【明日16日、新宿にて反省会ライブ!】赤ペン瀧川先生のエロメール添削スライドショー!VOL.4 HALF JAPAN TOUR!!
エロメールスライダーズ
The Voodoo Lounge(福岡県)
2009/08/13 (木) ~ 2009/08/13 (木)公演終了
赤裸々なドキュメントもの
見る前は
きっと感想は「○○が◆◆◆で」とか「▽▽▽。□が、××@*で」とか自粛しないといけないんだろうなぁ(妄想)
って思っていたのですが、実は
現代社会にいきる若者の刹那的な生き方と
人とのコミュニケーションを渇望しながらも
一歩引いたところで自嘲してしまう自分を
赤裸々にかたったドキュメント作品
・・・だと思いました。
そして、顔とお腹が筋肉痛になるくらい 大爆笑(≧∇≦)ノ彡 バンバン!
嫌な事は笑って忘れたい
方にはオススメ。
ネタバレBOX
出会い系サイトに潜入しての、メールでの攻防がとにかくおかしい。
スライドでメールの文面を見せるので、それだけでもおかしいのですが、
赤ペン瀧川先生の「間」というか、ライブ感がイイです。
出会い系サイト
エロメール
会場はクラブ
という、自分にとっては別世界を覗き見して、
そのテンションの上がり方は独特でした。
一見ゆるゆるな感じの『ライブ』風だけど、
実は巧妙にいろいろ仕組まれてる気がして、奥が深いなぁ。。。
いやー、とにかくおもしろかった。.:*:・'(*⌒―⌒*)))
-改訂版-汚れなき悪戯
劇団桟敷童子
西新宿成子坂劇場(東京都)
2009/08/12 (水) ~ 2009/08/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
1955年スペイン映画を題材に
「汚れなき悪戯」という映画をご存知だろうか?世界名作映画シリーズで観た事があるような記憶はあったが、今回の芝居を観てふと「観たな・・。」と記憶を甦らせる。
物語は殆ど覚えていないけれど、導入音楽やときどきの色あせた情景を覚えていて、懐かしくも切ない感情が溢れてきたからだ。
以下はネタばれBOXにて。。
ネタバレBOX
相変わらずオープニングが素晴らしい。
マルセリーノの歌と共に郷愁を感じさせるような音楽。
その音楽だけで、二次元の世界を彷徨う孤独な異邦人が、丘陵から眺める土色の風景や湿った銅のような臭いを嗅ぐさまや、赤茶けて錆びた鉄橋を見つめる情景を思ってしまう。
映画での孤児マルセリーノは孤独だったが空想の世界での友達・マヌエルを作り彼と空想の世界でおしゃべりをすることで、マルセリーノの毎日はとても楽しくなった。そんなある日、屋根裏でマルセリーノはキリスト像の大男を見つける。彼の元に通ってるうちにマルセリーノは友情を感じるようになり、その少年の感情を読み取った大男は少年に願い事を尋ねた。マルセリーノは考えて「天国のお母さんに会いたい。」と答えたところ、十字架の大男はその願いを叶えてマルセリーノを永遠の眠りにつかせた、という筋。
今回の芝居は、子供たちが10円玉をレールの上に置いて列車に轢かせて、ぺちゃんこにし、それを磨いてピカピカになった銅で、映画の中のマルセリーノが願いを懸けた大男を作ろうという遊びから始まったちょっとした悪戯だった。その大男をマルセリーノと呼んで制作に取り組む日々だったが、ある日、山崎は丸尾が欲しがっていた山崎のブリキの水上飛行機と引き換えに、大きなボルトをレールの上に置いて車輪にはじき返されないように見張るように丸尾に命じる。丸尾が乗せたボルトによって大きな列車事故に繋がってしまう。二人は考えもしなかった大事故に後悔と共に苦悩し、丸尾はボルトを探しながら次の日、ひまわり畑で死体となって発見される。
そんな20年前の少年時代の「汚れなき悪戯」を山崎と丸尾が死んだ今でも、その思いを引き取ってマルセリーノの制作を続けていた重田を軸に世代を超えて旧弾薬庫で起こった物語。
重田が狂気じみてもマルセリーノに拘る理由や二つのマルセリーノの謎が解かれていくうちにひじょうに良く練られた脚本だと感服します。初代マルセリーノとブリキの水上飛行機に似せた翼のマルセリーノ。
更に物語に美しく寄り添うように吐かれるセリフの数々。その魅惑的なセリフによって観客に想像力を働かせるように呼び水をたっぷり与えながら、舞台セットでも魅せる。
弾薬庫の裏山での爆発事故によって引き起こされた人身事故。
爆発と共に大きな穴から10メートルの光の爆風が出たかと思うと、サーッと引っ込むさまは、竜の舌のような情景を多い浮かばせ、重田の狂気と重なり合い、山崎が空想と妄想の世界でしか生きられなかったように、重田もまた現実の世界で生きられない心の闇を持つ。その闇とは「汚れなき悪戯」だったはずなのに人の死によって、思わぬ大きな悪戯になってしまったかつての少年たちの心の動揺だった。
手塚治虫の「火の鳥」という漫画があったよね?
