最新の観てきた!クチコミ一覧

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猫と針

猫と針

演劇集団キャラメルボックス

俳優座劇場(東京都)

2007/08/22 (水) ~ 2007/09/09 (日)公演終了

満足度★★★

観てきました
前に『カレッジ・オブ・ザ・ウィンド』を観に行ってすごく良かったので、今回も期待していたのですが、今回の猫と針はゆるゆると展開する感じで物足りなかったかな。

でも脚本も悪くないし役者さんの演技もうまいし、ちょこちょこ入る笑いがおもろかったです。

エンジェル・アイズ

エンジェル・アイズ

劇団M.O.P.

紀伊國屋ホール(東京都)

2007/08/29 (水) ~ 2007/09/05 (水)公演終了

満足度★★

面白そうでした。
MOPの芝居が観たくて、西部劇が好きじゃないのに観に行ってみました。
わかってはいたことですがやっぱり好きじゃありませんでした。(ごめんなさい)
でも周りの評判は良いので面白いと思います。

カーテンコールは面白かったです。
芝居とは何の関係も無く、みんなで曲を1曲演奏して歌ってました。
イカス!!

子どものナイフ

子どものナイフ

AND ENDLESS

シアターX(東京都)

2007/08/23 (木) ~ 2007/09/02 (日)公演終了

満足度★★

面白かったです。
ダンスとか揃っててめちゃんこ凄かったです。
ちょっと内容盛りだくさんで長かったです。

間に休憩が入って3時間半くらい。
内容もちょっとむずかしめのものだったので、残念ですが観ていて正直疲れてしまいました。
(好みの問題かもしれませんね)

「舞台を魅せる」という点ではやっぱり長けていて、流石だなーと思いました。

POLKA -ポルカ-

POLKA -ポルカ-

JOE Company

本多劇場(東京都)

2007/08/22 (水) ~ 2007/08/29 (水)公演終了

満足度★★★

楽しめました。
舞台は披露宴。
披露宴の表舞台と裏舞台を2部構成で観ることができます。
前半(裏舞台)は表へ繋ぐための前フリ的な要素が多かったので、展開がよく見えない部分が多かったのですが、それが後半(表舞台)になった時にするすると解ける感じがあって楽しめました。
笑いのテンポがよくて面白かったです!

IZO/また冬が来て~IZO2~

IZO/また冬が来て~IZO2~

劇団前方公演墳

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2007/10/16 (火) ~ 2007/10/21 (日)公演終了

満足度★★★

楽しめたのですが
ストーリーも分かりやすく,ところどころに入るコントがとても良い味を出していて退屈もせず,とても楽しめました。しかし,2時間20分は長すぎる!最後はケツが痛くて,若干集中力を欠きました。20~30分は短縮して欲しい。

ワールド・トレード・センター

ワールド・トレード・センター

燐光群

ザ・スズナリ(東京都)

2007/10/20 (土) ~ 2007/11/06 (火)公演終了

満足度★★★★★

初日
初日とか、そういった様々なことは関係ないんだな、と思えた作品。坂手洋二という作家に惚れなおしました。

15 minutes made vol.2

15 minutes made vol.2

Mrs.fictions

ザムザ阿佐谷(東京都)

2007/10/18 (木) ~ 2007/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★

ろりえ、柿が◎、M.O.E.が○。
ろりえの片付けるまでが15分という、その持ち時間の中での不条理会話やら、体を張った展開やら、色々な起伏が面白い。131分。

ネタバレBOX

その他は、
●虎のこ
転から結が弱く、なぜそういう展開になるのかがわからないまま幕。芝居自体も目新しさはなく。

●多少婦人
前半の心の声を響かせる案はキャラを持て余し気味。後半はスピードとアルファベットでつくった単語で話が動く案はよいがその縛りに作家が振り回されすぎた印象。話が作り手の思うように伝わってない気がする。

●圧力団体イクチヲステガ
前半の抽象的で無駄に緊張感あるシーンが、後半のネタばれに全く効いてない。最後の消えモノのシーンも蛇足。

●M.O.E.Project
情報として提供されている萌え状態をそのまま具現化。言葉先行系に見えるがそれなりに面白い。ここだけのための客も多数動員してた模様。実際のアキバ人からもしっかり支持されるくらい深くなった方がもっと面白いかも。

