
THE BACK OF BLACK
大川興業
ザ・スズナリ(東京都)
2008/09/25 (木) ~ 2008/09/28 (日)公演終了
満足度★
もう行かない、かな?たぶん。
期待が大きい分、ちょっとがっかりが大きくなってしまいました。ファンの集いならそれでいいんだけど、演劇と謳うからには、もうちょっと引きつけるものがなければ。視覚が潰されてる分、他の感覚が研ぎ澄まされる感覚はちょっとおもしろかったですが。戻ってきた視覚に訴える、ぼんやりした光は美しかったです。

本気でオンリーユー
フジテレビジョン
PARCO劇場(東京都)
2008/09/12 (金) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★
竹内まりやはいい。
じっくり聞いてもサラッと流しても名曲ですわね。ちゃんと感情ゆすぶられますもん。お芝居の中での曲の使い方もお上手。そしてあややはかわいい。

北枕動物園へようこそ
K.B.S.Project
池袋GEKIBA(東京都)
2008/09/30 (火) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★★★★
楽しかった~
毎度のことながら高いクオリティに加え、オジサンたちがくだらないコメディを真剣にやっている姿が最高に楽しい舞台でした。特に話の構成が秀逸。

サイエンティフィック ネガ/ポジ ジェンカ
q[ku]
神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)
2008/09/26 (金) ~ 2008/09/28 (日)公演終了
満足度★★★
伝わらない
残念ながら何を伝えたかったのか響いてこない芝居でした。アコーディオンとヴォーカルも舞台を動き回る必要性もなかったような・・・。私が見た回は観客の数も少なく,興行的にマズいんじゃないなどと思いながら,嫌いなタイプの芝居ではなかっただけに,ちょっと寂しかったです。あと,舞台をはじめて見る人には,感動を与えることがない,面白くて笑えるものではないという点で,薦めないとさせていただきます。

アプローズ
PureMarry
東京グローブ座(東京都)
2008/09/25 (木) ~ 2008/10/03 (金)公演終了
満足度★★★★
さすがベテラン☆
最近、ミュージカルを観に行っても、歌や踊りばかりお上手で、
芝居(演技)が「トホホ…」というものが多く、ため息ばかりだったのだけれど、やっぱり、前田さんはさすがだった!
久し振りに、ちゃんとしたモノを観た気がした!
ありがたいありがたい。
アンサンブルもクオリティが高く、生き生きしていて、観ていて気持ちよかった。
やっぱり、それなりの大枚はたかないと、ちゃんとしたモノ、観られないのかな~?

リメイク~BREAK OR REMAKE~
ZIPANGU Stage
シアターサンモール(東京都)
2008/09/26 (金) ~ 2008/09/28 (日)公演終了

ゆすり
アル☆カンパニー
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)
2008/09/30 (火) ~ 2008/09/30 (火)公演終了
満足度★★★★★
ほえ~、大人チックなどんでん返し
面白かった!大谷さんが最初、精彩を欠いた感じだったのでどうしたんだろう・・と思っていたんですが、なるほどねぇ、そういうことですか。ホント素敵なお芝居でした。皆に勧めたかったんだけど、東京公演はもうsold outとか・・・

屋上庭園/動員挿話
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2008/02/26 (火) ~ 2008/03/09 (日)公演終了
満足度★
舞台は総合芸術
近代日本演劇を取り上げた この作品は、前回公演時に高い評価を得た。
今回は、スタッフ・キャストとも前回と同じ顔ぶれ。
その事だけでも、いかに優れた作品であったことが伺われる。
斬新な舞台装置は、演劇賞も受賞した。
私は、東京公演の三日目を観劇した。
開場後の客入れの場内は 薄暗く、座席番号でさえ見にくい状態だった。
舞台装置は、骨組みが露出され、客席通路から掘り込みがあった。
恐れていた事態が起こった・・・。
自分の座席を探すのに気を取られていた お客さんが舞台に転落したのである。
揃いの制服を着た、劇場案内係りは、ロビー付近の扉に立っていただけ。
お客さんが転落した事に気づいていないようだった。
その お客さんは、ご自分で立ち上がり席に着かれた。
そして、翌日。同じことが同じ場所で起こった。
怪我が無くて良かったでは済まされない。
私は、アンケートで二日連続して自分の目で見たことを綴った。
その一週間後、三度同じ劇場で同じ演目を観劇した。
今度は、案内係が上下に立ち、注意を促すポールも置かれていた。
その劇場の公演を終え、関西での公演でも、一日限りの地方の劇場でも同様の措置がと取られていた。
なぜ、初日からこの対応が出来なかったのだろう?
前回の公演の時は、どうだったのか?
役者さんの演技は、評価できる。近代日本演劇に光を当てることも大切だ。
芸術性を追求するのは、判る。
斬新なアイディアを否定するものではない。
でも その前に、大切なものを忘れてはいないか?
・・・ 減点は、その部分です。

