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Summer Time Blues 〜沈黙の夏〜

Summer Time Blues 〜沈黙の夏〜

コンドルズ

シアターアプル(東京都)

2007/09/20 (木) ~ 2007/09/24 (月)公演終了

満足度★★★

好き好きが分かれるかなぁ
客席に多い年齢層は、80年代の曲に充分呼応しちゃうくらいのお年頃で、女性が圧倒的多数。
かなり以前からのコンドルズ ファンが多い様子。
演者もそこそこのオッサンたちだし。

私は初見。私は綺麗なダンス・アクトを想像してきたので、面をくらう。
正直、ダンスで魅せるには見苦しい体型の演者が多い。

ソロやデュオのダンスで見事な動きをする演者もいるが、脚を上げたときに、膝がきちんと伸びてなくて美しくない(私的には完全にNG)。でもあれだけ動ける人だし、もう骨格とかの関係なのかな。

コントx身体表現、という側面では、見事な身体の動き・ネタの展開・演出を見せつけてくれる。これは確かに面白い。かなり可笑しく面白い。

ダンスユニットではなくて、コントユニットだと考えるといいのか。

ネタバレBOX

80年代の曲というのは、石川優子とチャゲ「ふたりの愛ランド」 や A-Ha 「Take On Me」とか。
KIDS

KIDS

劇団三年物語

シアターサンモール(東京都)

2007/09/20 (木) ~ 2007/09/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

有終の美
ファンタジー・アクションもののエンタメ作品。
30代が創るファンタジーの代表が X-QUEST とすると、20代が創るファンタジーの代表がこの劇団三年物語かな、という印象。若いです♪
とはいうものの、この劇団名での活動は本公演がファイナル。
シアターサンモールの設備、空間を存分に使い、前作よりもさらにパワーアップしてる。
内容の良さにも増して、ファイナル公演ということでこちらにも高ぶりがあるのか、ラストとカテコは、ひくひくしっぱなし。

ファンタジー系、エンタメ系舞台が好きならお奨め。
楽日(9/24[月])は売り切れだが、9/23[日]はまだチケットがあるとのこと。

都合で締めくくりの大千秋楽を観に行けないのが残念。

ネタバレBOX

主人公の設定が、10歳の子ども、ということで、膝の位置に子ども靴を取りつけて役者は膝立ちの状態で演じる。それでは動きが不便だろうと思うと、必要なシーンでは、、、普通に立ち上がって動き、舞台的には、「浮遊してる」設定でうまく都合をつけてる。

パペット付きのキャラクターは、セサミストリートのキャラをぱくり。
主人公と密接な関係の少女の役柄は、ハリポタからぱくり。
ストーリ上の柱に存在し続けるアイテムは、デスノートのぱくり。
でもべつにわるいとは思わないので、インスパイアされた、というのか、オマージュというのか。単純に使わせて貰ったというか。
途中から話に出てくる魔女の一件は、ウィキッドを連想させる(話の流れ上のぱくりはないが、魔女の存在とか使い方とかが)。
タイガーマスクのキャラも曲を含めて採用されてる。

今回はけっこう綺麗なハモリコーラス (ハリポタ、LOTR(?) から) があったり、パーカッション系パフォーマンスがあったりで本当にパワーアップしており楽しめる。

ダンスは上半身の動きを中心にしたのが入り、
戦いのシーンでは(いつも通り? )、殺陣というか、アクションが入る。

ストーリーのラストでは涙を禁じえない。
ハッピーエンドだったのがとても嬉しい。
まさに劇団三年物語の有終の美といえる。
SWEET REVENGE and around the world

SWEET REVENGE and around the world

劇団ひろぽん

早稲田大学学生会館(東京都)

2007/08/31 (金) ~ 2007/09/01 (土)公演終了

満足度★★★

観てきましたッ♪♪
「スポットライト」に出てた役者サン2人が好き☆
チョットだけサスペンス風味な感じでソレもまた面白シ♪♪
ダンス見たかったなァ-★

カロリーの消費

カロリーの消費

サンプル

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2007/09/14 (金) ~ 2007/09/24 (月)公演終了

三鷹はいいね。
サンプル、見ました。
三鷹はいい舞台を扱うなあ、と思いました。
こういう舞台がもっと互いにひしめき合って、互いに影響し合って、独自のコミュニティというか、雰囲気をかもし出せるようになったらいいなあと思う。
この前京都に行ったけど、京都の洋服屋さんとか料理屋さんとかはそんな感じだけど、東京のはそうじゃない。
せめて演劇だけでも、京都の料理屋さんっぽい感じで互いを高めあっていきたい。
これに影響される人は多いはず。(なんちって)