●柿喰う客
圧倒的なスピードと台詞の量でおバカな世界を突っ走る。ここに集まった団体の中では頭一つ抜けてると思わせる安定感がある。この後の本公演へのイントロとしても効果的。

●Mrs.fictions
出てこない女性も含めた4人の関係性が語られる話の中からは見えにくく、それが話の求心力を弱くしている。ラストももう少し工夫を。
教育再生シリアスゲーム『昭和クエスト』

教育再生シリアスゲーム『昭和クエスト』

劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2007/10/06 (土) ~ 2007/10/21 (日)公演終了

満足度★★★

B級の大衆演劇
12年ぶりにSETの舞台を見ました。
久々のSETは、東京芸術劇場なんて大きな上等な小屋で
大掛かりな舞台を展開してましたが
残念ながら、量産臭さがする埃っぽいB級な大衆演劇の
印象が残りました。楽しいは楽しいですよ。
年に1回程度、芝居を楽しまれる方、ご年配の方には
最適な作品と言えましょう。

相変わらず、いろいろ詰め込まれたバラエティショーですが、
歌も踊りも芝居も、どうも一流なエンターテイメントショーとは
感じられなかった。華がないのだ。
先入観というか、昔の印象が強かったので期待値とのギャップと
思うので、これは僕個人の印象です。

非常に分かり易い流れ、作風、ギャグもベタベタ、
パクリと思われたオープニングや、「今さら」と思うような
何丁目かの夕日のような昭和の設定。
お約束な結末・・・大衆演劇としては間違っていませんが
SETの個性というか、味わいが感じられませんでした。

12年前は、シアターアプルで岸谷五郎や寺脇康文が、まだ在籍していて
三宅裕司も若かった・・・・。
ダンスシーンはキレがあって格好良かったし、
三宅裕司のシーン、岸谷らのシーン、それぞれに見応えがあり
密度の濃い作品だった。(最後は、なんか事件ものだった)
今、三宅裕司の年代と、若手と、年齢差が開きすぎて
どこかの企業じゃないけど、中間層が殆ど今回の作品にはいなく、
作品として、苦しそうな印象が残る、
劇団だから、若手を育てなきゃいけないのは宿命だけど、
話の軸を彼らにしているせいで、見応えがなく安っぽいのだ。
B級になってしまうのだ、こんな一流の劇場で上演しているから
余計に。
三宅・小倉は、狂言回しになるしかないので、
彼らの本来の役者としての味わいが、出せれない。
(出そうと思うと、その年代の人を集めた作品にせざるえない。)
そんな彼らが前面に出た外部作品は、本田劇場や、銀河劇場といった
もっと小さな劇場で上演しているのに、
劇団公演は理由はわからないけど、1000人超える大劇場だから
密度も薄く、感動も薄い。

いっそのこと、吉本新喜劇のように
単純でわかりやすいギャグ満載な方向に行けば
成功するかもしれませんね。
そうそう、劇術劇場で上演している作品にもかかわらず、
チケット代金が6500円まで、というのは
今の時代なのに良心的でしょう。
それに見合う作品かどうかは別として。

見続けている方は、愛着もあるし事情も色々存じているので、
これは非常に失礼な意見かもしれませんが
進化している印象よりも退化している印象になってしまいました。






ネタバレBOX

千手観音のパフォーマンスは、あきらかにパクリじゃないでしょうか?
三宅・小倉は、父親役とか研究者役など、成長する、話の本筋を
引っ張る役どころじゃないから、
彼らがコント?とかギャグをしている場面は、
場つなぎとしか思えないんですよねぇ。
昔は、彼らが2枚目ぶって笑わしたり、実際にクールなシーンもあったり、と
面白くって、チケットもなかなか取れなかったんだけどなぁ。
海野広大 戦います

海野広大 戦います

脱線劇団PAGE・ONE パートII

シアターブラッツ(東京都)