崩響
We We BeT
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2008/09/26 (金) ~ 2008/09/28 (日)公演終了
テンポがおしい
前回も観ました。
今回はシリアス系で、なかなか興味深い仕上がりになっていました。
ただ惜しむらくは役者同士のテンポが良くなかったかな。
のどに引っかかる感じで、もう一つ物語に入っていけなかった。
色々なものに挑戦していきたいということなので、次はどんなものをするのか期待したいと思います。

瀕死の王
あうるすぽっと
あうるすぽっと(東京都)
2008/09/28 (日) ~ 2008/10/05 (日)公演終了
満足度★★★
宇宙がみえた
舞台美術はシンプル。音響もシンプル。だからその分照明が映える。物語にとてもマッチしている。瀕死の王の柄本明さんがすごく良かった。二人の王妃もまた、すごい。すごい。みんなそれぞれ結構な量の長ゼリフがあるのだけれど、どれもセリフと感じさせない、自然にのめりこむことが出来ました。
しかも客席を巻き込んでとっても面白かった。いろんなことを考えさせられました。

暴れて嫌になる夜の連続
毛皮族
新宿シアタートップス(東京都)
2008/09/27 (土) ~ 2008/10/05 (日)公演終了

花山信吉工務店
ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2008/09/24 (水) ~ 2008/09/28 (日)公演終了

The Diver
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2008/09/26 (金) ~ 2008/10/13 (月)公演終了
満足度★★★★★
甦生。
源氏物語千年紀に合わせて制作したわけではないらしいが、
アニバーサリー・イヤーに相応しいオマージュ作品。
ただし、カウンター的な解釈を持ち込むところは、野田秀樹らしいところ。
「源氏物語」をこういった形で蘇ってくるとは、むむむむむ、である。
ご存じの通り、『THE BEE』と同じチームでの制作である。
期待通りの緊密で濃密な舞台が展開されることは、保証したい。
キャサリン・ハンター、水底にいるような声が印象的で◎。
そして、空気をびりっとしめる野田秀樹。ああ、怪優だ。

崩響
We We BeT
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2008/09/26 (金) ~ 2008/09/28 (日)公演終了
満足度★★★
シリアスはお好き?
まず冒頭から刺激の強い発言になるが、この劇団はシリアスものより、コメディもののほうが強いと思う。
以下はネタばれBOXにて。。

絡まりあって、カラメル。
オッセルズ
TAROZ(東京都)
2008/09/27 (土) ~ 2008/09/27 (土)公演終了
満足度★★★
酒のつまみに芝居?!
芝居のつまみに酒という公演はけっこう増えたのでは?
『4×1h Play』でもビールを販売していたし。
椿組など野外系はいつものこと。
ライブハウスやカフェで芝居するのは当たり前になりつつある。
でも、「酒のつまみに芝居」という公演は少ない。
というか初めてだった!
主宰の河野真子さんの意図がそこにないとすれば
大変失礼な感想になってしまうが、
「呑みに行くきっかけになる芝居」という点において素敵な企画だった。
店のチョイスもよい。終わって呑みに行く手間も省ける。
いろんな人とコミュニケーションを取れる。
「店」と「酒」という存在なくしては一切成り立たない公演。
なんというか、商才を感じた。
すさまじいポップ感。
家でテレビ観てるよかこっちのほうが断然いい!!!
三人の役者のセレクトもいい。
テレビドラマより品があって、映画よりとっつきやすい感じ。
ピース!!!

