アソビウタ
風花水月
ギャラリーLE DECO(東京都)
2008/10/07 (火) ~ 2008/10/12 (日)公演終了
些細な出来事に意識を。
静かな芝居。台詞がなくても観るべき部分があり、尚且つ観ていられる。むしろ集中し過ぎて疲れるくらい。
終盤で暗転した時、これで終わりかと勘違いしました。
ネタバレBOX
流れ的にはその暗転で終われたし、そのほうがスッキリ終われた。このスッキリしない感覚こそが今回の演目で最終的に得るべきものなのか、それとも作り手側で満足な締め方があれなのか。気になる。
グローブ・ジャングル
虚構の劇団
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2008/05/10 (土) ~ 2008/05/25 (日)公演終了
満足度★★★★
旗揚げ公演
前回の旗揚げ準備公演が良かったので
今回の公演も見に行きました。
なるべく問題を起きないように、いろいろなものに規制や制限が加わる
今の現状がうまく話に盛り込まれていて面白かったです。
でも、ネット書き込みのシーンなどをなんか違和感・ズレを感じたな。
あいどんとわなだい
エレクトリック・モンキー・パレード
荻窪メガバックスシアター(東京都)
2008/10/18 (土) ~ 2008/10/20 (月)公演終了
満足度★★★
過去の闇
オープニングからハイテンションで物語りは流れます。
最後にはどんでん返しのどんでん返し。
罪深き者たちのレクイエム。
ネタバレBOX
久しぶりにかつての仲間がシンイチのバーに集まることになった。
妙にはしゃぐよしあきをよそに、冷静な弁護士のあきら。
次々と仲間は集まり変わった者や変わらない者がお互いに「今、何してるんだ?」なんて挨拶代わりにコメディっぽく物語りは流れる。
そんなおり、バカボンは今どーしてるんだ?と一人がぼんやりと言った一言がきっかけに、気まずい雰囲気になる。
そこへ、バカボンが登場し、ヨシアキとけいすけとしんいちはびびりまくる。
「何故、バカボンが・・?死んだはずなのに・・。」と3人は驚愕する。
やがて、バカボンそっくりに整形した北さんがバカボンを殺した3人を復讐する為にここにやって来たことが解る。
3人は卒業前日にバカボンを交えて飲み会を開き、罰ゲームと称して過剰になり失神させてしまった。
その場面のビデオを見た北さんがバカボンの仇を討つため、3人を殺しにやって来たのだった。
北はある病気の為、余命数ヶ月と医師から宣告されて決心したという。
「何故、今まで会いに来なかった?もう、お前に殺されるんだ。教えてくれ。」と質問したシンイチ。
「考えてみれば・・・卒業して社会に出てもパッとしなかった。自分がいかにクズかが解った。恥ずかしかったんだ。恥ずかしくて会いに来られなかった。そんな自分をだんだん嫌いになっていく。」と告白する北。
そうして、3人は北によって殺され、その北はシンイチを好きだと言ったユカに殺される。
全てが終わったかのようにみえた物語はどんでん返しがある。
ビデオの中のバカボンは死んだかのように見えたが息を吹き返した。そのとき、たまたま遊びに来たあきらに絞殺されたのだった。
本当は殺していなかった3人。バカボンを殺したと思い込んだ北さん、北を殺したユカ、真犯人のあきら。
それぞれがそれぞれの闇を抱えて生きていたのだった。
仲間だと思っていた人達のどこかねじれた物語。
前半は殆どコメディ。後半はスリルとサスペンスに変えての顛末は弁護士という肩書きを持ったあきらの病的心理をついた作品。
旗揚げとは名ばかりの魅せる役者たちばかりでした。
物語の内容も濃い。
明らかにニコニコしながら帰宅できる作品ではないです。
好みか好みじゃないか、はっきり分かれると思う。
前半のコメディ部分はセリフで笑わせる質の高さも加味し、好みでした。
次回の作品も期待できる劇団でした。
ガリバー&スウィフト
パパ・タラフマラ
東京グローブ座(東京都)
2008/10/09 (木) ~ 2008/10/12 (日)公演終了
満足度★★★★
にゃーん!