2007/10/11 (木) ~ 2007/10/14 (日)公演終了

満足度★★★

なんと、第24回公演!
脱線劇団・・・ん~知らなかった。
あの「へそのはなし」を3回リピートして見に行った
シアターブラッツの次回公演で紹介が
あったので足を運んだのですが
娯楽に徹した良心的な作品を作り出しています。
コントなのかコメディなのか、よくわからなけど
楽しく過ごした90分。
難しいことは一切なし、バカバカしいけど、後に何も残らないけど、
それはそれで十分じゃないですか。
タイトルロールを演じた岩井さんという人は、
外部の人っぽいんだけど、渡辺正行に似た雰囲気ではあるけど
特に目立つタイプではなく、
タイトルロールからしてスター芝居のようだけど
そんな雰囲気はありません。
途中途中でミニコントやショーがあるバラエティショー。
こんな娯楽を、もっと身近に楽しめる習慣が広がれば、
時間が空いたときにフラっと寄れるような存在になればいいなぁと
感じました。
おしゃれで、カラっとしていて、くだらないけど面白い、気取らないけど
ギリギリ品がある、今後も注目していきたい劇団と思いました。

ネタバレBOX

ショーというか、フィリピンパブで働く女性に扮した芸人?さんの
場面があります。
これが面白い!
エンタの神様とかに出ている芸人よりも面白い!
彼女は、他のシーンにも素顔で出ていたのかなぁ?
カーテンコールもフィリピーナの扮装で出ていたなぁ。
青熊辻宮浅河鰻

青熊辻宮浅河鰻

双数姉妹

インディペンデントシアターOji(東京都)

2007/10/11 (木) ~ 2007/10/14 (日)公演終了

満足度★★★

脚本は素晴らしい
4つのオムニバスになっており、それぞれに個性のある作品。
とても見応えはある。
しかしながら役者は、この作品を、消化しきれていないのが歯がゆい。
小劇場に顕著なんだけど、話の展開が面白ければ、
少々の荒は気にならない。でも、どうにもバランスの悪さが
鼻につく。
後から知ったんだけど、この作品は新人公演だったよう。
だからかどうか、わからないけど
出演者全員が、自分を前面に出すのに必死なのだ。
相手の芝居に合わせているとは思えない。
自分の役を消化するのに必死なのだろう。
一人ひとりを見れば、決して悪くはない。
特に女性で、バスケットボールの話でディレクター?役をしていた
彼女は「室井滋のような、個性派を狙っているんだろうなぁ」
まるわかりな演技で、とても目立つんだけど浮いてしまっている。

やっぱり、お芝居ってコントラストが大事なんだなぁ。
個人が上手くても、バランスが悪かったら、印象は変わるんだ。
群像劇で、ちゃんと見応えがある作品の役者さん達は
「引き」の演技も出来るから、ちゃんと芝居が出来あがっているんだなぁ。

まぁこういうのは演出家の仕事なんだろうけど。

そういや、この劇団の人達も、お見送りしなかったなぁ。
新人なんだから、ちゃんと挨拶しないと。
御客さんは、忙しい中、新人芝居を見に劇場に行ってるんだから。

ネタバレBOX

主役になる人って、新人でも舞台に立った瞬間、
パっと輝くもんだと、思っています。
それが、どんなに頑張っても努力しても身につけれない
その人のもつスター性、オーラと思うんだけど、
今回の新人さん?達で、特に、そんな人はいなかったなぁ。
座長さんというか、主催の方の作家としての才能は
光ってました。
「肉体の神秘」

「肉体の神秘」

おども

シアターPOO(東京都)

2007/10/13 (土) ~ 2007/10/14 (日)公演終了

満足度★★★★

新たな才能の誕生に立ち会えた幸せ
「こんなところに劇場が!?」と思う場所にあるシアターPOO,
何年も建物の前を歩いていましたが、全く気づきませんでした。
雑居ビルの中の3階、スナックのステージを舞台に変えたのでしょう、
30人も入ったら息苦しくなるほどの小さな劇場、ビールを飲みながら
芝居を楽しめました。
チケット代は、観劇料¥1000+ドリンク代¥500 計¥1500と
映画よりも安い価格で、十分楽しめた2人芝居100分。

