
天翔ける風に
TSミュージカルファンデーション
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2009/08/21 (金) ~ 2009/08/30 (日)公演終了
満足度★★★
踊りに迫力あり。
確かに野田秀樹の『贋作・罪と罰』を原作としたミュージカルなのだが、『贋作・罪と罰』の中の野田カラーは陰を潜め、ドフトエフスキーの『罪と罰』を日本の幕末に置き換えたという部分だけが残ったような作品。しかし、京劇を思わせるような踊りのシーンは見事。全編がクライマックスであるような全力投球の演出にも恐れ入った。 なまじ、野田版『贋作・罪と罰』を観てない方が楽しめるかもしれない。

ロマネスク
リクウズルーム
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)
2009/08/21 (金) ~ 2009/08/23 (日)公演終了
満足度★★★★
観ました。
人と人の関わり方で起きるストレス、絶えずイライラと落ち着かず、安心できない為に上手くコミュニケーションできない人々を表現していたように思いました。役者さんたちの身体表現と、あの長台詞を覚える作業は大変だったのでは。とてもエネルギーを感じましたが私には少し難しいでした。

アーリー・myラブ
座”K2T3
ぽんプラザホール(福岡県)
2009/08/20 (木) ~ 2009/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★
楽しかった♪
三浦さんの作品で初めてみたのがこれだったのではないだろうか?2005年。
すごく印象に残っていたのだが、今回はまた別の意味で楽しい舞台となった。
とにかく企画がすごくて、ロングランを楽しんでもらおうという
意気込みがすごい。さまざまな劇団の劇を幕間にい見せるとか
2パターンのキャスティングで行うとか、よく考えたな~~

灯
劇団eggplant
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2009/08/15 (土) ~ 2009/08/16 (日)公演終了
満足度★★★
練られた脚本を役者が好演。
よく練られた脚本。社長の一人娘さゆりの秘密がわかってからは涙々の連続。名古屋の社会人劇団らしいが、演劇を楽しんでいることがよく伝わってくる。衛(まもる)役の竹内智史がちょっと情けないが憎めない男を好演。また真知子役の四釜里絵との掛け合いは息がぴったりだった。
シアターグリーンの企画で、名古屋や大阪の優秀な劇団の公演が東京で観られることはとてもうれしい。シアターグリーンに感謝。

イレギュラーweek ~Encore meet again~
dlb-EnterPrise 舞台演戯事業部 Do-リンク場
ぽんプラザホール(福岡県)
2009/08/14 (金) ~ 2009/08/15 (土)公演終了
満足度★★★
たまにはいいね
思いっきりファンタジー。
ルールがよく分からなかったのは残念だけど
歌やダンスもあって楽しめました。
若いっていいなあ。

Re:evolution
劇団EOE
千本桜ホール(東京都)
2009/08/20 (木) ~ 2009/08/23 (日)公演終了
満足度★
たしかに熱いけど‥
まったく共感出来なかった‥。60年代の「学生運動」については、かなりしっかり取り上げられてると思うけど、いかんせん内容以前に‥

天翔ける風に
TSミュージカルファンデーション
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2009/08/21 (金) ~ 2009/08/30 (日)公演終了
贋作の贋作は良作
TSミュージカル初見。
一幕目、圧倒的量の場面転換で、観客を物語に引き付けておいて、
二幕目は、叙情的に進行する巧さに脱帽。
音楽も、編曲、生演奏共に素晴らしい。
エンディングの鏡を使った舞台装置は、
NINAGAWAっぽくもあり、流れとは違和感があった。

風水七味女
タッタタ探検組合
シアターブラッツ(東京都)
2009/08/20 (木) ~ 2009/08/23 (日)公演終了
満足度★★★
初見ながらのフアンタジー感があった
劇団初見。タッタタ特有のファンタジーさに、出演者の個性と遊び心があってすばらしかったです。

「大江山花伝」「Apasionado!! II」
宝塚歌劇団
博多座(福岡県)
2009/08/03 (月) ~ 2009/08/25 (火)公演終了
満足度★★★★
また みたい 上質な舞台
まよっているかたは ぜひ ご覧いただくことを お勧めします
後方でしたが 本当に きもちよく、 かわいい ステージ♪
1部には、みはまりました。 そして2部の構成にもカンドウ。

ロマネスク
リクウズルーム
川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)
2009/08/21 (金) ~ 2009/08/23 (日)公演終了
満足度★★★
キーワードのマシンガン
チラシや劇団ブログに載ってる「徹子の部屋...」という文のさらに上をいくサイケ度のセリフが1時間半以上続き、最初から最後まで私の頭の中には大きな「?」がありました。テーマが「死」だったってことは、帰宅後に劇団の主宰・佐々木透のインタビューを http://kawasaki-ac.jp/th/cs/reqoo/interview/ を読んで初めて知りましたが、そう言われればそれらしき場面が確かにあったぞ。コンテクストを無視しながらたくさんの言葉が飛び交いましたが、なぜか今の言葉は少なく、ひと昔かふた昔前のキーワードばかり。どうやら佐々木氏が多感な頃に耳にした言葉のようです。
一応若葉マークに×をつけておきましたが、もし私が初めてお芝居を見るとしたら、もっとハードルの低い作品がいいなあということであって、ここの常連さんには何の意味もありません。

巨人は熟睡中(ご来場ありがとうございましたっ!!)
贅沢な妥協策
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2009/08/20 (木) ~ 2009/08/23 (日)公演終了
満足度★★★
前半だるだる後半成る程
だからか・・・公演の半分ほど経過すると爆睡してらっしゃる観客がいらして・・・ww
以下はネタばれBOXにて。。