すっごいすごい。
ずーっと、ニヤニヤしながら見てしまった。
ダンスが素敵。ダンスじゃないのにダンスに見える見事な演出に舌を巻く。
流れるように作り込まれた文句なしの動き。
そして何より、その動きができる役者の身体能力の高さに驚いた。
あれはもう、ある意味 サーカス。
セリフは本当に少ない。
視覚のみで理解する部分も多かった(ように自分には見えた)。
途中から分からなくなってきたけど、「理解しようとして見るモンじゃないかも」と思ってみていたら 色々なものが見えてきてさらに驚く。
あらすじの言葉の選び方通りのセンス!
見れて本当によかった!!!
ハート
掘出者
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/10/10 (金) ~ 2008/10/14 (火)公演終了
満足度★★★
静かなハート。
考え方。
哲学。
確かにそうだなと、頷かせるメッセージを受け取った。
演出が静かで、本当に淡々としているので、
好みかどうかは分かれそう。
自分は、かなり集中するように 自分で神経を使って、見た。
静かな芝居は苦手。
きっとこのお芝居も苦手分野で、見終わった後、すごくすごく疲れた。。
でも、最後まで喰いついていこうとしている自分がいた。
テーマを、真面目に考えていたお芝居だからだろうな、と思った。
ネタバレBOX
「自由時間は、自由だけど自由じゃないんだよ」というような台詞が本当に耳に残った。
心にも残った。
見ていて酷く、ギクリとした。
自分にも、きっとこんなことがあった・・・。
そう思ったことは、かなりの収穫になった気がする。
ハイバイ オムニ出す(チケット売り切れましたが特別追加公演やります。)
ハイバイ
リトルモア地下(東京都)
2008/10/19 (日) ~ 2008/11/05 (水)公演終了
満足度★★★★
ねじれ、よじれる、可能性。
ハイバイの新作は、4つのジャンルのオムニバス。初日は、4つの中から、「SF」と「落語」。これが、とっても面白かった。
ネタバレBOX
オムニバス上演、最近、やたらと目にする形。それらの多くは、「手軽さ」をウリ、目的としているみたい。今回のハイバイの『オム二出す』も、お手軽で、とても初心者に優しいものになっている。でも、もちろん、それだけじゃない。僕は、オムニバス形式って、ハイバイのエッセンスそのものという気がする。
オムニバスという上演形式が、これほどしっくりくる劇団もないのじゃないか。ハイバイの作品は、いつも、一つの作品でも、なんだか、いくつもの作品を同時に観たような気になるのだ。
さて、初日に観た2作品だけれど、やっぱり、ハイバイらしいのは、「落語/男の旅—なつこ編」だと思う。
物語そのものは、とっても単純。三人の若者が、フーゾクへ。三者三様のフーゾク模様。役者さんは、一人で、その場の何人かを、落語よろしく、同時に演じる。時には、二人で四人を演じたり、三人で四人を演じたり、変則的なことも。
ホンモノの落語と違って、演じるので、一人をちょっと演じて、無言で場所を移って、もう一人を演じる。これで、例えば、ひとりでセックスしてる二人を、やったりする。爆笑をさそいながら、同時に、物語に、微妙なズレが生じる。つまり、役者さんが、役を入れかわるタイムラグが、物語そのもののズレと、まったりと重なっていて、最後は、一瞬、物語が、完全に二つに分岐してしまう。
これは、ちょっと、わかりにくい。観ていて、爆笑しながらも、気を抜くと、すぐに置いていかれそうになってしまう。そしてそれこそが、ハイバイの魅力のひとつだと、僕は思う。
ハイバイの作品は、けっこう、構造が複雑で入り組んでいる。それは、表面上の物語が単純にみえるだけに、いっそう不気味に、ぼんやりと、浮かび上がる。まっすぐには進まない。たとえば、小刻みな反復をくり返す。それは、同じことをくり返しているはずなのに、微妙なズレを生み出したりする。
そうするうちに、ひとつの物語……というより、「話」が、観ている僕の頭のなかで、どんどん勝手に分岐して、なんだか、無数の可能性そのものみたいにみえてくる。道は、ねじれよじれて、迷路みたい。ひとつの入り口が、たくさんの出口につながっている。
それは、なにやら、人、そのものに、触れている気がする。僕のカラダの底にある、敏感な所に、ぴとっとふれる。
僕にとって、それは、あまり気持ちのいいものではない。やめてよ、というほうが、どちらかというと強い。でも、それなのに、ハイバイの舞台を、とても楽しみに観てしまう。ハイバイは、観客をも、ねじれ、よじれ、させるのかもしれなくて、それは、気持ち悪くて、気持ちよいのかも、そんなふうにしか、いえない気がした。
超人スリムスリムマン2
タッタタ探検組合
タイニイアリス(東京都)
2008/10/16 (木) ~ 2008/10/19 (日)公演終了
満足度★★★
好き放題!(^0^)
いあいあ、めっさ楽しいですわ。アドリブあり~の、軽くセクハラあり~の。それでいて憎めない超人スリムスリムマン。
客席は超満員、とにかくぎゅうぎゅう。
以下はネタばれBOXにて。。
ネタバレBOX
とにかく、ばかばかしいです。(^^;)
ばかばかしすぎて笑うしかない!という勇ましさ!(^0^)
このストーリーは延々と続くのでしょうか?(たぶんそうなのだろう)
前列に座った観客はなんやらスプラッシュマウンテンのごとくシートで身を守るように配慮がされてました。
舞台にはプールのようなセットが・・。(@@!)