若い2人が、目・口・胸・・・など9つの部分をテーマに
オムニバス形式で作品を繰り広げます。
芝居か、コントか分かれ目が微妙ですが
楽しさの中に、毒や風刺もいれ、退屈せずに芝居に
引き込まれました。
限られた舞台条件の中、小道具や照明も非常に工夫して展開しており、
手作り感が上手く成功していました。
なにより、9つの作品、全てキャラクターが違うのですが
役者の2人は、見事に演じ分けています。
それぞれのキャラクターを使い分け、大人にも子供にも男性にも
女性にも移り変わり、今後、演劇をしょっていく2人になりそうな
予感さえ、ありました。

この作品のスタッフ、役者さん達の過去は知りません。
ひょっとしたら、どこかの劇団で活躍されていたのかもしれませんが
「おども」という劇団としては第一回公演、
宣伝も殆どされていないと思いますが、
偶然見つけて、鑑賞する事が出来た事に喜びを感じました。
新たな才能の誕生に立ち会えた幸せって滅多にないじゃないですか。
これからも応援したくなりました。

チケットをメールを通じて劇団で、手配をしたのですが、
非常に対応も良かったです。
どんなに素晴らしい作品でも、スタッフの方の姿勢が曲がっていると、
げんなりしますもんね。

願わくば、終演後、お見送りは、して欲しかった。
その日は、24人しか観客もいないんだから。

ネタバレBOX

9つのオムニバスなんですが、全部作家が違うようなんです。
彼らの人徳なんですしょうが、反面作品全体としての、
まとまりはありません。
この劇場というか、場末のスナックなんだけど、
空調が悪いせいか、とても息苦しい。
一つ一つの作品は10分そこそこなんで、気分の切り替えは出来るけど
「まだ、終わらないのか」とも。
あと2本くらい短くてもよかったかなぁ。
1500円で文句は言っちゃいけないけど。

場面のつなぎで、人形劇があるんですよ。
これが、いい。
また、上手に、「みみずく」のディスプレイも使われる。
金がない者は知恵を使え、知恵がない者は体力を使え、
体力もない者は時間を使え、とは良く言ったもので
本当に、工夫して、密度の濃い舞台空間を使っていました。
天晴れ!!!!

ドリル魂-ガ・ガ・ガ・ガ・ガー

ドリル魂-ガ・ガ・ガ・ガ・ガー

劇団扉座

サンシャイン劇場(東京都)

2007/09/29 (土) ~ 2007/09/30 (日)公演終了

面白いミュージカル
本当に発想力豊かなミュージカルでした。

よるべナイター

よるべナイター

FUKAIPRODUCE羽衣

サンモールスタジオ(東京都)

2007/10/18 (木) ~ 2007/10/21 (日)公演終了

これは、カルト集団の祝祭か!!!
小劇場だから、何をしてもかまわないとは思うけど、
それを承知の上での印象・・・。
縁があって足を運んだサンモールスタジオ、
何だか新興宗教の催し物かと思うような、
意味深といいますか、狂気の沙汰のような祝祭が
繰り広げられてました。

開演前から「劇場が狭い上混雑しておりますので上演時間中にトイレなどの
出入りは非常に困難です、お早めに」と案内があったよう、
小さいながら劇場は超満員。
以外なことに、若い男性が多く、小劇場の客層とは少し違うのが印象的。
始まって10分、20分過ぎた頃から、
非常に居心地が悪いというか気分が悪くなってきて
劇場から出たかったんだけど
案内のよう、一度、祝祭が始まってしまったら、
もう退場は許されず・・・。約100分、この祝祭に付き合っておりました。

この劇団は一体何なんだろう?
耳障りの悪い疲れた声で歌ったり朗読のように台詞を言ったり
キレの悪い踊りを繰り広げたり
怪しげな舞台装置が敷き詰められていたり・・・
第七回ということなので定期公演をしている劇団なんでしょう、
女性陣はともかく、怪しげな男優陣の見苦しい叫びの場面が多く、
それ念仏のような呪文が唱えられ・・・。