永遠の命を求める人間の悲しさと愚かさを描いた作品だった。
あの中に年老いて死の床に伏しながらもなお、最後の望みを託して不死の薬・・・火の鳥を捕らえさせようとした王さまの話があったけれど、今回の物語も永遠の遊びと願いを求める人間の悲しさと愚かさがあり、そこに狂気や傲慢さや冷酷さ、人間味、笑いが加味し、独特の桟敷童子の世界観が広がっていた。
芝居を観終わった後に感じる、みぞおちに苦味が張り付いてるような感覚。
テーマを不意に目の前に突きつけられて、しかし、そのテーマは懐かしさの甘みに包み込まれて目の前に出されます。
そう、トロッコから差し出された白い手のひらに乗った飴玉のように・・。
バナナ学園 『特別おはぎライブ~夏編~』
バナナ学園純情乙女組
DRESS AKIBA HALL(東京都)
2009/08/13 (木) ~ 2009/08/13 (木)公演終了
満足度★★★★
Dress Omnibus Theater #8
バナナ学園5人+1人による迫力のステージ。センターマイクスタンドが倒れてくるという恐怖(笑)に怯えつつも魅入っていました。みんな可愛いし素敵ですね。ただ浅川さん自分の髪を切るのはどうなのよ~。笑えないよ~。
ラストは、野田さんとか男性もステージ上で盛り上がりました。
ネタバレBOX
バナナ学園単独公演と思い観に行ったんですが3本のオムニバスでした。
CLOWN☆MIENA WSP!=パントマイム・ダンスパフォーマンス ラスト好かった。
たすいち「六人の母と私」 これシアターグリーン学生芸術際公演ですよね、日程的に無理で諦めていたんですけどここでこの芝居を観られるなんて思ってもいませんでした。来て良かった。多重人格による六人の母を家具に見立ててなお性格も家具に合わせるなどストーリー、演出、大変面白かったです。ステージのサイズは今回のほうが比べ物にならない位、狭いと思いますがギュッと詰まって良かったりして。ドア役三輪友実さん好い。
前園あかりさん好いですね!
バナナ学園ライブ後、皆でお掃除!