カロリーの消費

カロリーの消費

サンプル

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2007/09/14 (金) ~ 2007/09/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

都会的スーパーフラット
誘拐だの、虐待だの、性倒錯だの、字面だけ追うとハードそうな出来事がおこっているのに、なんだか狐につままれたような、夢見ているような、そんなスーパーフラット感覚が全編にわたりただよう物語。それぞれの変人たちに一応リアクションをとりつつも、深いところでは全く関心を寄せていない、かといって個人の欲望を追及するでもない、そんないい加減な登場人物ばっか。唯一必死に何かを訴えるのは、「死にたい」とうめく老婆くらい。この無関心さ、無目的さ加減は「都会的」といっていいんじゃないかしら。とってもクールだぜ。後半そのおかしさ加減に若干麻痺してきて、眠くなってきたりもするんだけど、作り手の表現としちゃ正しいんだとおもう。

おもしろかったので、ロビーで上演台本(一冊500円)を購入。いまそれ読みながら、これ書いてます。

正直ホンとして読んでも、そんなにぐっとくるかんじではない。あれをあのかたちにもっていけるのは、演出力、俳優の技術力のたまものなんだなあって感心した。空間をふんだんにつかった妙なバランスの舞台装置、遊びに遊ぶ照明にもこだわりあり。好きだなあ。こういう大人の余裕。つか、センス。「果肉のはいった~蜜をかけて~お召し上がりください~♪」て、あの歌はほんとに素敵だ。

余談なんだけど、三鷹でこれ見た帰りに新宿のティップネスに寄ったところ、インナーマッスルの燃焼にしか興味のない男女がマシーンのまわりにひしめきあっていました。それ見て「ああ、まさにカロリーの消費の時代なのかなあ……」と。

SWEET REVENGE and around the world

SWEET REVENGE and around the world

劇団ひろぽん

早稲田大学学生会館(東京都)

2007/08/31 (金) ~ 2007/09/01 (土)公演終了

満足度★★★★

とにかく
純真。
新メンバーがほとんどの公演のせいか若さが。

'S Wonderful

'S Wonderful

OSK日本歌劇団

世界館(大阪府)

2007/09/21 (金) ~ 2007/09/23 (日)公演終了

満足度★★★★

百聞は一見に如かず
悲劇をあくまで陽性に明るく描くところが泣ける。ダンスに定評のある劇団だけに、ちょっとした身体表現も的確で美しい。200人劇場の空間を客席も含め、めいっぱい使った演出、耳なじみのあるガーシュインの名曲の数々とそれにまつわるエピソードも楽しい。もちろんフィナーレのダンスは活きがよく、特に娘役の、かわいいながらもキレがいいのはOSKならでは。

この島の話

この島の話

ワワフラミンゴ

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2007/09/21 (金) ~ 2007/09/24 (月)公演終了

200709211930
200709211930@阿佐ヶ谷アートスペース・プロット

カロリーの消費

カロリーの消費

サンプル

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2007/09/14 (金) ~ 2007/09/24 (月)公演終了

満足度★★★

違う現実と、崩壊
我々が生活する現実とは違う「現実」が舞台上に出現していた。で、その「現実」が崩壊していく、あるいは「さらに別の『現実』」へと移行する様はリアルで、目が離せなくなった。巧い。ただ、眼前の「現実」の存在は理性として理解出るものの、あまりに、自らの現実とオーバーラップする部分が少なすぎて、感覚としてリアルを感じることは出来ず。それはそれでいやではないのだが、好みでもない。

'S Wonderful

'S Wonderful

OSK日本歌劇団

世界館(大阪府)

2007/09/21 (金) ~ 2007/09/23 (日)公演終了

満足度★★★★

良心的な作品
チラシに書いてある通り、ガーシュインの名曲で綴るミュージカル。ガーシュインの、成功と危機と恋と早世を描く。
派手ではないが、微笑ましいエピソードが散りばめてあり、温かい気持ちになれる。
フィナーレのダンスも見どころ。

彼のことを知る旅に出る

彼のことを知る旅に出る

ペテカン

新宿シアタートップス(東京都)

2007/09/20 (木) ~ 2007/09/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

これはなかなか!
ペテカンの濃い役者陣が程よい加減に薄まって、さわやかで切ない恋人たちのお話に昇華してました。音楽も雰囲気よくて。濃いキャラたちに笑いつつ、しみじみと涙ぐめるお話。

カロリーの消費

カロリーの消費

サンプル

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2007/09/14 (金) ~ 2007/09/24 (月)公演終了

