書いてます。
左手の恋

左手の恋

うさぎ庵

南青山MANDALA (東京都)

2007/01/16 (火) ~ 2007/01/17 (水)公演終了

20070117
200701171930@南青山マンダラ
\3,800/1d付

「僕を愛ちて。」

「僕を愛ちて。」

劇団鹿殺し

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2007/01/11 (木) ~ 2007/01/22 (月)公演終了

満足度★★★★★

景気がいいです。
会場時間からサービス一杯でおもしろい。
サトラレには笑いました。
本編は古田さんのコメントどおり、元気な役者さんたちの
切れのよいパフォーマンスとしっかりとした演技。
思いきりのよさが気持ちいいです。
終盤はストーリーにぐいぐい引き込まれて
ラストはハレバレ。

観劇初めでしたが、ぴったりの景気のいい作品でした。
元気もらったかんじ。ひきつづき超オススメ劇団です!

ヘイズコード

ヘイズコード

宝塚歌劇団

【閉館】日本青年館・大ホール(東京都)

2007/01/04 (木) ~ 2007/01/11 (木)公演終了

満足度★★★

待ちに待った
安蘭けいさんの星組トップお披露目公演でした。
ハリウッド映画の倫理規定(ヘイズコード)をめぐるロマンチックコメディ。
ゆるーい笑いがあり終始和やかな雰囲気でした。
ちょっと残念だったのは安蘭さんが喉を痛めており、いつものようなノビのある歌声が聞こえなかったことです。
次は本当のお披露目ですので、がんばってもらいたいです。

ナイス・エイジ

ナイス・エイジ

ナイロン100℃

世田谷パブリックシアター(東京都)

2006/12/09 (土) ~ 2006/12/24 (日)公演終了

満足度★★★★

名作
やっぱり、さすがに、初演を超えるほどの感動はなかったけれど、それでも、ケラ屈指の名作だと思います。

ネタバレBOX

たしか初演ではなかった、池谷のぶえが「バスを降ります」と自分で言ったあとのリアクション(?)が最高でした。
お台場SHOW-GEKI城

お台場SHOW-GEKI城

フジテレビジョン

フジテレビメディアタワー マルチシアター(東京都)

2006/12/16 (土) ~ 2007/01/03 (水)公演終了

満足度

野鳩
予定が合わず、野鳩のみ観劇。野鳩は初見。評判などからある程度想像はしていましたが、悪いほうに予想が当たったという印象。本公演でどうかは知りませんが、手法だけがあって、その手法でいかに観客を魅せるかという戦略はほぼ無きに等しかったのではないでしょうか。

俺の屍を越えていけ

俺の屍を越えていけ

花まる学習会王子小劇場

インディペンデントシアターOji(東京都)

2006/12/20 (水) ~ 2006/12/24 (日)公演終了

満足度★★★

畑澤聖悟の傑作
2005年劇作家協会短編戯曲賞受賞、だそうですが、確かにとても素敵な脚本でした。出演者も、なかなか魅力的な人たちが揃っていました。けれど、どうも序盤は、その世界に引き込まれないというか、キャラクターがそこで生きている感じが伝わってきませんでした。作品の世界観や、キャラクターの背景や、人物の関係性などが希薄で、その役者さんがそのまま自分の個性だけを武器に喋っているような。終盤に向けて良くなっていきましたが、それは台本の力と役者の力によるところが大きいように感じたのは、結局のところ演出の意図がどこにあって、たとえ失敗していたとしてもどんな狙いがあったのかが分からなかったということだと思います。

食卓夜想

食卓夜想

風琴工房

ギャラリーサイズ(東京都)

2006/12/14 (木) ~ 2006/12/26 (火)公演終了

満足度★★

小さなギャラリー公演
30人程度で一杯の小さなギャラリーでの、手作り感のある公演でした。雰囲気はありましたし、よくまとまっていたと思いますが、値段を考えると劇場でのお芝居のほうが観たいと私は感じてしまいました。ギャラリーの間取りや窓など、ある程度活かしていましたが、もっともっとあの空間でなければできないことが盛り込まれていればよかったかなと。

ネタバレBOX

時間軸を弄る箇所が何回が出てきますが、1度か、せいぜい2度までにしたほうがよかったのではないかと思いました。飽きさせずに見せることを意識してのことだと思いますが、もっと違う方向で、例えば会話の密度や起伏や役者の芝居などで、惹き付けられたほうが良かったように思いました。
エンジョイ