リチャード・イーター
劇団銀石
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2009/08/12 (水) ~ 2009/08/16 (日)公演終了
満足度★★
届いてこない魅力
圧倒しようとしている意欲は感じられたのですが、突き抜けていかないもどかしさがあり、とても残念でした。
空調の寒さで舞台に集中できなかったというのもあるかもしれませんが、ほとんどの俳優の体に、役としての説得力を感じることができず、結果として舞台上に立ち上がっていたものは、台詞をきちんと言おうとしている姿勢や楽しく演じようという姿勢だけだと思ってしまいました。
主役の2人に空間を制圧するほどの抜きん出た技量を求めてしまいましたし、そうでなくてはならなかったと思います。
ネタバレBOX
善と悪を分けるというアイデアは非常に面白いと思うのですが、母親への執着をイーターに乗せてしまったことで、イーターが徹底的に悪であることのかっこよさが半減してしまったように思います。
衣装に関しては、複雑な人物相関を分かりやすく視覚化されていて好感を持ちましたし、俳優の体に説得力があるシーンは、楽しんで見ることができました。
リチャード・イーター
劇団銀石
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2009/08/12 (水) ~ 2009/08/16 (日)公演終了
満足度★★
大きなうねりを感じたかった
既存のシェイクスピア翻訳の冗長な台詞に惑わされることなく
軽快に明快に戯曲を再構築し、
白黒に分けるという新解釈とともに練られた脚本は
なかなか、挑戦負けしてなくてよかった。
ただ、演出家の頭の中にある
やりたい事や観客に見せたい絵・構図が
それを立ち上げる役者にうまく浸透していなかった感じがした。
「これやりたい!」は色々詰め込まれているけど
大きな流れになっていなかったのが、
出演者も多い分もったいなかったかと。
赤とうがらし帝国【東京公演】
劇団鹿殺し
駅前劇場(東京都)
2009/08/12 (水) ~ 2009/08/23 (日)公演終了
初見でした。
私には、だめでした。
好みの問題だと思うので・・・ごめんなさい。
ネタバレBOX
お芝居の中で歌が、普通に入る劇団さんなんですね。
知りませんでした。知ってたら行きませんでした。
基本的に好きじゃないんです。芝居中に歌が入ることが。(音楽劇とかミュージカルとか)
笑いも弱い。ていうか内輪ウケ的な。全然笑えませんでした。
『死』をどうとらえているのか、ということにも疑問を持ちました。
登場人物いっぱい死んでしまって、いや別に物語だからいいんだけど、
芝居上で人を殺すことは簡単だけど、それって、解決ではないと思うので。
まぁこの話の場合、みんなが死なないと成立しないか。
更に、追い討ちをかけるように、終演後の歌のコーナーで
「死ね」「死ね」って連呼する歌があって、ものすごく引きました。
だからボツの歌なんだよ、っていうことかもしれないけど、でも、
冗談でも、言っていいことと悪いことがあると思います。
死ぬ、っていうことって、そんなに簡単に語れることですか。
愛する人を、亡くしたことがないんですか。
そういう気持ちになりました。
(そういう気持ちを持たせる為だったなら、成功なんでしょうが)
でも、後味悪かったです。もう二度と行きたくないって思いましたから。
(歌は聴かずに帰ればよかった・・・)
野外パフォーマンス『果物夜曲』 *入場無料
FUKAIPRODUCE羽衣
東京芸術劇場 アトリウム前広場(東京都)
2009/08/11 (火) ~ 2009/08/16 (日)公演終了
あぁ、楽しかった!!
池袋西口の空に、恋の妙ージカルが響く。
声は、ビルにほんの少しは響くけど、ほとんどはそのまま、空へのぼっていく。
だから、歌詞は聞き取れないところもあったのだが、とても満足(そこにストレスを感じる人もいるかもしれないのだが・・・私は満足)。
歌う端から空に消えていく、唄。
役者は目の前の観客へ、恋の想いを届かせようとして一生懸命に歌う。だから、短い上演時間なのに汗だく。
もっと観たかった!・・・大変だっと思うけど。
20分だけのイベントだから、星は付けないでおきます。
ネタバレBOX
1人と1人が果物屋で出会い、野菜炒めが肉野菜炒めになっていく、愛の物語。
池袋の街にふさわしいような、不器用な2人。
客入れのときから、サービス精神が発揮されていた。
まず、出演者が自らお出迎え、お客さんを呼び込んでいた。
お客さんは、出演者かスタッフの後に従い、入口からぐるっと回り、舞台の後ろを通り、観客に姿を見せてから着席する(舞台をよく見てなかったのだが、てっきりスタンデイングかと思っていた)。
その間、「お待ちしてました!」などという声が出演者から飛ぶ。どこに座ろうかとしていると、「ここがいいですよ」とか「いい場所に座りました」などという声もかかる。それがとても楽しい。
舞台の上にも雑踏があり、カップルがいて、さらに私たちの舞台全体を取り巻く池袋の街にも、雑踏があり、カップルだったり1人だったりする人たちが歩くという感じはなんだか面白い。
芸術劇場前にある木組みの舞台そのものが、格子のようになっていて、池袋の街が見える。歩いたり佇んでいたりする人たちが見える。カップルだったり、1人だったり、親子だったり。その人たちから私たちも見えるという状況は、観ているはずの私たちを含めて、イベントであり、出し物のようで愉快だ。
赤とうがらし帝国【東京公演】
劇団鹿殺し
駅前劇場(東京都)
2009/08/12 (水) ~ 2009/08/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
すごい!最高!
