【無事終演!】LOOKING FOR A RAINBOW【公演写真多数UP!】
劇団宇宙キャンパス
吉祥寺シアター(東京都)
2010/01/07 (木) ~ 2010/01/10 (日)公演終了
満足度★★★
公演説明の通りの内容です
正直、見ているのが恥ずかしくなる人もいるだろうと思います。でも最低限ツボをおさえてくれているので、変な「抵抗感」さえなければ、ある程度楽しめる仕上がりになっているかと思います。楽しんでいるお客さんとそうでないお客さん、温度差がとてもハッキリした客席に感じました。
黒いインクの輝き
ブルドッキングヘッドロック
サンモールスタジオ(東京都)
2010/01/07 (木) ~ 2010/01/18 (月)公演終了
【無事終演!】LOOKING FOR A RAINBOW【公演写真多数UP!】
劇団宇宙キャンパス
吉祥寺シアター(東京都)
2010/01/07 (木) ~ 2010/01/10 (日)公演終了
満足度★★
高校演劇
こんな安っぽい脚本・演出に、
なんという金のかけ方だろう、
というのが率直な感想。
作家が今思っていることを舞台でやる。
それ自体はそういうものだと思うが、
今思っていることを直接セリフで聞かされてしまった。
観客は作家の演説を聞きに来たのではなく、
あくまで作品を見に来たのだから、
その思っていることを何かに経由させて伝えてほしい。
本編と関係ないギャグのシーンだけは強烈に面白かった。
ネタバレBOX
言葉のセンスもあまりよろしくなく、読めてしまう展開だったのも残念。
クラスに不良が一人いたらそりゃ中盤で仲間になって終盤喧嘩するに決まっている。
【無事終演!】LOOKING FOR A RAINBOW【公演写真多数UP!】
劇団宇宙キャンパス
吉祥寺シアター(東京都)
2010/01/07 (木) ~ 2010/01/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
初見でした
過去公演のDVDを見た限りでは、ワンシチュエーションが得意な劇団に見受けられたが、今回は高さのある劇場を活かした抽象的なセット。
出出しの役者紹介、おおきく投影した映像がものすごく凝っており、まずはそこに度肝を抜かれた。小中劇団のレベルではない。
ストーリーは、取り立てて派手なものでもなく、先が読めてしまう感は否めない物の、役者の出す空気感が良かった。実年齢はけして高校生に近いわけではないと思われるのだが(失礼。)、出す空気は、高校のころの放課後や休み時間のあの不安定なざわっとした物であったと思う。
懐かしい気持ちになった。
観てよかった。
【無事終演!】LOOKING FOR A RAINBOW【公演写真多数UP!】
劇団宇宙キャンパス
吉祥寺シアター(東京都)
2010/01/07 (木) ~ 2010/01/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
☆キラキラ☆
高校生のさわやかな感じがすごくよく出ていました。
田舎の、ちょっと前の時代の高校生。あかぬけない、将来への不安とか、想い出作りとか。青臭くてあまずっぱい感じでした!
ド派手なOPは流石です!!
珍小芝居
UDATSU
千本桜ホール(東京都)
2010/01/07 (木) ~ 2010/01/08 (金)公演終了
満足度★
年末忘年会向けの宴会芸みたいでした
ほんとに演題通りにシモネタに走りましたね。
そこそこ笑いは取れてましたが。
やはり、そこそこのレベルに終始していたようにお見受けします。
ネタバレBOX
TV観るような感じでの芝居です。とは、ありましたが。
成功したのが「エリートサイヤ人」さんの割引話だけでしたな。
唯一のユビキタスコントでした。サイヤ人さんのキャラに助けられましたね。
ロシアン・ワーニャ叔父さんは面白い期待感の割りに
(各役者さんのがんばりに)もかかわらず、
面白さが突き抜けられませんでした。残念です。
江戸小芝居的で、思い出すと一番受けていた思い出が。
ナレーションのみで役者の登場の無い、勇者の話ですかね。
大イタチ(血)みたいで良かったです。
まとめたイメージで言うならば、ありあまるパワーを。
全て別方向のベクトルに散らしてしまった印象を受けました。
ゴツイおっさんに変身する魔女ッ子話は、楽しめたかな。
あさりよしとおの漫画みたいですね。
オムニバスショートコントなどで、力やアイデアを分散するより。
1本筋の通った骨太コメディーなどの方があっている気がしました。
イメージで言うならば、経営の傾いた出版社での。
アクの強いキャラの集まった会議室での話とか。
折りたたみの机とパイプ椅子・ホワイトボード位でセット済むので、
後は各人の、らしい衣装で。シチュエーションコメディとか?
