最新の観てきた!クチコミ一覧

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床下のほら吹き男

床下のほら吹き男

MONO

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2009/03/07 (土) ~ 2009/03/08 (日)公演終了

満足度★★★★

うそばっかり
客席から見てる私は「こいつはほら吹き男だ」と思って観るからとても楽しい。
それでも時々、どれが本当なのか分からなくなって混乱する。
だけど最後には、なにが本当なのか、ってあまり重要じゃない気がしてきました。
ずっと床下の暗がりだったのが、ラストシーンではすっきり青空の下になっているのも象徴的。

源氏物語

源氏物語

柏市民劇場CoTiK

柏市民文化会館(千葉県)

2009/02/13 (金) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

度肝を抜かれた
すげぇ、源氏物語の構造をきっちりと把握した上で、さらに、市民劇のサイズに落とし込む、谷の脚本力には、シャッポだけでなく、ズラまで脱いで、敬服した。
ちょっと、市民劇レベルじゃなかったですぜ。ダルカラ・ファンで見に行けなかった方々には「残念!」と哀悼の意を表したい(笑)。

アイズ[aiz]

アイズ[aiz]

One on One

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2009/02/26 (木) ~ 2009/03/02 (月)公演終了

満足度★★★★

記憶ネタって最近のトレンド?
劇団初の再演もの(初演は未見)で、角膜の移植によって記憶も受け継がれる説が実証された近未来の物語。
「ブラックジャック」中の挿話「春一番」で角膜のドナーが最後に見たものがレシピエントにも見えるとか「キイナ 不可能犯罪捜査官」の第1話で移植された心臓によって記憶が継承されるとかのネタを目にしていたので基本設定については全く抵抗がなかったものの、角膜移植による拒否症状によって死に至る(ことがある)という部分はちょっと引っかからないでもない。
心臓移植による拒否症状なら心臓そのもののトラブルだし、蜂の毒によるアナフィラキシー症状なら「毒」によるショックだし、ということで納得できるのだが、たかが(?)犬の角膜移植、せいぜい失明レベルなんじゃないの?とか思ってしまって…。人間のカラダって、そこまで繊細なのか?
とはいえ、結局2巡くらいする「鈴のついたペンダント」の行方や「依頼人」の正体や目的も含めてストーリー本体はシッカリしているし、それを「いかにもミュージカル」な重唱を含む楽曲や「盲導犬の記憶」担当者を筆頭とした優れたダンスで彩って、いつもながらお見事。
ホント、大手のミュージカルに引けをとっていないのでは?
それにしても、前日のマチネも記憶を共有したりするハナシだったし、記憶ネタって最近のトレンドなのか?
さらに、落語「犬の眼」なども思い出す。いや、ちゃんと共通点があるのよ、これが。
あと、タイトルはダブルミーニング(「eyes」&「合図」)だったのね。

LINE

LINE

TEAM 6g

シアター代官山(東京都)

2009/02/24 (火) ~ 2009/03/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

幸せへのLINE

3月1日千秋楽に
マチソワ両方観させて頂きました。

6gの公演は初めてでしたが
応援している役者さん(メンバー全員)の舞台は

思いいれや情熱も
心に突き刺さるように入ってきます。

音楽(着信音を含む)や
照明、美術もこっていて楽しめました。

12月の公演も心から楽しみにしています。


恋人としては無理(JAPAN TOUR)

恋人としては無理(JAPAN TOUR)

柿喰う客

STスポット(神奈川県)

2009/03/05 (木) ~ 2009/03/09 (月)公演終了

スピード感で押すだけではなく・・
この作品初見、

いつもの柿喰う客のバワーに加えて、静の部分で表現するニュアンスに広がりを感じました。

これまでの作品と比べても、緩急のなかにより豊かなコンテンツが含まれていたように思います。

ネタバレBOX

ポケモンみたいなロバがどうも頭に残ってしまって・・・。あの鳴き声が心にひっかかる。

それと、物語の色が切り替わる部分が圧巻。熱狂していたエルサレムが使徒の排撃に転じるときの表現の軽さにぞくっときました。

聖書の世界の登場人物というよりは、現代のありふれた人物のニュアンスで描かれた使徒、聖書の世界での彼らが素の顔を見せたような・・・。

なにかユダにも、今的な存在感を感じてしまったことでした。

また、今回の中屋敷ワールドには、なにか奥行きの広さがあって・・・。
役者の演技にもその奥行きに対応したゆとりというか、手練を感じました。
寿、命。ぴよ

寿、命。ぴよ

はえぎわ

ザ・スズナリ(東京都)

2009/02/26 (木) ~ 2009/03/04 (水)公演終了

満足度★★★★

変わってる
はえぎわって変わってるなぁ、と思う。
二回目だけど。
役者さんが変わってる。そんで、演出が変わってる。
物語は・・・よくわかんない。笑
でも、その変わってるとこがとても好き。
今回は主役のネネちゃんもよかっがけど、客演のヨタロウさんが凄くよかった。

ネタバレBOX

「パチンコやってる間に生まれて間もない娘を死なせた」とかっていう歌、相当面白かったな。面白いんだけど、ヨタロウさんの演技がいいから、思わずほろっとなる。

お話としては、ネネちゃんの死に方とかもかなり意味不明なんだけど、死ぬシーンでストロボたいちゃうところとかが最高。
そんで死んだ後にニワトリが頭上を舞うのも、ニワトリ、結構最初からはみ出して見えてたんで気づいてました。でも、なーーーーーんか無理やり感動させられてしまうというか。
無理やりなんだけど嫌な気は全くしない。
GOD NO NAME

GOD NO NAME

タカハ劇団

駅前劇場(東京都)

