
催眠術
劇団フルタ丸
しもきた空間リバティ(東京都)
2007/11/23 (金) ~ 2007/11/25 (日)公演終了

しゃんしゃん影法師
劇団桟敷童子
吉祥寺シアター(東京都)
2007/11/19 (月) ~ 2007/11/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
やられました
終演後も、座ったまま、しばらく余韻にひたっていたい気分。ちょっとファンタジーがはいっていてホロッとくるところがツボ、やられました。

岡田利規 新作「ゴーストユース」
桜美林大学パフォーミングアーツプログラム<OPAP>
PRUNUS HALL(桜美林大学内)(神奈川県)
2007/11/20 (火) ~ 2007/11/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
大満足!
これで1000円は安い。(ちょっと淵野辺駅までが遠かったですが…)私が今まで考えもしなかったようなことのパレードで、頭フル回転で刺激を受けました。正直、えっ!?って思ったとこもあり、常識を覆された気分でした。

コントローラー
北京蝶々
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2007/11/16 (金) ~ 2007/11/23 (金)公演終了
ルームメイトっぽいよね
ブリジット・フォンダの映画、ルームメイトっぽい関係の2人の過去と未来。映画の『デジャヴ』も好きなので、過去未来ものはそそられるよね。早稲田の劇研って勢いでワーッってイメージがあったので(俺が歳?)、シンプルな会話劇でちょいSFって感じで好感が持てました。
(相対評価を避ける為、どの公演にも★は付けてません)

ライン
サスペンデッズ
OFF OFFシアター(東京都)
2007/11/20 (火) ~ 2007/11/25 (日)公演終了
満足度★★★★
重いのに…
決して軽い話ではないし、笑える話でもない
なのに重く暗くならないのは何でやろう…
みんな何かを抱えながらも前向きだからだろうか
自立ってすごい
中島さんと柿丸さんが観たくて行きましたが、ほかの役者さんもよかった

コントローラー
北京蝶々
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2007/11/16 (金) ~ 2007/11/23 (金)公演終了
満足度★★★★
帯金の力、帯金を支える力、追い込む力
PCをゲートウェイにして展開される二つの世界、底から浮かび上がってくる人間の根源的や欲望、役者の力が二つの世界を見事にひとつの世界として表現したことで個々の登場人物が抱えるものが見事に浮かび上がっていました。
役者では帯金ゆかりの演技が秀逸・・・、ひとつの小さな動作や台詞にしっかりと彼女が観ている色や感じている重さを観客に伝えていました。鈴木麻美の狂気も心に残る演技で・・・。でもその背景で二人に絶妙なトスをあげ続けたバイプレイヤーたちの演技が光った舞台でもありました。
絶妙の塩加減のペペロンチーノを想起させるような出来・・・、12月にアナザーバージョンがあるそうで、これも観たくなりました。

催眠術
劇団フルタ丸
しもきた空間リバティ(東京都)
2007/11/23 (金) ~ 2007/11/25 (日)公演終了

長い夜の過ごし方
ZuQnZ
ギャラリーLE DECO(東京都)
2007/11/21 (水) ~ 2007/11/25 (日)公演終了
満足度★★
よい話を描きたいっぽいんだが、
死を意識した色々な立場の人達の物語を紡ぎたいのはわかるのだけど、基軸がはっきりしないので全体として散漫な印象に。83分。

時空〜ダンディズム
「時空」プロジェクト実行委員会
シアターBRAVA!(大阪府)
2007/10/20 (土) ~ 2007/10/21 (日)公演終了
満足度★★★★
幸せな出逢い
楽しい一時を贈りたい!
ピュアな情熱で育まれた舞台は、演じ手と客席との幸せで濃密な一時。
しみじみとした懐かしさ、心躍るときめき。
熱意と夢が実現し結実した、素晴らしいコラボでした!!!

