最新の観てきた!クチコミ一覧

184121-184140件 / 189759件中
催眠術

催眠術

劇団フルタ丸

しもきた空間リバティ(東京都)

2007/11/23 (金) ~ 2007/11/25 (日)公演終了

満足度

残念ながら
ここのサイトでここまで支持されている理由が私には理解できませんでした。中途半端なお祭騒ぎ。

ネタバレBOX

チラシですべての催眠術は嘘だって言っちゃっといてのこの展開は?中学校のときはあんなにおもしろかったのに、って言われる彼がどう見てもおもしろキャラに見えなかったのも残念。最後は20代半ばになったなりの深みを見せたかったのかもしれないが、話も人物も奥行不足。
しゃんしゃん影法師

しゃんしゃん影法師

劇団桟敷童子

吉祥寺シアター(東京都)

2007/11/19 (月) ~ 2007/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

やられました
終演後も、座ったまま、しばらく余韻にひたっていたい気分。ちょっとファンタジーがはいっていてホロッとくるところがツボ、やられました。

岡田利規 新作「ゴーストユース」

岡田利規 新作「ゴーストユース」

桜美林大学パフォーミングアーツプログラム<OPAP>

PRUNUS HALL(桜美林大学内)(神奈川県)

2007/11/20 (火) ~ 2007/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

大満足!
これで1000円は安い。(ちょっと淵野辺駅までが遠かったですが…)私が今まで考えもしなかったようなことのパレードで、頭フル回転で刺激を受けました。正直、えっ!?って思ったとこもあり、常識を覆された気分でした。

コントローラー

コントローラー

北京蝶々

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2007/11/16 (金) ~ 2007/11/23 (金)公演終了

ルームメイトっぽいよね
ブリジット・フォンダの映画、ルームメイトっぽい関係の2人の過去と未来。映画の『デジャヴ』も好きなので、過去未来ものはそそられるよね。早稲田の劇研って勢いでワーッってイメージがあったので(俺が歳?)、シンプルな会話劇でちょいSFって感じで好感が持てました。
(相対評価を避ける為、どの公演にも★は付けてません)

ネタバレBOX

後半もっと大胆にカーブしてもいいかな、と。導入まで丁寧すぎるのでもっとテンポよく、殴るシーンはもっとマジで殴って!(笑)。この路線応援します。岡安慶子嬢のやりすぎないビッチ具合も好み。
ライン

ライン

サスペンデッズ

OFF OFFシアター(東京都)

2007/11/20 (火) ~ 2007/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★

重いのに…
決して軽い話ではないし、笑える話でもない

なのに重く暗くならないのは何でやろう…
みんな何かを抱えながらも前向きだからだろうか

自立ってすごい



中島さんと柿丸さんが観たくて行きましたが、ほかの役者さんもよかった


コントローラー

コントローラー

北京蝶々

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2007/11/16 (金) ~ 2007/11/23 (金)公演終了

満足度★★★★

帯金の力、帯金を支える力、追い込む力
PCをゲートウェイにして展開される二つの世界、底から浮かび上がってくる人間の根源的や欲望、役者の力が二つの世界を見事にひとつの世界として表現したことで個々の登場人物が抱えるものが見事に浮かび上がっていました。

役者では帯金ゆかりの演技が秀逸・・・、ひとつの小さな動作や台詞にしっかりと彼女が観ている色や感じている重さを観客に伝えていました。鈴木麻美の狂気も心に残る演技で・・・。でもその背景で二人に絶妙なトスをあげ続けたバイプレイヤーたちの演技が光った舞台でもありました。

絶妙の塩加減のペペロンチーノを想起させるような出来・・・、12月にアナザーバージョンがあるそうで、これも観たくなりました。

ネタバレBOX

支配願望や自堕落といった性格的破壊の背景を、小難しい理屈なしに感覚で伝えていく・・・。それは単に演技力とかいう以上に、演技の力や演出的なバランス感覚が問われる世界だと思うのですが、それが出来る力が北京蝶々には十分備わっているということだと思います。

終盤、まさにそれらを浮かび上がらせる帯金・鈴木の会話には見ごたえがありました。相乗効果のように帯金・鈴木双方の闇が共鳴しながら沸き立ってくる感じ・・・。またそれは作・演出の大塩の面目躍如といった場面でもありました。
催眠術