とまあ、こんな感想を抱きました。
三番叟・鈴ヶ森・八百屋お七
糸あやつり人形「一糸座」
サイスタジオ小茂根 Bスタジオ(東京都)
2009/03/26 (木) ~ 2009/03/30 (月)公演終了
満足度★★★
凝縮された空気の中で
人形は糸で操られています。
それは分かっているのに、その動きを見ていると
いつしか心の動きや想いまでも伝わってくるかの
不思議な感覚に捕らわれて…。
三番叟はコミカルに、鈴ヶ森は賑やかに、そして
八百屋お七は情熱的に…。
それぞれの人形と繰り手の紡ぎだすドラマに、
いつしか惹き込まれていました。
【無事終演!】LOOKING FOR A RAINBOW【公演写真多数UP!】
劇団宇宙キャンパス
吉祥寺シアター(東京都)
2010/01/07 (木) ~ 2010/01/10 (日)公演終了
満足度★★
可もなく不可もなく
そんなかんじです。
普通だったんです。あまり演劇を見た感じがしない・・・
”無難”でした
『カガクするココロ』『北限の猿』
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/12/26 (土) ~ 2010/01/26 (火)公演終了
『北限の猿』
ボノボ繋がりで、伊坂幸太郎の 『重力ピエロ』を読み返したくなる。
ネタバレBOX
あと、古典になるほどの時間を経ていない再演作は、観ているときに舞台上の年代がいつなのか、ちょっと混乱してしまう。
キミ☆コレ~ワン・サイド・ラバーズ・トリビュート~
シベリア少女鉄道
タイニイアリス(東京都)
2010/01/06 (水) ~ 2010/01/17 (日)公演終了
満足度★★★★
面白い!
『感動』しました。こんなのもありかと。
新年工場見学会2010
五反田団
アトリエヘリコプター(東京都)
2010/01/02 (土) ~ 2010/01/04 (月)公演終了
満足度★★★
あれ?書き漏れてた
2010年の観劇初め。休みボケした頭にも楽しい時間を頂戴しました!
珍小芝居
UDATSU
千本桜ホール(東京都)
2010/01/07 (木) ~ 2010/01/08 (金)公演終了
満足度★★★
楽しかった90分
ショートコント22連発。ほんとにすごいネタばかりですばしかったし。出演者の熱演もよかったです。
ネタバレBOX
特に「魔王」パフォーマンスは、うるさいほどすごかったし、「おでん漫才」もうすこし長ければいいねたになったと思いました。
届かないことだってある
パセリス
OFF OFFシアター(東京都)
2010/01/07 (木) ~ 2010/01/11 (月)公演終了
光る河
てがみ座
「劇」小劇場(東京都)
2010/01/06 (水) ~ 2010/01/11 (月)公演終了
満足度★★★
展開に「?」も付きましたが…
それ以上に、スマートに心を打ってくれる台詞が多かったのがとても印象的でした。
この部屋で私はアレをして
ガレキの太鼓
都内マンション(最寄駅:月島駅)(東京都)
2010/01/05 (火) ~ 2010/01/13 (水)公演終了
満足度★★
残念
新婚夫婦編を見ました。
駅からマンションへの道のり~台詞の始まる直前まではとてもドキドキして楽しかった。
ネタバレBOX
評価がこれほど高いことに驚き。
私には合わなかった。
わざわざマンションの一室でやる意味はあったのか?