アフリカにやって来たただしは、水脈が涸れてしまって喘いでいる村の親善大使に会う。
その水の流れを変えたのが、コポコポコーポレーションのコポコポコーポだった。
このコポコポコーポと水脈の取り合いで戦うことになるただし。
一方、手賀沼国際大学に進学したたけしは、研修旅行の名目で、やはりアフリカへ飛ぶのだったが、なんと、この大学の入学生はたけしだけだったのだ。
この大学もコポコポコーポレーションが一枚絡んでおり、「ただし」と「たけし」は二人でこの敵と向かい合う。
物語の筋はきちんとしているようにみえて、どーでもいいような感じです。
きっと観客はストーリー性なんか求めていないのかも。
舞台のサイドに4コマ漫画の画面が現れ、どこのどなたか解らないようなお人がいちいちめくりに来ます!(^^;)
その瞬間、舞台は停止します。(^0^)ピッと時間を止めたみたいに・・。
ただしやたけしがスリムスリムマンなるフンドシ一丁になる度に、どたばたと変身するわけだけれど・・・、この変身する過程が物凄く情けないです。
ここでまた私たちは苦笑するわけですよ。
舞台が水浸しになってそれで滑ったり、はたまた、いちいち拭いたりしながら、なんだかほのぼのとした舞台でした。
コポコポコーポを演じた井上美穂は最後はずぶぬれでプールで泳いでました。
お疲れ様ー。と言いたい。
「次回も頑張るんだよ。」
修道女
劇団昴
Pit昴/サイスタジオ大山第1(東京都)
2008/10/11 (土) ~ 2008/10/26 (日)公演終了
満足度★★★★
女の世界
入場時の劇空間の雰囲気に、劇への期待を膨らませながら拝見しました。
内容は・・・あ、やっぱりそういう話になっちゃうのね(^^;)的な展開ですが、もともと映画にもなった原作通りなのでしょうし、修道女のタブーと言ったら・・・アレっすよねぇ~。「神に仕える身」の人たちが「人間関係」で苦悩するという所でしょうか?
本職としては、照明は非常に勉強になりました!今後の糧にしたいと思います!
ネタバレBOX
元々2幕芝居だったらしく、前半は申し訳ございませんがだるさを感じました。
・・・が、それも原作のテンポだからどうなるものでもないのかな~。
前半は女世界の陰湿なイジメが主軸だったのですが、後半、物語がレズ方向に発展していくと、何故か客席の空気は一気に舞台へと集中!
・・・みなさんもこうなると思ってたのね(^^;)
この先の向こう
劇団支木
劇団支木アトリエ(青森県)
2008/10/03 (金) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★
ゲネにお邪魔してすみません!
ゲネを拝見しました(^^;)
アトリエを探して歩くと・・・完全に民家!!
しかし劇場スペースに足を踏み入れると・・・舞台にはOLのマンションの一室が!!これだから演劇空間って面白い!
聞けば脚本は初だとか・・・
消化し切れてない部分や唐突な展開もありましたが、初めてでここまでの構成なら見事なのかな~と・・・
頑張れ次世代!!