催眠術

劇団フルタ丸

しもきた空間リバティ(東京都)

2007/11/23 (金) ~ 2007/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★

催眠術ってこういう意味かぁ。
あんまりにも前情報がなかったから、いろんな意味で裏切られたな。やっぱ面白いよ。熱気がすごかった。

長い夜の過ごし方

長い夜の過ごし方

ZuQnZ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2007/11/21 (水) ~ 2007/11/25 (日)公演終了

満足度★★

よい話を描きたいっぽいんだが、
死を意識した色々な立場の人達の物語を紡ぎたいのはわかるのだけど、基軸がはっきりしないので全体として散漫な印象に。83分。

ネタバレBOX

どの話もおなじようなボリュームで並列に進み、エピソード同士の絡みも少なく、また与えられる情報も少なめなために描きたい全景というものが見えにくい。どれか1つの話に重きを置いて、それに対して枝葉のように他のエピソードを絡めていってもよかった気がする。

あと、夜の話ばかりとはいえ、照明が全体に暗すぎ。特段リアルさにこだわったようにも感じなかったし、明かりの強弱もよいアクセントになるのだから、もう少し気にしてほしいなぁ。
時空〜ダンディズム

時空〜ダンディズム

「時空」プロジェクト実行委員会

シアターBRAVA!(大阪府)

2007/10/20 (土) ~ 2007/10/21 (日)公演終了

満足度★★★★

幸せな出逢い
楽しい一時を贈りたい!
ピュアな情熱で育まれた舞台は、演じ手と客席との幸せで濃密な一時。
しみじみとした懐かしさ、心躍るときめき。
熱意と夢が実現し結実した、素晴らしいコラボでした!!!

コントローラー

コントローラー

北京蝶々

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2007/11/16 (金) ~ 2007/11/23 (金)公演終了

満足度★★★★

構造も○だが、構成がしっかり。
SFチックな設定だけど、舞台として仮想と現実をうまく見せている。2つの物語の時間軸が大きく変化してからの展開が面白い。86分。

ネタバレBOX

過去のデータを入力して、現在・そして未来を予測するネット上のシミュレーションゲーム。これを使って友人との現在の状況・関係性を変化させようとする主人公。でも人を操作しようとしてその実自分のことは客観視できてないかために自身の行動は制御できないし、予想もできていない。そのもどかしさ、裏腹さ加減がうまく描けていたと思う。
催眠術

催眠術

劇団フルタ丸

しもきた空間リバティ(東京都)

2007/11/23 (金) ~ 2007/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

がっつり。
満席のぎゅうぎゅうの中、役者さんたちがやっていて楽しそうでした☆暴れるシーン、サイコーです。久しぶりのフルタ丸の感じを見ました♪今回実は結構予定的に厳しかったけど、見に来て良かった~。また見にいきます~。

催眠術

催眠術

劇団フルタ丸

しもきた空間リバティ(東京都)

2007/11/23 (金) ~ 2007/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★

すっげぇ。
今回は、前までのちゃんした物語から反転して、ある時期にフルタ丸がはまった暴れ芝居だった。もうパワーで押しまくるというかもう絶対男でしか出来ないことばっか。アホだった。いつもより、オチにしまりがない気がしたけど、自分としては、満足満足だった。しっかし、これ、絶対ケガする気がするよ。ホントは☆5でいきたいけど、最後の星は少し暑かったということで。まぁこの時期に暑く過ぎるっておかしいでしょ!!???

モーツァルト!

モーツァルト!

東宝

帝国劇場(東京都)

2007/11/19 (月) ~ 2007/12/25 (火)公演終了

満足度★★★★

名曲ぞろいで...
井上芳雄くんの回。

香寿たつきさんの風格と歌の上手さ、野本ほたるちゃんアマデの凛々しさにやられました。

ネタバレBOX

hiro、若くてかわいい戸川昌子に見えた。
若草物語

若草物語

三条会

三条会アトリエ(千葉県)

2007/11/23 (金) ~ 2007/11/27 (火)公演終了

満足度★★★★★

三条会仕様の力技全開な異端的ミュージカル!!
会話劇においても、
腰が砕けるような選曲センスを
見せ付けてくれる三条会ですが、
ナンダコレ?面白すぎ!

