
ムラムラギッチョンチョン
タテヨコ企画
駅前劇場(東京都)
2007/06/06 (水) ~ 2007/06/12 (火)公演終了

落ちた男
劇団BLUESTAXI
ザ・ポケット(東京都)
2007/06/06 (水) ~ 2007/06/11 (月)公演終了
満足度★★★★
面白かったんだけど・・・
場転の仕方や、飛び道具的なキャラなど、観客を飽きさせない工夫が多いにあったけど、休憩を入れて160分はちと長かったな・・・
役者陣は芸達者な方々ばかりだから、全体的には満足でしたね。

リ・メトロポリス・プロジェクト3
10x50KINGDOM
【閉館】江古田ストアハウス(東京都)
2007/06/01 (金) ~ 2007/06/09 (土)公演終了
満足度★★★
役者の力量が顕著に。
過去の秀作からの抜粋なので基本的には面白いんだけど、役者の違いで印象がかなり変化。工藤さんが好演。115分。

ヴァンパイアハンター
劇団三年物語
萬劇場(東京都)
2007/06/01 (金) ~ 2007/06/11 (月)公演終了
満足度★★★★
新感線の活劇エンタメものを彷彿とさせる
あの段差のついた舞台セットの中での殺陣は見事だった。
序盤、2列目なのに役者の声の通りが凄く悪い感じがしたのだけど、そのうち慣れ(?)た。
観ている間ずっと頭の中をめぐっていたのは劇団☆新感線の活劇エンタメ作品。似てないですか?
ちょっとしたウケねたもあってね。
ところで狙いだった「ゴシックパンク」っていかなるもの?

メトロポリスプロジェクト Vol.21 眠れぬ森の熱情
10x50KINGDOM
【閉館】江古田ストアハウス(東京都)
2007/06/01 (金) ~ 2007/06/09 (土)公演終了
満足度★★★
ラインナップに変化あり。
出演者が一人降板になったのか、一部変更に。そのためか1本1本の長さにバラつきが出て、全体がアンバランスにも。100分。

ヴァンパイアハンター
劇団三年物語
萬劇場(東京都)
2007/06/01 (金) ~ 2007/06/11 (月)公演終了

獨道中五十三驛
松竹
中日劇場(愛知県)
2007/06/03 (日) ~ 2007/06/24 (日)公演終了
満足度★★★
思わず
「おおーっ」とか「ええーっ」とか「かわいいー!」とか「何それー!」と声を上げそうになる仕掛けの数々を、久しぶりに堪能しました。
2004年11月博多座の、ほぼ同座組での『南総里見八犬伝』を観ているので、採点は辛め。仕掛け以外の部分で、心情的にノせてくれるところがあれば良いのですが。

アイ・ラブ・坊っちゃん
音楽座ミュージカル
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2007/06/01 (金) ~ 2007/06/10 (日)公演終了
満足度★★★
音楽座が劇団四季の受け皿?
音楽座の通常公演のチケットって結構高いんですよ。
オケというより生バンドは入っているものの、1万円近くする。
立派なパンフレットも自動的についてくるけど、それも料金の内?
その立派なパンフレットを見て驚いたのが
劇団員の半分近くが元劇団四季の人ばかり。
主役級の人もいて、驚きです。
一般社会同様、即戦力、実践力ある人の中途採用に積極的って
とこなんでしょうか?
また宣伝も「日本のオリジナルミュージカルの到達点」とか四季並みの
大げさなキャッチコピーをつけているので
スタッフも根こそぎ四季から転職されてるのでしょうか?
そんな実力派(?)が束になっても敵わない魅力を
発揮していただが、坊ちゃん「吉田朋弘」、
彼は凄いね、前回の「星の王子さま」のキツネでも
かなり光る存在感がありましたが
坊ちゃんはアテ書きかと思う位、ぴったりで
井上ルドルフ、中川アマデウスモーツァルト、浦井アルジャーノン、
阿久津ラダメスなんかと並ぶ程の当たり役。
まだまだ歌も芝居も踊りも荒削りな部分があるけど
それを吹き飛ばす、キラキラ光るオーラと愛嬌がある。
特に男前って訳でもないんだけど、昔風な風貌の雰囲気の中にも
今時の垢抜けたセンスがあり、勢いがある。
これから背負っていく役者だろうなぁ。
音楽座ミュージカルというより、完全に「吉田朋弘ミュージカル」に
なっていた感じがする、それだけ彼の個性が光っていた。
肝心の内容ですが、この作品も10年以上昔の話を
そのまま再演しているのでしょう、
やっぱりテンポが遅いというか、古臭さは否めません。
10年前は、それでよかったのかもしれませんが
今の時代の感覚、アナログではなくデジタルな感覚では
ややズレテいると感じます。
新喜劇や、新派のように、逆にゆっくりとした
古き良き時代を反映させて、それを懐かしむ作品に
足を運ぶなら、その時代の流れを守るべきと思います。
しかし、ミュージカルは、いわばトレンド劇。
レミゼもマイフェアレディも、30分近く時間を短くして
テンポよくしているし、この作品も、あと30分短くしてくれれば
もっと楽しめたと思う。
舞台の構成、演出なんか、とても良く出来ていると
思います。
「金のない奴は知恵を出せ、知恵もない奴は体を使え」と
言ったものですが、まさにそれを実行しているようで
安っぽい舞台装置さながら、とても魅力ある作りで
自然に作品の中に入り込めます。
よくわからないけど、時々音楽座の公演って
協賛がついて本公演の半値で普通に販売されたりしてます。
昨年新宿文化センターで見た「星の王子さま」が、それでした。
それでも豪華パンフレットは付いてました。
今の本公演の半値なら気軽に見に行こう、また見に行こうと思うけど
(S席5000円以内)
ちょっと今の値段は高いなぁ。やっぱり値段に見合っているとは
思えない。
豪華パンフレットはいらないから、その分チケット安くして欲しいです。