ああいう人は
わたしのまわりによくいる気がする。

カロリーの消費

カロリーの消費

サンプル

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2007/09/14 (金) ~ 2007/09/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

邪悪ファルスの傑作
胸が悪くなりそうな露悪的ギャグ満載だが、松井周演出だとそんな場面もあっさり味に感じられる。
シュールな設定で、エキセントリックな人物たちが、妙にリアリティのあるディアローグでやりとりすることで、グロテスクな喜劇性を生み出されている。

Time Trouble 齢30

Time Trouble 齢30

劇団虎のこ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2007/09/04 (火) ~ 2007/09/23 (日)公演終了

満足度★★★

そしてB
セレソンでの西慶子さんが気になってたので。前半は男性のほうがむいてるのかな、って思ったけど、西さんのはじけっぷりでこれもいいかも、って。はじけるのに下品でないのはいいですね。でもやっぱり最後のほうは長く感じます。

Time Trouble 齢30

Time Trouble 齢30

劇団虎のこ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2007/09/04 (火) ~ 2007/09/23 (日)公演終了

満足度★★★

まずC
たった3人で1時間45分、見事ですね。朽木さんのばかっぽさがお上手。ストーリー的に後半ややだらけてましたが。1時間30分と予告して15分オーバーって言う部分なのでしょうか。でもおもしろい。

へそのはなし

へそのはなし

昭和芸能舎

シアターブラッツ(東京都)

2007/09/14 (金) ~ 2007/09/24 (月)公演終了

構成力。というのか。
「フラガール」で有名な、売れっ子シナリオライター、羽原大介さんのホームグラウンドの劇団。

とってもポップで、アツくって、でもテレビ的。
私はこれまでで一番ないた舞台です。(ここ最近、どんどん新記録達成中ですが、これが今までで一番。)

羽原さんのかく、カタルシスは、ものすごく、ものすごく、うまい。
シナリオを読んだだけでも、ぐずぐず泣いてしまうのに、生で、今目の前で起こっているお話の主人公が、ヒロインがそんなセリフいったら、泣けてしまうよ。すごいよ、かっこよすぎる。

ダンスも歌もあって見ごたえあります。
劇団員意外に、とてもかっこよい男の子とすごくキレイなおんなのこが出ていて、また素敵。

散歩する侵略者(再演)

散歩する侵略者(再演)

イキウメ

青山円形劇場(東京都)

2007/09/12 (水) ~ 2007/09/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

流石
もう何度目かのイキウメ観劇ですが、相変わらず極上のミステリを読むような気分にさせてくれました。過程も含め、兎に角全て面白い!ラスト間際に、涙する人も続出。終演後、後ろの席で「残るわ、これ…。」と呟いた観客の言葉も印象的。主演が元アクシャンの安井氏というのも個人的に嬉しく◎。またきっと足を運んでしまうと思います。

博愛

博愛

劇26.25団

インディペンデントシアターOji(東京都)

2007/09/12 (水) ~ 2007/09/17 (月)公演終了

おもしろかった!
どこへ終着するのかわからないまま進む感じが良かった。
行き着いた先も。
泣けた、ちゃんと連れて行ってくれた。
そしてやっぱり林佳代はおもしろい。

ただ、もっともっと、まだまだ連れて行ってもらえたかな、と思う。
欲を言えば、もっともっとぞくぞくさせてもらいたかった。


散歩する侵略者(再演)

散歩する侵略者(再演)

イキウメ

青山円形劇場(東京都)

2007/09/12 (水) ~ 2007/09/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

間違いなく、今年一番。
イキウメは、毎回必ず見に行きたい、数少ない劇団です。
「図書館的人生」から観ています。
最近、哲学的な要素がどんどんとパワーアップしてきて、私にとっては伝わりにくくなりつつあるなーと寂しく思っていました。

今回は、間違いなく、一番好き。
次に役が言うせりふが読めるくらいに、たっぷりとどっぷりと飲み込まれました。
セリフがわかってても、泣ける。
思う様、なける。

イキウメ、これからも追い続けようと決めた青山でした。

Time Trouble 齢30

Time Trouble 齢30

劇団虎のこ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2007/09/04 (火) ~ 2007/09/23 (日)公演終了

満足度★★★★

場所と演技
C観劇。若手の3人組バージョン。
この会場で行う意味というものがしっくりくる。前回の萬劇場は見逃したけど、これをみると、ここで観るのがいいのかなという気がしてくるから不思議。このバージョンは劇団員が2名出演だったので、虎のこ観に行ったって気分。いつもは客演の、劇団員との技量の差に戸惑ったりもするけれど、今回の植田さんは、植田さんだからこそ成り立った物語と言ってもいいはず。とても楽しめました。

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