
あなざーわーくす15回公演 「2010年のエレクトラ」
あなざーわーくす
遊空間がざびぃ(東京都)
2008/03/06 (木) ~ 2008/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しいギリシャ悲劇♪
「Hula-Hooperの忘年会」のゲスト出演は観たことがありますが、本公演は初めてになります。
楽しいギリシャ悲劇でした♪
室内ポカポカ、身体動かすと軽く汗ばむ。なんだか健康的。間近で味わえる濃い芝居にも満足♪
自分的には岩井氏の客いじりが面白かった。

エブリシング・マスト・ゴー
弦巻楽団
扇谷記念スタジオ・シアターZOO(北海道)
2008/02/29 (金) ~ 2008/03/05 (水)公演終了
満足度★★★
次も期待
入り込めない部分もありましたが、たのしめました。
立川君が本当によかった。
彼だけが最後までちきんと集中していたように思えました。
周りの評価も高く、彼が今後どうなっていくのか楽しみです。
コメディは役者の力が問われるな、と思いました。
後、もう一歩、何かが見たい気がします。

螺旋の上の三角
village80%
ぽんプラザホール(福岡県)
2008/03/01 (土) ~ 2008/03/02 (日)公演終了

静物たちの遊泳
NPO法人アートネットワーク・ジャパン(ANJ)
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2008/02/29 (金) ~ 2008/03/01 (土)公演終了
満足度★★
リーディングの難しさ
前半、台詞で全部を説明しようとする演技になかなか入っていけず。
脚本に設定された空間が見事。ゆらぐような中でざらっとした肌触りの会話も好み。実際の公演が観たいです。ぜひ。

ブレヒトだよ!
劇団衛星
京都市東山青少年活動センター(京都府)
2008/02/23 (土) ~ 2008/03/02 (日)公演終了
満足度★★★
京都ではなく、衛星独自の。
前半は突き抜けていないエンタメ寄りの演技体に多少不安もあったのですが、物語が進むうち役者一人一人の魅力がふっと浮かぶ瞬間があり、アクションにでもなく笑いにでもなく、劇団と一緒に何か別の方向に一歩進んだ演技のあり方を感じました。これは様々な公演形態を、継続して行なってきた劇団衛星独自のものだと思います。強度が増してくれば、もっとおもしろくなる予感も。
完全に不意をつかれたラストシーン。その策士っぷりは今後も注目したいと思います。

眠りのともだち
イキウメ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2008/02/27 (水) ~ 2008/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★
初観劇です
いやー、面白かった。
やっぱり、演出能力が高いなぁ、って素直に感心しました。
舞台美術と照明と役者さんの動きがすごくぴったりくる。
作品もモチーフはあいまいな分、オーソドックスな運びでした。
無理な言葉遊びとかで観客を無用に弄ぶこともしなかった。
なんというんだろう、ストーリー展開にも、見せ方にも、
「どうせ俺達の世界観なんて誰もわからねえだろ」なんて傲慢さはなく、
「あいまいな不思議なものを見せる分、分かりやすく見せたい」っていう誠実さが感じられたような気がします。勘違いかもしれないけれど。

『三人姉妹』ワークインプログレス
時間堂
駒込駅前スタジオ(東京都)
2008/02/25 (月) ~ 2008/02/25 (月)公演終了
一幕と四幕を
ダブルキャストの入れ替えを含みながら、発表。対話劇以外の部分の迷いというか、演技の共通理解が取れてないように感じられ、どう観ていいのか困る。かなりの難敵と初日まで、どう戦ってくれるのか楽しみです。

マーク義理人情の四人
マーク義理人情
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/02/27 (水) ~ 2008/03/02 (日)公演終了
満足度★★
外からの目が必要!?
おもしろいシーンもあるのだけれど、長かったり、繰り返しすぎだったりする。
観客が一番気持ちいいところで終わってくれない。やはり外部の脚本・演出家を招くべき。毎回、色々な作・演出家とコラボレートする企画になれば公演として魅力的な企画になるのでは?

こんな奴ら。
劇団山の手事情社
アトリエ春風舎(東京都)
2008/02/28 (木) ~ 2008/03/02 (日)公演終了
満足度★
これを有料で見せる意味が解らない。
ま、チラシのデザインもかなりなモノですが。
小栗永里子、中田明佳、堀口愛美の存在は耐えられる。
ま、皆さんもっと頑張って下さい。という感じかな。

マーク義理人情の四人
マーク義理人情
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/02/27 (水) ~ 2008/03/02 (日)公演終了
満足度★
1時間半も引っ張れるネタでは無い。
10分で十分。
俳優としては悪くは無い4人なので、
作・演出は外部に発注して、
俳優に徹した方が良いのではと。