昏睡
青年団若手自主企画 山内・兵藤企画
アトリエ春風舎(東京都)
2009/08/17 (月) ~ 2009/08/26 (水)公演終了
満足度★★★★
神がかった脚本と、役者の熱演。。。
7組の男と女の出会いと別れ(そして再会を約束された遠い未来を暗示)を描く作品。
物語はそれぞれ独立しており、相互の連関は内容に思われた。
7つの物語は、観念的なものから、具象化されたものまで、ジツに幅広く、私は宗教性を強く感じさせられた。
まるで、何者か(神か?)があらゆる人間の好みにあうよう、7つの趣向の異なる物語を、作者の筆を通じて、書かせたかのよう。
見終わった直後は、あまりに重く(戦場の場、遺骨の場など)、あまりにばかばかしく(男女の営みの場)、ドット疲れてしまったが、場面を思い返すごとに、じわじわと、作品の深さを再認識できるようになった。
また、役者は、あれだけの力をこめて、演じていては相当に疲れるだろうと思われるほどの熱演を見せるが、時に過剰すぎて、観客が疲れてしまうほど。特に、第一番「戦場」での、「どもり」は見ていてつらかった。
観劇から1日近く経過したが、なかなか作品のすべてを理解できては居ないように思う。
たいへん評価の分かれる作品であろう。

巨人は熟睡中(ご来場ありがとうございましたっ!!)
贅沢な妥協策
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2009/08/20 (木) ~ 2009/08/23 (日)公演終了
満足度★★★★
光る役者の個性!
シュールな笑い。しかし、その奥にあるのは、実はとても身近なテーマ。恋であり、友情であり、夢であり、そういったものへの憧れと挫折。様々に仕掛けられたぶっとんだ演出が心地よく、場内は笑いに包まれるが、その裏には作者のニヒルな部分と、センチメンタルな部分が見え隠れし、青春のある時期の淡い感情が見事に表現されている。
役者が個性的で魅力的。演技が上手い下手ではなく、存在感がある。これからが楽しみだ。

斎藤幸子【作:鈴木聡 演出:河原雅彦】
パルコ・プロデュース
ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)
2009/08/14 (金) ~ 2009/08/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
鈴木聡の人情喜劇はもはや神の領域だ。
鈴木聡の人情喜劇は、はずれがない。登場人物がみんなお人好しで、愛すべき人たちだ。斉藤幸子という姓名判断的に最悪の名前を持った娘は、その名前ゆえか、次々に不幸がおとずれる。しかし、本人のくよくよしない性格、そして周りの暖かい応援で、決して悲惨にならない。
この物語を通じて我々は作者から人生においてとても大切なことを教えられる。幸せか不幸せかは、起こっている現象ではなくて、それをどう捉え、どう行動していくかで決まるのだ。不幸が次から次へと起こる(というか不幸に向かってどんどん突き進む)斉藤幸子だが、それでもとても幸せだと思える。幕間をはさんで3時間。少しもだれることなくたっぷりと楽しませてもらった。
斉藤幸子を演じた斉藤由貴が好演していた。周りは芸達者で固めていたが、その中できたろうの愛情あふれる父親像がとても素敵だった。心洗われる芝居である。

レストラン ル・デコ
角角ストロガのフ×elePHANTMoon×犬と串
ギャラリーLE DECO(東京都)
2009/08/18 (火) ~ 2009/08/23 (日)公演終了
満足度★★★★
強烈!
最初の角角ストロガのフの芝居が強烈過ぎて食あたりしそうになりましたが^^;,犬と串の芝居で持ち直し,elePHANTMoonの芝居でほどよい食後感となりました。チラシにもあったとおり elePHANTMoon は劇団員は出ていなくても elePHANTMoon の芝居になっていましたね。見事です。それぞれの劇団の特徴が出ていて,今後の観劇の参考にすることが出来ます。また,アフタートークではマキタカズオミさんの芝居に対する真摯な意見が聴けてとても良かったと思います。

レストラン ル・デコ
角角ストロガのフ×elePHANTMoon×犬と串
ギャラリーLE DECO(東京都)
2009/08/18 (火) ~ 2009/08/23 (日)公演終了
満足度★★★★
狂気の面白さ
角角ストロガのフ「食皮俗」はテンポがよくて楽しめた。どちらかというとホラー。elePHANTMoon「アイノユクエ」は狂気を装った正気の世界。犬と串「ロマンス」は30分という制限の中、カシスと比較するとどうしても物足りなかったが、相変わらずの楽しい世界。
以下はねたばれBOXにて。。

レストラン ル・デコ
角角ストロガのフ×elePHANTMoon×犬と串
ギャラリーLE DECO(東京都)
2009/08/18 (火) ~ 2009/08/23 (日)公演終了

マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人
DULL-COLORED POP
新宿シアターモリエール(東京都)
2009/08/14 (金) ~ 2009/08/17 (月)公演終了
珍しく
お友達が出演していたので、珍しく一観客として観劇しに行った。
名前はよく聞くし、短編は他のプロデュース企画公演で観ていたので気になっていた存在。一言、凄かった。この若さでこのクオリティ。才能があるんだなと思った。このテイストだからそう思うのだろうか・・・。こういうテイストでない作品もやっているようなので、本公演で他のテイストの作品を観てみたいと思うし、また、こういうテイストも観たいと思う。好きな役者さんが出演していたので、個人的にも大満足☆

サマーゴーサマー
あひるなんちゃら
OFF OFFシアター(東京都)
2009/08/19 (水) ~ 2009/08/24 (月)公演終了

マリー・ド・ブランヴィリエ侯爵夫人
DULL-COLORED POP
新宿シアターモリエール(東京都)
2009/08/14 (金) ~ 2009/08/17 (月)公演終了