シャープさんフラットさん
ナイロン100℃
本多劇場(東京都)
2008/09/15 (月) ~ 2008/10/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
ブラック→ホワイト 観ました
わが闇が近年ケラの最高傑作って思っていたら、また、ケラやりました。サンドロビッチすげー。♯さん♭さんは、ナイロン史に残りますね。なかなか心の安定なんて得られないだろうけれど、それも含めて受け止めていいもんつくるぞおっていう心意気が胸に刺さった。

4x1h Play #0
4x1h project
ギャラリーLE DECO(東京都)
2008/09/20 (土) ~ 2008/09/28 (日)公演終了
満足度★★★
軽食で満腹
観劇前に疲れてたって平気なお手軽さが◎。
手軽なのに2000円に見合う濃い内容だった。
軽食だからってコース料理よりランクが下がるかって言ったら
そうではない。観てよかった。
おいしいものを少しだけ食べることが幸せな日曜の昼もある。
満足度は「ひとさまにみせるもんじゃない」が☆☆で、
「いそうろう」が☆☆☆☆。
俺が快快を観たことがないということが影響してんだろうか??
「いそうろう」素敵だった。快快が観たいと思った。
観たことがない人が観たくなるんだから
この企画のこの作品の上演は成功だと思った。
シンプルでどちらかというと『整った』ルデコの空間。
模造紙にペンで絵を描いていく演出や、2名の俳優のプレイが
見事に『散らかった部屋の中の散らかった心情』を現出させていた。
スムーズに共感できるという点、あっさりしてるけど軽くないという点
において、まるで角田光代の短編小説を読んでるかのようだった。
「舞台上で深呼吸ができる演劇」の創り手と相性ぴったりの逸品だった。
『ひとさまにみせるもんじゃない』はこのメンツ・この演出家で上演する
意味が分かんない!ってくらい不満だった。
『いそうろう』で快快が観たくなったのと逆の意味で、柿喰う客が観たくなった。
柿食う客から「色気」と「悪さ」「と「音楽」を引いた感じがした。
「生真面目さ」や「良識」や「努力」を感じ、音楽に頼らん分
役者衆がけっこう無理無理にリズムをつくっているような気がした。
完コピするか、全く違うものにするかしてくれたほうが
観客としては良かった。
※完コピするなら … もっと華のある役者衆のほうが良い。
※全く違うものにするなら …
たとえば、台詞量をめちゃめちゃカットして、たたみかけずに喋り、
静かでリアルな演出を施したら、別役芝居みたいな不毛なシュール感を
出せないだろうか。
と、批判するからには代案を出して終わります。

ココロノカケラ
ネルケプランニング
青山劇場(東京都)
2008/09/15 (月) ~ 2008/09/29 (月)公演終了
満足度★★★
鈴木亜美好演
主役のYU-KIさんの降板で鈴木亜美が歌の大部分を歌うことになったみたいですね。
彼女の歌って期待していなかったのですがすごく成長したなって思いました。
なかなか歌も歌えていたしよかったですよ。
舞台は心の中の世界を描いていて、ファンタジー調。
音楽がズンズンみぞおちに響くのはつらかったです。
まさか泣くとは思わなかったのですが、後半部で泣いてしまいました。
う~ん、もらい泣き?
なかなかよかったです。

邂逅
自然生クラブ
田井ミュージアム(茨城県)
2008/09/27 (土) ~ 2008/09/27 (土)公演終了
満足度★★★
赤木主税さん。
自然生クラブ(じねんじょくらぶ)『邂逅』第1部「いのちの詩」:鈴木健司/赤木主税/飯島愛/赤木+鈴木/山本早苗/赤木+飯島。第2部「邂逅」:あべたなおみ/山本早苗。(15:10-15:45/16:05-16:42/-16:52_¥2,000-) @筑波市庁北側(北条/神郡)つくば古道沿い「田井ミュージアム」。

ニューデリーの恋人たち
sunday
HEP HALL(大阪府)
2008/09/25 (木) ~ 2008/09/28 (日)公演終了
満足度★★★
美しいです。
絵画的であり音楽的な演劇だなあと思った。
できることなら、もう一度観たい。そうしたらもっとわかって、楽しく思えると思うから。