すごい勢いでした。
いままで見た鹿殺しの舞台でも、これは別格。
このままどこまでもいってほしいと思える舞台でした。
【明日16日、新宿にて反省会ライブ!】赤ペン瀧川先生のエロメール添削スライドショー!VOL.4 HALF JAPAN TOUR!!
エロメールスライダーズ
The Voodoo Lounge(福岡県)
2009/08/13 (木) ~ 2009/08/13 (木)公演終了
満員とはいかなかったけれど
かなりキャパのあるこの場所、プラスワンに比べてしまうと、料理は少ないけれど、のびのび、楽しい。むしろ女性に受ける印象強い。
調子に乗って、ビール何杯やら。16日の新宿報告会に間に合うのか。
ギンギラ太陽’s in 福岡市美術館 翼をくださいっ!外伝「幻の翼 震電」
ギンギラ太陽's
福岡市美術館(福岡県)
2009/08/11 (火) ~ 2009/08/16 (日)公演終了
モノ語りというよりは歴史の重さ
福博のさまざまをきちんと描く彼らなのだから、きちんと描くことに重点。
2Fのギャラリーも観に行確かなちから。
本編55分。その前にプロジェクトの全容を。
ギンギラ太陽’s in 福岡市美術館 翼をくださいっ!外伝「幻の翼 震電」
ギンギラ太陽's
福岡市美術館(福岡県)
2009/08/11 (火) ~ 2009/08/16 (日)公演終了
満足度★★★★
お芝居は大好きだけど
史実の重さにはかなわない。
それを題材にしたこの演目は重くて、
だけど感動をもらった。
この時期は映画でも演劇でも
歴史を感じたいのです。
ネタバレBOX
震電は最後の公演のあとに解体されるそうだ。
16日にいける方はぜひ!!(解体を見るのは無料だそうです)
メロヘン
はちみつシアター
劇場MOMO(東京都)
2009/08/05 (水) ~ 2009/08/09 (日)公演終了
!
好きな劇団さんです。お話も面白いし,今回は衣装がたくさんで見ていて楽しかったです。
ちょっとだけ長かったかな。
ここに線を引く
ガレキの太鼓
シアター711(東京都)
2009/08/07 (金) ~ 2009/08/11 (火)公演終了
!
お芝居は,とてもよかったです。見応えありました。
本当にこういう人たち実在してそうです。
この話の中で,一番好きなのは,ボヘミアンさんかな。
もうちょっといい人そうならよかったかな。
ネタバレBOX
書いた方がまだ若くて,この閉塞感を表現できていて才能あるなって思いました。
でも本当の閉塞感は、現実だけでかなりいっぱいなので、
もう少しだけ,夢のあるラストの方がいいなって、思います。
好みの問題だと思うのですけれど。
また次の芝居みたいです。
あの大鴉、さえも
森崎事務所M&Oplays
あうるすぽっと(東京都)
2009/08/13 (木) ~ 2009/08/16 (日)公演終了
狂言師
狂言師3兄弟なんですね。
腰が違います。声の張り,大きさが違います。
途中なんだかうるさかったくらい。
話も面白かったです。
重い物を持っていなくても3人は,最後のコメントどうり疲れたんだろうと思います。
最終日まで,がんばってほしいです。
リチャード・イーター
劇団銀石
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2009/08/12 (水) ~ 2009/08/16 (日)公演終了
遙かなる時空の中で 朧草紙・再演
オデッセー
なかのZERO(東京都)
2009/08/12 (水) ~ 2009/08/16 (日)公演終了
音の作りかた
ゲーム原作ということで、こういう音の作りかたになるのだろうか…、
いかにも電気的に音を造ってます風の台詞の聞こえ方で、
抵抗があった。
キレイ系若手俳優がオオバコの舞台を活かし、
上下に動き回る芝居は、爽快ではあるが、
せっかくの売り物である“役者のカオ”がよく見えないのは、どうなのか。
中劇場規模のハコで演れば、印象は全く違っただろう。
リチャード・イーター
劇団銀石
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2009/08/12 (水) ~ 2009/08/16 (日)公演終了
満足度★★★
現代版のシェイクスピア