江波戸さんちのにぎやかなひなまつり
危婦人
ザ・ポケット(東京都)
2008/02/27 (水) ~ 2008/03/02 (日)公演終了
満足度★★★
もっとザンヨウコを!
という感じかな。
ファミリードラマの王道スタイル
江波戸さんちシリーズは、
看板女優のザンヨウコが主軸として、
もっと力強く存在感をキープした上で、
彼女に曲者の客演陣が絡んで、
物語を廻して行くのがベストだと思うのだけど、

はなとゆめとお菓子
はなとゆめ
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2008/02/29 (金) ~ 2008/03/02 (日)公演終了
満足度★★★★
今回もブッチギリのトホホワールド全開!
脱力系演技に生ユル~イ下ネタをMIXした、
はなとゆめの世界は、一度ハマルと止められなくなります!

宿題と遠吠え
FUKAIPRODUCE羽衣
こまばアゴラ劇場(東京都)
2008/02/28 (木) ~ 2008/03/02 (日)公演終了
満足度★★★★
まさに禁断のアングラ&ポップ&エロス!!
唯一無二のミョージカル。
オムニバス形式で次々と繰り出される悪夢のような世界は、
演劇に潔癖な人には生理的に全く受け付けられないと思います。

眠りのともだち
イキウメ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2008/02/27 (水) ~ 2008/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★
少し不思議の魅力。
面白みのある設定を、現実という地盤に乗せて遊ぶ、ラヴありで。
言うなれば、前川知大作品とは、そういうことなのである。
逆に言えば、その設定こそが作品の善し悪しにもろに影響する。
眠りという判りやすいテーマで、少し不思議(SF)な世界に導いた。
その設定の面白みたるや、流石と唸ってしまう。
説明台詞に説得力がある作風だと思うのだけど、……少数派意見?
最後の引っ張りが少々くどいような気もしつつ。
やっぱりウェットだなぁ……とドライに思ってしまう、私。

ウラノス
こどもの城 青山円形劇場/ネルケプランニング
青山円形劇場(東京都)
2008/02/06 (水) ~ 2008/02/17 (日)公演終了
満足度★★★★
モロにイキウメ
脚本がイキウメの前川知大ということで、冒頭なんかまんまイキウメ。さらに共感覚を持つ人物がいることや、全体の雰囲気、それにオチのつけ方までモロにイキウメ。が、イキウメよりも若干マイルドだったのは青木豪の演出によるものか?
また、初舞台の川村ゆきえがとても上手くて惚れ直し。

鯨屋の客
菅間馬鈴薯堂
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/03/05 (水) ~ 2008/03/09 (日)公演終了

黎明
reset-N
相鉄本多劇場(神奈川県)
2008/03/05 (水) ~ 2008/03/09 (日)公演終了

オール・ヌード
enji
OFF OFFシアター(東京都)
2008/02/27 (水) ~ 2008/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★
ニンゲンだもの
元々ニンゲンなんて、弱くて強くて単純で複雑だから、『オール・ヌード』なんてタイトルにやたら汗かきまくって、あらぬ期待なんかしちゃったのはワタクシだけではないだろう・・(〃 ̄ω ̄〃ゞ
でもって、他の観劇人の『観てきた!』投稿をしみじみと拝んで・・・( ´;゜;ё;゜).;'.、.;'.、ゴフッ!!
と、溜息と同じ類の落胆吐息をしちゃったのはワタクシだけだろうか・・・?
そこで、『元々自分はそんなエゲツナイ想像なんかしてません!』と、声高々に宣言するような輩。
そんな輩が今回の芝居の主人公なのであ~~る!(´ー+`)キラッ
要はニンゲン、生きていく為には必ず本音と建前を使い分けるはずで・・・なんかのCMじゃあないけれど、サラリーマン拳法なる秘伝なのだ。。
そのサラリーマン拳法の如く主人公邦夫の家族・友人達は上手に使い分けるのだが、本音の部分の心の声が邦夫には聞こえてしまうから、さあ大変!
以下は公演中なのでネタばれBOXに・・・

眠りのともだち
イキウメ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2008/02/27 (水) ~ 2008/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★★
完成度高いと思いました。
気になっていた「難しそうな世界観」も、すんなりと理解できました。
説明的とも思いませんでした。
むしろ必要最小限でバランスよかったと思います。
次回公演も観に行こうと思いました。

オール・ヌード
enji
OFF OFFシアター(東京都)
2008/02/27 (水) ~ 2008/03/09 (日)公演終了
満足度★★★★
ライト感覚な作品
ちと軽めのハートフル・コメディ作品だったけど、ちゃんと焦点を定めている奥深さを追究していた作品でしたね。
ただもう少し、人間のグロさを追及しても良かったかも・・・