2009/02/12 (木) ~ 2009/02/17 (火)公演終了

満足度★★★★

ふらっと大正解
下北に降り立ってふらっと当日券で見に行ったこの演劇。
予想以上に面白くってラッキーでした。

脚本、しっかりしてます。
はちゃめちゃなところが多いので凄くまとまっていた印象です。

入り込むのに少し時間はかかったけど、テーマがよかったので、どんどん夢中になっていきました。

毛皮族の柿丸さん、面白かった。

ネタバレBOX

テレビで男が映画を見ているシーンがとてもとても印象的です。
「人間は物語が必要。物語には結末が必要。自分の物語の結末を選んでもいいと思う。」という台詞が良かった。
授業

授業

ウジェーヌ・イヨネスコ劇場

イワト劇場(東京都)

2007/08/28 (火) ~ 2007/09/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

圧倒された・・・
凄すぎて言葉も出なかった・・・。俳優の舞台での「居方」がまず日本の小劇場俳優とは根本的に違いますね。

THE BEE

THE BEE

NODA・MAP

シアタートラム(東京都)

2007/06/22 (金) ~ 2007/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

演劇の持つ可能性を
見せてくれた芝居だったと思います。

人形の家

人形の家

シス・カンパニー

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2008/09/05 (金) ~ 2008/09/30 (火)公演終了

満足度★★★★★

宮沢りえ良かった!
宮沢りえはスターのオーラが出てた! 女優にも色々なタイプがいていいと思うけど、やはり大きな劇場の芝居で主役をはる役者にはこういう人が必要だと思います。ルボーの演出は正攻法。俳優の台詞により芝居を進めていく、僕の好きな舞台でした。

眠れない夜なんてない

眠れない夜なんてない

青年団

吉祥寺シアター(東京都)

2008/06/27 (金) ~ 2008/07/06 (日)公演終了

満足度★★★★★

今までの青年団作品で最高でした!
作品の完成度の高さは言うに及ばず、この作品が何より僕を魅了してやまなかったのは、平田さんが公演パンフレットで書いていることを引用すれば、「人が誰でも持っている孤独への憧憬と、そのために引き受けなければならない寂しさ」を描いていることだと思う。

作品No.6-LIVING 2-

作品No.6-LIVING 2-

OM-2

d-倉庫(東京都)

2009/03/06 (金) ~ 2009/03/09 (月)公演終了

ひたすら
ひたすら、ひたすら、繰り返される自己への暴力。
もの凄く退屈なのかも知れない。
しかし、得難い体験を、恐ろしい体験をさせて頂きました。

ワーニャ伯父さん

ワーニャ伯父さん

華のん企画

あうるすぽっと(東京都)

2009/02/19 (木) ~ 2009/03/01 (日)公演終了

満足度★★★

大暴れ
中盤以降の、ワーニャが大暴れするあたりからラスト。
この部分がとても良かった。

12人のそりゃ恐ろしい日本人

12人のそりゃ恐ろしい日本人

劇団チャリT企画

OFF OFFシアター(東京都)

2009/03/03 (火) ~ 2009/03/08 (日)公演終了

3月8日(月)M
楽しい悪夢

DOG'S

DOG'S

LIVEDOG

笹塚ファクトリー(東京都)

2009/02/26 (木) ~ 2009/03/08 (日)公演終了

3月4日(水)S
美男美女にうっとり。

メガネに騙された

メガネに騙された

箱庭円舞曲

OFF OFFシアター(東京都)

2009/02/18 (水) ~ 2009/03/01 (日)公演終了

2月18日(水)S
オープニングに度肝!

さよならにせんとくん〜あなたのハートに3カウント〜

さよならにせんとくん〜あなたのハートに3カウント〜

笑の内閣

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2009/03/07 (土) ~ 2009/03/08 (日)公演終了

満足度★★★

満足度85点
若い劇団だから仕方ないとは思うものの、拙さは気になるし、精度はもっとあげてほしいと思ったけど、2時間半という時間が気づけば過ぎていた。(これがもう少し適性な時間にまとめられたら、良くなるのに。)
アンケートの質問に「100点満点で何点?」というのがあって、「精度的には60点、満足度では85点」と答えた。

誰も寝てはならぬ 

誰も寝てはならぬ 

国道五十八号戦線

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2009/03/05 (木) ~ 2009/03/08 (日)公演終了

満足度★★★★

チケプレで
ご招待してもらいました。観に行ってよかったです。前作も観たかったですな。

床下のほら吹き男

床下のほら吹き男

MONO

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2009/03/07 (土) ~ 2009/03/08 (日)公演終了

満足度★★★★

すんなりと
気持ちの中に入り込む、そういう感じがしたお芝居でした。

一見「仲良し4姉妹」その実はという具合にストーリーが展開していった。
その姉妹たちの嘘から真実を引き出すのは、一人の得体の知れない
嘘つき男。実生活のなかでも、これに似たような話を経験してるだけに
ほら吹き男に自分を投影してしまったのかも。

愛の渦

愛の渦

ポツドール

新宿シアタートップス(東京都)

2009/02/19 (木) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

多分凄いんだと思います
正直、もう何で見たのかわからない。
『顔』を見たときも、終演後、滅多にないくらい嫌な気分が渦巻いて、でも、それがポツドールの狙いなんだろうと思い、してやられたんだ、と。
そしてもう二度と見ないはずが、何故かまた見に行ってしまった。
結果、もうポツドールは二度と見ない、と思った。
面白いんですよね。うん。多分。でも、これくらいしっかり空気を作れてる演劇で、間違ってない演劇で、こんなに不快な劇団他にない。
他の劇団なら、駄目だった、で終わるけど、そうもいえない。
でも大嫌い。
もう個人的な問題です。
すごい嫌い。
こんなことを舞台でやる意味が分からない。苦手。

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