こんなのを観せつけられると、
ロリータ男爵やゴキブリコンビナートが
正統派ミュージカルに思えてくる。(笑)

ホントに間口が広いなぁ、三条会って。

ライン

ライン

サスペンデッズ

OFF OFFシアター(東京都)

2007/11/20 (火) ~ 2007/11/25 (日)公演終了

満足度★★★

良く出来た薄口のストレートプレイ。
観終わった後に
大きく心を動かされるタイプの演劇ではないし、
キモチの奥に染み込んで来るタイプの演劇でもない
かな。

ネタバレBOX

幼女偏愛、在日問題、近親相姦、SM嗜好者を散りばめるが
深く切り込んでいかず偽悪的に感じてしまう。

中島佳子(無機王)のストーンとした存在感が良い。
柿丸美智恵のキャラ芝居は面白いのだけど
リアリティーは薄れるなぁ。
モーツァルト!

モーツァルト!

東宝

帝国劇場(東京都)

2007/11/19 (月) ~ 2007/12/25 (火)公演終了

満足度★★★

井上ヴォルフガング初日
「ロマンスに出演して、演技をたくさん勉強しました」と
自画自賛している芳雄君は、目線や細かな仕草に微妙な
変化をつけ、演技派のように演じております。
モーツァルト!の魅力は若い主役の疾走感。
帝劇の大きな舞台で、中劇場の小さな微妙な演技をしている
芳雄君は、残念ながら勢いがなく
「もう今回で卒業かなぁ」と感じられました。
もっとも、今回は、オケの指揮が塩田氏から西野氏に代わったからか
やや楽曲のテンポが遅く、
重厚さを出そうとしているのでしょうか(上演時間も5分延びている)。
若さゆえの素直さ、不器用さが魅力の作品と
僕は感じているので、あまり綺麗にまとまるような作品には
しないでほしい。

ネタバレBOX

ヒロが出てます。
ミュージカル界に、新しい人材が登場するのは大ウェルカムだけど、
いまにも「ゴーゴーヘブン!」って聞こえそうなのは、
仕方がないか。
森川美穂も「アイーダ」のアムネリスやってたとき
「おんなにな~れ」って歌いそうだったもんなぁ。
モーツァルト!

モーツァルト!

東宝

帝国劇場(東京都)

2007/11/19 (月) ~ 2007/12/25 (火)公演終了

満足度★★★★

中川ヴォルフガング初日
僕が最も大好きなミュージカルの1本、待ちに待った公演。
幸運にも日生の中川初演から見ているのですが、
今日の印象は「いやぁ大人になったなぁ」。
作品を見ていて「老けたなぁ」と感じることはあっても
こういう「成長」を感じる作品って、まれです。
今回は、香寿たつきのお歌が素晴らしい。
前回も良かったのですが、今回は芝居も深みをまし、
歌は本当に練習したんだとうなぁ、と感じるほど、涙が出るほど素晴らしい。
彼女も色々な、本当に色々な役を演じる経験を通じ、
進化したのでしょう。
退化が感じられた、山口と対極的で、
彼女の歌を聴くだけでも、又足を運ぶ価値があると思いました。

ウィキッド

ウィキッド

劇団四季

電通四季劇場[海](東京都)

2007/06/17 (日) ~ 2008/08/31 (日)公演終了

もう四季には勘弁
開演後すぐ行き、「そろそろキャストも変わっているだろう」と
5ヶ月経っていったけど、全員同じキャスト。
作品は良く出来ているのに、四季の悪さが、どんどん加速している、
そんな印象を受けました。
僕の行った回は、殆どが団体客と修学旅行生だったので
「わーすごい」って喜んでいるので、素晴らしいのだと思います。
四季の戦略は間違っていないのでしょう。
しかし、年に何度も劇場へ行く観劇マニアな僕には
どうも「四季臭さ」がプンプンして、勘弁してくれよって
場面が多く、ゲンナリして、カーテンコールは参加を
遠慮して帰りました。、
「こうやれば、喜ぶでしょう!」って姿勢が丸見えなんですよ。
歌い方一つとっても、
NYの公演と比べ、垢抜けないというか自由度がないというか
形式ばっているというか、計算が目に付いて
作品から、どんどん距離を感じてしまう。
もっと新鮮な気分で見れば、とても楽しめる作品ですが
もう初々しい気分にはなれないので、それも無理。
四季には勘弁、勘弁です。

