ウーマン・イン・ホワイト 公演情報 ホリプロ「ウーマン・イン・ホワイト」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    日本オリジナル版って・・・
    ロンドンで見て、難解な英語に話を追うのは必死でしたが、
    それはそれは素晴らしい歌声に感動し、
    目が回りながらも腰を抜かした舞台装置に衝撃を受け、
    強い印象を残して来ており、楽しみに劇場へ行ったのですが・・・
    日本オリジナル版だそうで、感想はネタバレに書きますが
    先入観とのギャップで、ストレスを感じて見てました。
    そんな中、良かったのはサヤカ。
    ミュージカルの大役は初めてな上、複雑な旋律の曲で
    大変とは思いますが、ひたむきに演じている姿に感動しました。
    ミュージカル役者ではないので、声量はないし、
    歌も決して上手じゃありませんが、
    ひたむきに真面目に舞台の望んでいる姿が伝わり
    とても好感度が高かった。
    大きな声でワーワー、語尾を伸ばして
    「私って上手いでしょ」と言わんばかりに歌う役者に
    ウンザリしていたので、清涼感あふれる姿、
    今後が楽しみです。

    ネタバレBOX

    舞台が、ちゃっちーんです。
    遠くでも感じるような、ベニア板バリなセットに
    非常に安っぽさにウンザリ。
    ロンドンはCG画面を写し映像とのコラボレーションで
    目まぐるしく背景が変わるので、最初は目が回りましたが
    ラストの列車のシーンとか、大迫力でした。
    それに比べ、場面が変わるたびに、とにかく暗転が多く
    流れが途切れ、見ている当方の気持ちも切れてしまいます。
    20回公演しかないから、
    予算がないんだろうけど、少なくとも、もっと重厚にして欲しい。
    またオケが浮かび上がるように設置されており
    あれも目障り、そういう芝居やないんだから
    ちょっとデリカシーにかけるなぁ。
    下層階級に見えない別所、上流階級に見えない笹本(MAマルグリット
    みたいな役がお似合い)、野心家に見えない石川(エリザの旦那がお似合い)、とサヤカ以外のキャストも、しっくりこず。
    これは、初日だからかなぁ。
    しかし翌日の新聞広告の誇大評価は、うそ臭い。


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    2007/11/24 01:25

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