コントローラー
北京蝶々
早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)
2007/11/16 (金) ~ 2007/11/23 (金)公演終了
満足度★★★★
構造も○だが、構成がしっかり。
SFチックな設定だけど、舞台として仮想と現実をうまく見せている。2つの物語の時間軸が大きく変化してからの展開が面白い。86分。

催眠術
劇団フルタ丸
しもきた空間リバティ(東京都)
2007/11/23 (金) ~ 2007/11/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
がっつり。
満席のぎゅうぎゅうの中、役者さんたちがやっていて楽しそうでした☆暴れるシーン、サイコーです。久しぶりのフルタ丸の感じを見ました♪今回実は結構予定的に厳しかったけど、見に来て良かった~。また見にいきます~。

催眠術
劇団フルタ丸
しもきた空間リバティ(東京都)
2007/11/23 (金) ~ 2007/11/25 (日)公演終了
満足度★★★★
すっげぇ。
今回は、前までのちゃんした物語から反転して、ある時期にフルタ丸がはまった暴れ芝居だった。もうパワーで押しまくるというかもう絶対男でしか出来ないことばっか。アホだった。いつもより、オチにしまりがない気がしたけど、自分としては、満足満足だった。しっかし、これ、絶対ケガする気がするよ。ホントは☆5でいきたいけど、最後の星は少し暑かったということで。まぁこの時期に暑く過ぎるっておかしいでしょ!!???

モーツァルト!
東宝
帝国劇場(東京都)
2007/11/19 (月) ~ 2007/12/25 (火)公演終了
満足度★★★★
名曲ぞろいで...
井上芳雄くんの回。
香寿たつきさんの風格と歌の上手さ、野本ほたるちゃんアマデの凛々しさにやられました。

若草物語
三条会
三条会アトリエ(千葉県)
2007/11/23 (金) ~ 2007/11/27 (火)公演終了
満足度★★★★★
三条会仕様の力技全開な異端的ミュージカル!!
会話劇においても、
腰が砕けるような選曲センスを
見せ付けてくれる三条会ですが、
ナンダコレ?面白すぎ!
こんなのを観せつけられると、
ロリータ男爵やゴキブリコンビナートが
正統派ミュージカルに思えてくる。(笑)
ホントに間口が広いなぁ、三条会って。

ライン
サスペンデッズ
OFF OFFシアター(東京都)
2007/11/20 (火) ~ 2007/11/25 (日)公演終了
満足度★★★
良く出来た薄口のストレートプレイ。
観終わった後に
大きく心を動かされるタイプの演劇ではないし、
キモチの奥に染み込んで来るタイプの演劇でもない
かな。

モーツァルト!
東宝
帝国劇場(東京都)
2007/11/19 (月) ~ 2007/12/25 (火)公演終了
満足度★★★
井上ヴォルフガング初日
「ロマンスに出演して、演技をたくさん勉強しました」と
自画自賛している芳雄君は、目線や細かな仕草に微妙な
変化をつけ、演技派のように演じております。
モーツァルト!の魅力は若い主役の疾走感。
帝劇の大きな舞台で、中劇場の小さな微妙な演技をしている
芳雄君は、残念ながら勢いがなく
「もう今回で卒業かなぁ」と感じられました。
もっとも、今回は、オケの指揮が塩田氏から西野氏に代わったからか
やや楽曲のテンポが遅く、
重厚さを出そうとしているのでしょうか(上演時間も5分延びている)。
若さゆえの素直さ、不器用さが魅力の作品と
僕は感じているので、あまり綺麗にまとまるような作品には
しないでほしい。