ウーマン・イン・ホワイト

ウーマン・イン・ホワイト

ホリプロ

青山劇場(東京都)

2007/11/18 (日) ~ 2007/12/02 (日)公演終了

満足度★★

日本オリジナル版って・・・
ロンドンで見て、難解な英語に話を追うのは必死でしたが、
それはそれは素晴らしい歌声に感動し、
目が回りながらも腰を抜かした舞台装置に衝撃を受け、
強い印象を残して来ており、楽しみに劇場へ行ったのですが・・・
日本オリジナル版だそうで、感想はネタバレに書きますが
先入観とのギャップで、ストレスを感じて見てました。
そんな中、良かったのはサヤカ。
ミュージカルの大役は初めてな上、複雑な旋律の曲で
大変とは思いますが、ひたむきに演じている姿に感動しました。
ミュージカル役者ではないので、声量はないし、
歌も決して上手じゃありませんが、
ひたむきに真面目に舞台の望んでいる姿が伝わり
とても好感度が高かった。
大きな声でワーワー、語尾を伸ばして
「私って上手いでしょ」と言わんばかりに歌う役者に
ウンザリしていたので、清涼感あふれる姿、
今後が楽しみです。

ネタバレBOX

舞台が、ちゃっちーんです。
遠くでも感じるような、ベニア板バリなセットに
非常に安っぽさにウンザリ。
ロンドンはCG画面を写し映像とのコラボレーションで
目まぐるしく背景が変わるので、最初は目が回りましたが
ラストの列車のシーンとか、大迫力でした。
それに比べ、場面が変わるたびに、とにかく暗転が多く
流れが途切れ、見ている当方の気持ちも切れてしまいます。
20回公演しかないから、
予算がないんだろうけど、少なくとも、もっと重厚にして欲しい。
またオケが浮かび上がるように設置されており
あれも目障り、そういう芝居やないんだから
ちょっとデリカシーにかけるなぁ。
下層階級に見えない別所、上流階級に見えない笹本(MAマルグリット
みたいな役がお似合い)、野心家に見えない石川(エリザの旦那がお似合い)、とサヤカ以外のキャストも、しっくりこず。
これは、初日だからかなぁ。
しかし翌日の新聞広告の誇大評価は、うそ臭い。


岡田利規 新作「ゴーストユース」

岡田利規 新作「ゴーストユース」

桜美林大学パフォーミングアーツプログラム<OPAP>

PRUNUS HALL(桜美林大学内)(神奈川県)

2007/11/20 (火) ~ 2007/11/25 (日)公演終了

満足度★★★

その実験で得をしたのは。
チェルフィッチュ的ではあったけれど、また別のものに見えてしまった。それは、話の構造としてもそうだろうし、完成度の問題でもあると思う。
役者によってクオリティの差が大きいし、それは個体差では許されないレベルのブレであったように思われる。そこが非常に残念。

なんだか、ワークショップの“発表会”としては納得できるが、“公演”としては疑問が残る結果であり、演出家と役者は収穫があったのだろうけれど、観る側としては収穫風景を見るばかりで、空腹感しか感じなかった。
しかしながら、少しばかり味見はさせてもらって、その味はなんかぐっとくるものはあった。

岡田さんには繰り返し、OPAPをやってほしいとは思う。次の実験に期待。

ネタバレBOX

「わたしたちが青春に見えますか?」というニュアンスの質問がケータイでされるのだけれど、
(この舞台では、ケータイのメール画面をカメラで写しだして観客に問うという行為が繰り返される)
そこで、「あ、見えないかも」と思えた瞬間に、一気に学生たちが35歳として立ち上がった気がした。

そこが、いわゆる“味見”と表現した部分に当たる。

このページのQRコードです。

拡大