リチャード・イーターのテーマは残して現代風にかなり書き換えてる。演出家はあれもこれも言いたいのだろうけれど、2時間30分はちょっと長すぎる感が・・・。
以下はネタばれBOXにて。。
ネタバレBOX
母親の愛情を受けずに育ったリチャードは、愛を知らずに心身ともに歪んだ人間として成長する。世界の全てを憎んだリチャードは権力を手に入れる為に王国を支配する事に己の人生を捧げる。その間、リチャードの賛同者を得て二人の実兄を次々と殺しついに王冠を手に入れるのだが、天下は長く続かなかった。
バッキンガム宮殿が反旗を翻し、敵に討ち取られリチャードは死んでしまう。
愛を知らない孤独なリチャードの半生は信長に似ている。
母を慕いながらもその母からは愛を貰えなかったリチャードと信長。
天下を取るために実の兄弟を殺したリチャードと信長。
そうして、かつて殺した人たちの亡霊をみて良心の呵責にさいなまれるリチャードと信長。
こう考えると信長はリチャード・イーターの日本版と言ってもいいかもしれない。
現代版のシェイクスピア、リチャード・イーターは一人のリチャードに二人の悪魔が巣くっているさまや、リチャードの良心をもう一人のキャストに演じさせるなどして黒と白のカラーで対比させながら舞台を魅せる。
時の娘と母親を混同させアン皇女が居たからこそ、リチャードは生きている実感があったのだと考えると、リチャードを哀れに思う。
今回の演出は前作ほど絶叫系ではなかったものの相変わらずのハイテンションで独特のテンポがあり、面白い。しかしその奇抜さが万人に受けるかどうかは微妙だが、公演時間をもうちょと濃縮して短くして欲しかった。
今回の衣装が普段着っぽいのと衣装に付いてた花の色にセンスがない(失笑!)
リチャード・イーター
劇団銀石
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2009/08/12 (水) ~ 2009/08/16 (日)公演終了
満足度★★★★
原作のうまみがしっかり残って
劇団銀石初見。
比較的長めの上演時間でしたが、
「リチャード三世」の物語のうまみというか面白さが
うまく抽出されていて、
時間を忘れて観ることができました。
物語の咀嚼の仕方に、
センスを感じさせてくれる舞台でもありました
ネタバレBOX
戯曲に忠実にということではなく、
戯曲をうまく解きほどいて
舞台に載せていくやり方が、
とてもうまく機能していたと思います。
コンサバティブな舞台がもつほどの
深い愛憎までは表現できていなかったかもしれません。
それでも、普遍的な人間の業のようなものは
感じることができましたし、
軽薄・陳腐な印象を受けることもありませんでした。
それどころか
リチャード3世を二面的に分離する手法もしっかりと機能していたし、
未来からの推理小説家と編集者を巧みに時代に閉じ込めて
戯曲のコンテンツを整理し、物語のスピード感をつけていくので
観ていて不要な重さや大仰さを感じないですんだようにも思います。
戯画化されたような脇役たちの味付けも
善良さや愚かさのデフォルメとして
うまく観客を取り込んでいたとおもいます。
歴史からの戯曲の歪曲を
「なまり」にのせて表現していくやり方にも
感心しました。
初日ということもあってか
終盤、王の座をその手におさめてからの没落の部分が、
バランスとして
すこし淡白すぎるような印象はありましたが、
そのあたりは公演が重なるうちにうまく落ち着くような感じもして。
役者にもハリがあって
物語の不要な重さを消して
今のテイストに仕立て上げるやり方に
安っぽさが付きまとわないのがすごくよい。
舞台装置や衣装も役者たちをしっかり生かしていたし、
なによりも
遊び心がここそこにうまく織り込まれていて
観ていて、理屈をこえておもしろいのです。
"Are You Experienced?"
CASTAYA PROJECT
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/08/10 (月) ~ 2009/08/25 (火)公演終了
"Are You Experienced?"
CASTAYA PROJECT
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/08/10 (月) ~ 2009/08/25 (火)公演終了