モーツァルト!
東宝
帝国劇場(東京都)
2007/11/19 (月) ~ 2007/12/25 (火)公演終了
満足度★★★★
中川ヴォルフガング初日
僕が最も大好きなミュージカルの1本、待ちに待った公演。
幸運にも日生の中川初演から見ているのですが、
今日の印象は「いやぁ大人になったなぁ」。
作品を見ていて「老けたなぁ」と感じることはあっても
こういう「成長」を感じる作品って、まれです。
今回は、香寿たつきのお歌が素晴らしい。
前回も良かったのですが、今回は芝居も深みをまし、
歌は本当に練習したんだとうなぁ、と感じるほど、涙が出るほど素晴らしい。
彼女も色々な、本当に色々な役を演じる経験を通じ、
進化したのでしょう。
退化が感じられた、山口と対極的で、
彼女の歌を聴くだけでも、又足を運ぶ価値があると思いました。

ウィキッド
劇団四季
電通四季劇場[海](東京都)
2007/06/17 (日) ~ 2008/08/31 (日)公演終了
もう四季には勘弁
開演後すぐ行き、「そろそろキャストも変わっているだろう」と
5ヶ月経っていったけど、全員同じキャスト。
作品は良く出来ているのに、四季の悪さが、どんどん加速している、
そんな印象を受けました。
僕の行った回は、殆どが団体客と修学旅行生だったので
「わーすごい」って喜んでいるので、素晴らしいのだと思います。
四季の戦略は間違っていないのでしょう。
しかし、年に何度も劇場へ行く観劇マニアな僕には
どうも「四季臭さ」がプンプンして、勘弁してくれよって
場面が多く、ゲンナリして、カーテンコールは参加を
遠慮して帰りました。、
「こうやれば、喜ぶでしょう!」って姿勢が丸見えなんですよ。
歌い方一つとっても、
NYの公演と比べ、垢抜けないというか自由度がないというか
形式ばっているというか、計算が目に付いて
作品から、どんどん距離を感じてしまう。
もっと新鮮な気分で見れば、とても楽しめる作品ですが
もう初々しい気分にはなれないので、それも無理。
四季には勘弁、勘弁です。

ウーマン・イン・ホワイト
ホリプロ
青山劇場(東京都)
2007/11/18 (日) ~ 2007/12/02 (日)公演終了
満足度★★
日本オリジナル版って・・・
ロンドンで見て、難解な英語に話を追うのは必死でしたが、
それはそれは素晴らしい歌声に感動し、
目が回りながらも腰を抜かした舞台装置に衝撃を受け、
強い印象を残して来ており、楽しみに劇場へ行ったのですが・・・
日本オリジナル版だそうで、感想はネタバレに書きますが
先入観とのギャップで、ストレスを感じて見てました。
そんな中、良かったのはサヤカ。
ミュージカルの大役は初めてな上、複雑な旋律の曲で
大変とは思いますが、ひたむきに演じている姿に感動しました。
ミュージカル役者ではないので、声量はないし、
歌も決して上手じゃありませんが、
ひたむきに真面目に舞台の望んでいる姿が伝わり
とても好感度が高かった。
大きな声でワーワー、語尾を伸ばして
「私って上手いでしょ」と言わんばかりに歌う役者に
ウンザリしていたので、清涼感あふれる姿、
今後が楽しみです。

岡田利規 新作「ゴーストユース」
桜美林大学パフォーミングアーツプログラム<OPAP>
PRUNUS HALL(桜美林大学内)(神奈川県)
2007/11/20 (火) ~ 2007/11/25 (日)公演終了
満足度★★★
その実験で得をしたのは。
チェルフィッチュ的ではあったけれど、また別のものに見えてしまった。それは、話の構造としてもそうだろうし、完成度の問題でもあると思う。
役者によってクオリティの差が大きいし、それは個体差では許されないレベルのブレであったように思われる。そこが非常に残念。
なんだか、ワークショップの“発表会”としては納得できるが、“公演”としては疑問が残る結果であり、演出家と役者は収穫があったのだろうけれど、観る側としては収穫風景を見るばかりで、空腹感しか感じなかった。
しかしながら、少しばかり味見はさせてもらって、その味はなんかぐっとくるものはあった。
岡田さんには繰り返し、OPAPをやってほしいとは思う。次の実験に期待。