これは実験芝居とか、抽象芝居という類とも違うと思うんだけど
観客はいるので、何か支持をされてるってことでしょうか。
いろいろな表現方法について否定はしませんが
僕の守備範囲とは遠く離れた作品でした。

評価は不能です。


ネタバレBOX

後半、ファミレスを舞台にした女性陣が中心となったエチュードの
シーンがあります。
内容は、また訳のわからないことをしているのですが、
やや生活感があるというか身近な場面なので、話の中に入れます。
でも、そのシーンあたりは、僕の観客、横一列、若い男性、
前の列も殆ど若い男性達は、ウトウト寝始めました。
後半なので疲れたのかもしれないけど。
前半の詩の朗読会というか新興カルト宗教の祝祭のような
シーンは、食い入るように見ていたのに、不思議です。
彼らは檀家なんだろうか・・・?

月並みなはなし[07再演版]

月並みなはなし[07再演版]

時間堂

インディペンデントシアターOji(東京都)

2007/10/19 (金) ~ 2007/10/29 (月)公演終了

満足度★★★★

月も王子も遠くない
誰もが月へ行けるわけではないが、選ばれた人間は月へ行ける。そんな少し未来を想像させる時代設定とした作品。

月移民試験に落選した6人が残念会をやるために集まった。そこに現れたのは彼らに落選を告げた試験官。

欠員が出たので月に行くことが出来ます。そこで代表者を全員の同意の上で選出すること。月に行けるのは一人だけ。

同じ志を持って頑張ってきた仲間達。誰もが行きたい月。果たして選ばれるのは誰なのか。

初演は観てません。笑いあり涙あり万人向けの作品だと思います。王子は意外に遠くない。

オススメします。

ネタバレBOX

後で追記予定。
うそつきと呼ばないで

うそつきと呼ばないで

タテヨコ企画

Galeri KATAK・KATAK(東京都)

2007/10/17 (水) ~ 2007/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

清々しい。
お芝居が日常の中に自然にある感じがしました。
すごーくよかったです。あと数回観ると思います。
他の2作品も楽しみにしてます。

よるべナイター

よるべナイター

FUKAIPRODUCE羽衣

サンモールスタジオ(東京都)

2007/10/18 (木) ~ 2007/10/21 (日)公演終了

満足度★★★

男と女が歌い!踊り!悶え!叫ぶ!
アングラチックなメイクや衣装。
独特のペインティングされた画を壁や床に敷き詰め
男と女が歌い!踊り!悶え!叫ぶ!
奇妙なミュージカル「ミョージカル」

前回にも増して、
オリジナルソングの完成度が高くなっていて面白い。
惜しむらくは、歌の連続で芝居部分が少なくなった分
全体のエネルギーの密度が詰まりすぎて
逆に歌のインパクトや歌詞の面白さが
半減してしまっている気が。
芝居で助走をつけて歌で一気にジャンプ!
という繰り返しでパワーをあげていく方が
良いと思うのだけど。

Voice, narrative and dialogue

Voice, narrative and dialogue

shelf

MODeL T(東京都)

2007/10/01 (月) ~ 2007/11/26 (月)公演終了

言葉の森は深い
10月15日観劇

この日の出演は、矢野靖人、大友久志、田口アヤコ、川淵優子(出番順)

田口アヤコ担当の2編中1編のみテキストを持った朗読で、その他は全てテキストを覚えた上での一人語り。

「喋る」という行為を味わい、考察していきたい、という趣向で、各出演者の間に10分程度の歓談タイムが設けられている。会場はBarなので黙って飲むも良し、お隣さんと語るも良し。

自分に、何が響いて、何が響かないかを考察することは、相手を知ることであり自分を知ることでもある。そんな時間を楽しめる企画である。

月並みなはなし[07再演版]

月並みなはなし[07再演版]

時間堂

インディペンデントシアターOji(東京都)

2007/10/19 (金) ~ 2007/10/29 (月)公演終了

満足度★★★★

月を見上げたくなる
時間堂初観劇。

シンプルな舞台セットのなか、ときに淡々と、ときに力強く進んでいく時間。

人には、きれいな部分も汚い部分もある。

全部含めて人。

その上で、「毒」よりも「優しさ」に触れたい人にはお勧めだ。

15 minutes made vol.2

15 minutes made vol.2

Mrs.fictions

ザムザ阿佐谷(東京都)

2007/10/18 (木) ~ 2007/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

「ろりえ」が凄すぎる!
驚愕。
今年のベスト5に入るぐらいの衝撃!
「小指値」とは別のベクトルの最新型の口語演劇登場!