超人スリムスリムマン2
タッタタ探検組合
タイニイアリス(東京都)
2008/10/16 (木) ~ 2008/10/19 (日)公演終了
満足度★★★
自由奔放
もうストーリーとか気にならないです。
とにかくスリムスリムマンに変身したいんだな、と。
勢いが半端なくて楽しめました!
Refresh!
ガバメント・オブ・ドッグス
ABCホール (大阪府)
2008/05/23 (金) ~ 2008/05/25 (日)公演終了
満足度★★★★
おっちゃんたちが笑わせてくれる
きちんと練られていて、きちんと演じられるコント集。
とても気持ちよく笑ったし、楽しめた。
11年ぶりの公演で、東京は初とのことだが、是非また近いうちに観たいと思った。
ネタバレBOX
どっとうけるところともあったが、たぶん人によってツボが違うのだろう、違うタイミングで、笑いがあちこちで起きていた。
私は、天才少年と祝賀会が結構ツボだった。
おわりのいろは
ホチキス
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2008/10/17 (金) ~ 2008/10/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
おわりははじまり
荒唐無稽。
でも心地よい。
どんとゆけ
渡辺源四郎商店
こまばアゴラ劇場(東京都)
2008/10/16 (木) ~ 2008/10/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
どんとゆけ=Don't you kill ?
意外と笑える不思議な喜劇。見てよかった。
巨人の星のパロディを構想しながら、ここに行き着けることに感動。
もともと、お茶の間という場所には独特の「淀み」があって、
窒息させるような空気がある。田舎に行くと特に。
直接、どんとはゆかないけれど、安楽死の場所みたいな印象。
そこに潜在している「死の匂い」を、特異な設定で顕在化?
余韻が残り、いろいろ考えられる、いいお芝居。
ネタバレBOX
家族的なバックグラウンドが明かされない、
聖女(不思議ちゃん)的なキャラクターでさえ、救いをもたらさないことが素晴らしい。
紫式部が言う前に!
ユニット美人
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/10/18 (土) ~ 2008/10/19 (日)公演終了
満足度★★★
あかんって^^;
堪忍してぇな^^;30過ぎた尻にブルマはキツイは!あかんって!もっとヒップアップせなぁ!って本音はさておき・・・う~ん,のっけから黒木さんが遅れてくることもパンフのメニューに書いてあるし,芝居前にパンフを読んだら,コントの展開までが観ていて読めてしまって・・もう一ひねり欲しかったかな。今度はコントの小作品集ではなく,二人のマジな芝居が観てみたいね。
おわりのいろは
ホチキス
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2008/10/17 (金) ~ 2008/10/26 (日)公演終了
満足度★★★
でも、そこそこ感なのだ
役者の好み多し、大人数もそれなり。
『光る女』
Hula-Hooper
OFF・OFFシアター(東京都)
2008/10/16 (木) ~ 2008/10/20 (月)公演終了
満足度★★★
やっぱ、かわいいさー
SF「っぽい」世界で遊んでみました、というのはそうだが、かわいいさー
あいどんとわなだい
エレクトリック・モンキー・パレード
荻窪メガバックスシアター(東京都)
2008/10/18 (土) ~ 2008/10/20 (月)公演終了
満足度★★★
面白かったです。
テンポもよく、ストーリーにどんどん引き込まれました。
ネタバレBOX
ラストがつらい感じが残念でした。
本当のラストが、蛇足な気がしました。
次はハッピーエンドにしてください。
どんとゆけ
渡辺源四郎商店
こまばアゴラ劇場(東京都)
2008/10/16 (木) ~ 2008/10/19 (日)公演終了
満足度★★★★
逆転の発想!