エンジョイ

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2006/12/07 (木) ~ 2006/12/23 (土)公演終了

満足度★★★★

今観るべき!
チェルフィッチュは初見でしたが、噂に違わぬ、今、一番刺激的で面白い演劇の一つであったように思います。手法の独自性と高いクオリティが、とにかくひたすらただ面白い。その手法を活かしつつ、その手法でなくては表現できない独特の切り口でのテーマが存在していることもしたたかだと思いますが、私はあまりテーマを追う気になれず、ただエンジョイしました。そういう意味では、戯曲でしか知りませんが『三月の5日間』のほうが成功していたのかもしれません。
次回作も是非観たいと思いました。

煙の先

煙の先

ギャラリーLE DECO(東京都)

2007/01/16 (火) ~ 2007/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★

生活の一部にしたいのです。
脚本を土台にどれだけ、「遊ぶか」「楽しめるか」。そしてある意味「戦えるか」。どこまでフリーにしてるかはわかりませんが、一番刺激的なところにいるのは出演者達だと思います。なので、楽しめるかどうかは分かれるかと。
公演に毎日ってのは難しいですが、今後も贅が何かやるなら追いかけます。

ネタバレBOX

プレビューで気になった「携帯の電源」は、ああ来られると許しちゃいます。

奥寺というか内田さんというか、
花を食べようとした瞬間、サスペンスにもミステリーにも、物語が一気に広がっていくような感覚があり、「うぉ〜、どうなるんだ」、「あの娘はいったいなんなんだ」と、ストーリーに食いついたら、全く、一切、関係なかったです(笑)
「僕を愛ちて。」

「僕を愛ちて。」

劇団鹿殺し

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2007/01/11 (木) ~ 2007/01/22 (月)公演終了

満足度★★★

「元気があってよろしい」by古田新太
おもしろい劇団は多いですが、勢いのある劇団ってのはなかなか少ない気がします。「勢い」の固まりみたいなそんな鹿殺し。全力サービスっぷりも含めて「らしさ」ではありますが、もう少し短い方が…って言っても仕方ないか(笑)

ネタバレBOX

親子に落ち着くかと思ったら、鶴とのラストへ。ただ、この「両親」と「鶴への思い」ってのが、いまいち見えにくい気がします。ラストの歌なんかはそこが出てくれば、もっとぐっと来るような。

菜月チョビさんの客演が楽しみなのです。
最終試験場の9人

最終試験場の9人

青森中央高校演劇部

アトリエ1007(青森県)

2007/01/14 (日) ~ 2007/01/19 (金)公演終了

満足度★★

55分間のエンターテイメント
雪降る青森へ。55分ということで、力技な部分はありますが、制約の中で、できる限りの姿勢は嬉しく。実際の大会で観てみたかった気もします。

ネタバレBOX

あらすじを読めば、わかる人にはわかります。わからない人でも予想がつきます。ベタを使って、9人をうまく印象づけ。
わかっちゃいますが、ほたての子の部分など、ぐっと来たり。

ますます「修学旅行」が観たくなりました。
今後も機会があれば。
いちじく純情

いちじく純情

劇団きらら

タイニイアリス(東京都)

2007/01/13 (土) ~ 2007/01/14 (日)公演終了

満足度

地方の劇団の危うさと可能性
を色々と考えさせられました。それが独自なものを生み出す場であるのか、それともただ情報の中で孤島になってしまうのか。きららにしか出せない何かというのを、感じることができず残念でした。

ネタバレBOX

話の軸がぶれているように感じました。時間をかけたぶん、思い入れは強いのだと思いますが、個人的にはどれかに絞って短くした方がいいと思います。恋人なのか、兄弟なのか、葬儀屋と客なのか。
Dream in Baghdad

Dream in Baghdad

Al-Kassab and his group Mustaheel−Alice

扇谷記念スタジオ・シアターZOO(北海道)

2007/01/15 (月) ~ 2007/01/16 (火)公演終了

満足度★★★

フルーティー
言葉はなく、あるのは俳優の肉体のみ。
俳優の肉体から放たれる激しい感情が痛々しいほどにぶつかってくる。全く異なる文化的背景を持つ作品に対して、何かしら分析を試みるのは不可能というもの。
ただただ目の前で繰り広げられる暴力の前に圧倒されるばかりだった。

また暴力的である一方、私が今まで観た芝居のなかで最も“フルーティー”な芝居でもあった。
観ればわかる、ホントに“フルーティー”。
東京と仙台の方は是非!

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