週末の予定を変更してでも
是非「ろりえ」を体験してみて下さい!

ちなみに「モエプロ 」「柿食う客」「多少婦人 」もなかなか。

ネタバレBOX

虎のこ「三途の川の手前で」
イケメン2人によるストーリーの進み方が遅めな
オールドスタイルな演技のストレートプレイ。
ま、いわゆる、ちょっと良い話。安全牌。

多少婦人「嘘→lie」
7.5分×2の2部構成。
プチ同窓会に集まった男と女の悲喜交々な話。
前半は録音済みの登場人物の心の声を
芝居と同時に流すというよくあるギミック。
後半は各役者が着ているTシャツのアルファベットを
組み合わせて作った単語に合わせてストーリーが進行する、
というギミックで、グッと良くなる。
役者陣の経験不足の為か、いかんせんキャラが弱い故
面白さが半減してしまっている気が。

ろりえ 「アイスコーヒー」
カフェのお客の女の子とその友達と店員+αの不思議な話。
唐突なディスコミュニケーションから始まる
いきなり観客を突き放す、肝の据わった演出にビックリ!
ストーリーは続くも、感情移入を拒否する
ズラシやスカシの連続が、目の離せない状態に!
呆気に取られている内に暗転し、終わったかと思いきや
強烈なダメ押しが!
あ、ダメだもう一回観たい!観ます。コレは!

圧力団体イクチヲステガ 「『昇華』奔流の果て、静謐の畔」
一室に閉じ込められた人たちの
オールドスタイルな演技のストレートプレイ。
イマイチかなと思っていると、
中盤にその密室が予想外の設定だったことに
かなり期待感がアップするも
その後のシーンの展開のなさとラストの蛇足な感じに
ちょっとがっかり。

M.O.E(もえ) Project「天使のオシゴト」
オタク少年の部屋に突如
彼の願い事を魔法で叶える為現れた天使と
少年の幼馴染の女の子の話。
アニメから抜け出してきたような演技を
役者に強いるスタイルに、
“野鳩”の変形亜種かと期待!
役者にまだ照れがあるのか、
キャラのなり切りっぷりに不満が残る。
ただラストシーン前の少年が
幼馴染に告白する勇気を下さいと
天使に懇願するシーンで、
てっきり魔法で何とかするものと思っていたら、
「頑張ってね、お兄ちゃん!」の台詞で解決してしまう
筋金入りの萌っぷりに大爆笑!
だが、ラストはベタで無難に終わってしまう。
オタク的な文章表現を無駄遣い
してしまっているもったいなさと
各キャラの異常性のよりディープな掘り下げに成功すると、
さらに今以上に面白くなるハズ!

柿喰う客 「傷は浅いぞ (未放送版)」
新人アイドルとマネージャーの売り出し狂騒を
超早口の台詞回しと飛んで跳ねての大暴れな演劇
ココの芝居もどうもキャラクターのブレが気になる。
深谷由梨香×玉置玲央は概ね良好だが、
コロ×七味まゆ味はキャラを見失いがち。
ココも暗転明けの、ラストの4人の会話のシーンは蛇足。

Mrs.fictions 「秋にまたない」
男3人が失踪した憧れの女性の先輩について
アレやコレや言い合う芝居。
ストーリーの華の無さ故に集中できず。
王女のスカート

王女のスカート

核ベビ~コアベイビーズ~

タイニイアリス(東京都)

2007/10/17 (水) ~ 2007/10/21 (日)公演終了

満足度★★★

人間の性
セックスに関する言葉がやたら出てきて、純粋な愛の表現が汚されそう、
哲学的な言葉が上滑りか?・・・スタジオが新宿2丁目って内容に関係ある?

ネタバレBOX

下着取っちゃいます。ブラもとっちゃいます。

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