始終、ブラックジョーク的な要素が満載だと感じた。
それから、立ち居地を考えて欲しい。左側に座ると、死刑囚の妻がはだかって死角となり執行員の顔が全然見えません。全く見えない・・。ダメじゃね?(・・)
以下はネタばれBOXにて。。
ネタバレBOX
セットは畳の部屋が一つ。周りには古いゴムボール、汚いリカちゃん人形、使えそうもない炊飯器、汚れた浮き輪、片方のブーツ、おもちゃのピアノ、薬缶、動きそうもない扇風機、電気ポット、びっこのサンダル・・・ガラクタが散在している。
そこに死刑囚と死刑執行員が入ってきて、ここで、死刑の執行をするという。
どうやら、死刑囚の妻の自宅らしい。妻は死刑囚と5年前から文通を始め、めでたく1年前に獄中結婚をした。
この家に被害者の家族が訪れて、死刑囚の死刑執行に関する決まりごとを確認する作業に入る。
被害者の家族は勿論、被害者なのだが、この物語は死刑囚の死刑執行を被害者の家族が実行するという事と、死刑にする判断も被害者の家族がするという設定で、何だか、被害者が加害者で殺人者が被害者のように見えてくる。
許しを請い、助けて下さいとすがる加害者。
許さない。という被害者の妻。
そう、この物語は逆転劇なのだ。ブラックジョークにコミカルな要素も加味されて、笑えるシーンもある。
最後の受刑者の望みを叶える決まりとか、最後の晩餐には受刑者の希望を聞くとか、最後の瞬間を心安らかに行けるように、受刑者の神経を逆なでしないように。とか・・・流れは受刑者の機嫌をとる形に動いていく。
受刑者の絞首刑に直接、手をくだす。という時点で被害者は被害者でなくなって、人殺しとなり、被害者自身もそのような感覚になっていく。
しかし、受刑者は「助けてください。どんな事をしても償いきれないと思いますけど、それでも何でも償います。お願いします、助けてください。」と哀願していたにも関わらず、妻と二人きりになった途端、「逃がしてくれ。今なら逃げられる。どっか遠くへ行って二人で暮らそう。俺はまだ若い。やりたい事は山ほどある。パチンコもゲームもしてみたい。何で死ななきゃならないんだー」と泣いてみせる。
バカは死ななきゃ直らない!のだ。(^^;)
それを聞いた妻は「大丈夫、大丈夫だから・・・貴方の前にもここで二人死んでるの。貴方と同じ死刑執行で。」と。
天使のような妻を演じてた妻は、先のない死刑囚というペットを可愛がって、愛し、慈しみ、マリアになりたかっただけだったのだ。
それにしても・・・凄い物語を考えたものだー。
もし、ワタクシの家族が殺されたら、勿論、殺しにいく。
しかし、遠巻きで見てる分には「何もそこまで・・。」と受刑者に同情してしまう。
要するに・・・結局薬局、主体的にしか考えられないのが、ニンゲンなんだよねー(^^;)
今のように一人暮らしになってしまうと、かつて、わずらわしいとすら思ったことがある家族との生活が、実に幸せな時間だったということが、よくわかります。
人間、死ぬときは一人ですが、たった一人で死ぬのと、家族に囲まれて死ぬのでは、全然違います。意識を失う最期の瞬間に人生のゴールがあるとすれば、後者の勝利はあきらかでしょう。それまでの人生がどうであろうと、やはり終わりはハッピーエンドにしたいものです。
ONEOR8プロデュース「思い出トランプ」
こどもの城 青山円形劇場/ネルケプランニング
青山円形劇場(東京都)
2008/10/10 (金) ~ 2008/10/19 (日)公演終了
満足度★★★★
良作
円形劇場のサイズにあった構成、演出になっていて、
作品、環境、演出がマッチしてますね。
スマッシュヒットって感じかな。
愛憎劇を愛おしく見つめた物語、のような印象です。
これなら、スズナリやこまばアゴラあたりの小劇場でやってもらえれば、
もっと違う雰囲気になったかも。
世田谷パブリックシアターや、シアターコクーンも
円形仕様にはできるけれど、ああいうサイズじゃ物足りないな。
ヘタに合わせると、面白くない舞台になってしまう。
暗転がやたらと長い(大体30秒前後)。
そんなに人の入れ替えや舞台セットを動かしているわけじゃないんだから、
もう少し短くならなかったのかな。
ということで、星4個。
YAMANOTE ROMEO and JULIET
劇団山の手事情社
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2008/10/10 (金) ~ 2008/10/19 (日)公演終了
戯曲はあくまでも媒体でしかない
戯曲だけじゃなくて、空間も役者も音も光も観客も媒体。
それら媒体を過信するわけでもなく、かといって距離を取りすぎるわけでもなく。
じゃあそこの中心には何があるのだろう。
でもそんなものはどうでもよくて、
どこから始まったとかも関係なくて、
宇宙とか神とかよくわからないものをグルグルと考えていた。
劇団の歴史とか底力とか色々感じられた。
ファッションショーみたいな華やかさが楽しい。