ヨクヨム
最新旧型機クロックアップ・サイリックス
art space tetra(福岡県)
2007/06/08 (金) ~ 2007/06/10 (日)公演終了
満足度★★★
ことばを大事にしている劇団らしく
ヨクヨム、実にわかりやすい題をつけたものだ。ヨクヨムことが
理解に繋がる、想像力を広げる。
しかし、あんなに脚本家って台本を遅らせるものか、役者は
あんなに台本を待っているものなのかw
長岡さんのト書役、ステキだったな~あとの3人と
うまく絡み合っていた。
リーディングは1番「ゴドーを待ちながら」

タバコトーク(ver.2007)
NEVER LOSE
アトリエ春風舎(東京都)
2007/06/07 (木) ~ 2007/06/10 (日)公演終了

ファイナルファンタジックスーパーノーフラット
劇団、本谷有希子
吉祥寺シアター(東京都)
2007/06/04 (月) ~ 2007/06/24 (日)公演終了

「おねがい放課後 (志賀ちゃんセブンティーン)」(タイトルと設定年齢が変わりました)
ハイバイ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/05/24 (木) ~ 2007/06/03 (日)公演終了

トーマス
ろりえ
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2007/06/08 (金) ~ 2007/06/11 (月)公演終了
満足度★★★
思いもよらない展開が終盤に
中盤、物語がちょっと冗長になったかなぁ、というところから一気に想像外の物語に変貌。ちょっと昔のシベ少的?105分。

モスクワからの退却
加藤健一事務所
本多劇場(東京都)
2007/06/06 (水) ~ 2007/06/20 (水)公演終了
満足度★★★★
シリアスな家族劇
いい脚本にそれを演じきれる力量の役者がそろったといった
ところでしょうか。加藤健一と久野綾希子の演技は良かった
ですね。二人の間にはさまれた息子の役演じる山本芳樹も
まあまあでした。

ヒトガタ(再演)
グリング
新宿シアタートップス(東京都)
2007/06/06 (水) ~ 2007/06/18 (月)公演終了
この憂い多き人生
なかなかそうすぐには理解しきれない縁戚関係、
でもそれは現実の場合もまた似たようなこと。
そんな現実における渋みと切なさをほんのりじんわりと恙無く描いた佳作。
高橋理恵子ってほんとに美貌さん。。

NINAGAWA十二夜
松竹
博多座(福岡県)
2007/06/05 (火) ~ 2007/06/28 (木)公演終了
長かった
けど、おもしろかったです。菊之助さんは上手すぎて、早変わりなのに別人に見えてしまうほど。お父さんの菊五郎さんも大変お上手でした。

タバコトーク(ver.2007)
NEVER LOSE
アトリエ春風舎(東京都)
2007/06/07 (木) ~ 2007/06/10 (日)公演終了
満足度★★★★
男子っていいなー
高校生男子のセイシュンな悩み。
純でアツくて見栄っ張り、暗くて明るい。
コントにしないでチャンと演劇になっていて好感が持てました。

夏の夜の夢
新国立劇場
新国立劇場 中劇場(東京都)
2007/05/31 (木) ~ 2007/06/17 (日)公演終了
満足度★★
ダンスがいまひとつなのが・・・
ジョン・ケアードの演出は斬新で役者の演技もまあまです。
でもダンスのシーンがいまひとつでした。生のバンドが入って
音楽も良いので、ダンスがそろえば客席ものってくると思うの
ですが・・・

三人吉三
松竹/Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2007/06/07 (木) ~ 2007/06/28 (木)公演終了
満足度★★★★★
歴代の美術の中でも
歴代の美術の中でも一幕目のこの舞台セットは特に好きなんだな。
同じ百両の金が人から人へ(小悪党から小悪党へ)巡りめぐる様が、盆の上で「廻る因果」を暗示している様で。
御簾がお囃子になったところで客席が手拍子になってしまったのには驚き。
幕切れの音楽は「そこまでやらなくても」とは一寸思いましたが。
王族こそ出てきませんが、テーマ的にはシェイクスピアに通ずるところがあって欧米でも受ける演目だと思う。

チューブラルーム
双数姉妹
新宿シアタートップス(東京都)
2007/05/26 (土) ~ 2007/06/03 (日)公演終了
満足度★★★★
いまさらですが
よかったです。土管のセットやそれを生かすための照明や役者さんの動きはすばらしかったし。登場人物の選択として、作家や担任教師がいることで人間のいやな部分っていうのが見え、伝えたいことがすごくわかる感じでした。また見たい。