リアルさ、空気感は感じられなかった。
役者さんは頑張っていたけどその分わざとらしくなっていて、脚本も未熟で退屈だった。
これは「のぞき見」と言えるのか疑問。
企画自体はとてもよいし、期待していたので残念。
SIMPLY BECAUSE IMITATION
FREE(S)
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2010/01/05 (火) ~ 2010/01/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
笑って泣けた!
殆どがコメディ。登場キャストといい、ひじょうによく練られた作品だったと思う。終盤には主人公の人間性を試すような試練も待ち受けており、コメディから反転、一気に涙を誘うシーンもある。当日配ったパンフにキャストの写真と役者名が載っていたがこういった心遣いが嬉しい。後日、こうしてUPする時に本当に解り易い。今までの観劇で思うことだが、こうした詳細な心配りの出来る劇団は公演も素晴らしいものが多い。目が行きとどくということはそういうことなのかもしれない。
以下はネタばれBOXにて。。
ネタバレBOX
草太は真子に結婚を申し込むが、真子に断られてしまう。2年も恋人として付き合ってきたのに納得出来ない草太は真子の家族に会いに行くが、やはり家族や友人も真子の結婚に反対する。反対されれば更に燃え上がるのが世の常だが、諦め切れない草太はひとまず家に帰って頭を冷やすことに。
ここまでの舞台はコミカルに展開し、登場人物のキャラクターにはそれぞれの毒があって楽しい。特にCHOが良い。真子の友人におカマが多かったのには不思議だったが、後にこの意味が解る。真子は男だったのだ。これが障害となり、真子が結婚できない理由でもあった。しかし兄嫁の「このまま過去を隠し通して女性として結婚しちゃえばいいじゃん!」みたいな軽い提案に、真子の家族も友人も同調して、真子もその気になってしまう。そうして結婚を承諾した真子だったが・・・。
一方で兄・草太の結婚に不審を感じた弟たちは興信所を使って真子の身元を調査すると、「生まれた時は真子は真(まこと)という男だった。性同一性障害の為、女性になるための手術を受け、現在は戸籍上も女としてある。」という調査結果が報告される。このことを知ってしまった草太は真子を問い詰める。真子は誠心誠意、草太に謝罪するも自分の過去を知られてしまった草太とはもう結婚できないと別れを告げる。
真子の過去を草太に説明する真子の兄・一男の「真子は元々、女の子だったんだ。ただ神様が入れ物を間違えただけ。本物の女の子になりたくて苦しんで辛い思いをいっぱいして、そうやって女の子になった。」とのセリフにヤラレル。そして、泣く。
ああ、そうだよなぁ・・、世の中、みんなそれなりに苦労して生きてるけれど、これほどの違和感を感じながら生きる人生ってどんなだろう?って真剣に考える。考えれば考えるほど自分の甘さに気がつく。
そして、なによりも真子のこの世に生を受けながらも自分だけではどーにもならない受け入れ難い生涯を苦労しながらも、それを微塵も見せず、全て糧として前向きに考えるパワーと自分なりにアクティブに、人生と仕事と恋人とを受け入れてきた生きざまに深く感動して震えた。
しかし、出来る事なら再度、結婚を申し込んだ草太を受け入れて欲しかった。男でも女でも好きならば、ずっとずっと死ぬまで仲良しで暮らせばいいじゃん!と思うのだ。意地をはって孤独で暮らすよりは、素直に好きな人と暮らした方が絶対幸せだと思うからだ。朝起きて家族と小さな言い合いをし、仕事に行き、仲間とばかな話で笑い合い、上司に叱られたり褒められたりして、溜息をつき、帰宅して家族と食事をし、友人とメールを交換して、眠りにつく。その全て、なにもかもが愛だと思う。家族を持って、それを守り育むというその生活に生きとし生けるものが脈々と繰り返してきた歴史的な「正義」を感じるからだ。
【無事終演!】LOOKING FOR A RAINBOW【公演写真多数UP!】
劇団宇宙キャンパス
吉祥寺シアター(東京都)
2010/01/07 (木) ~ 2010/01/10 (日)公演終了
満足度★★★
楽しめました
初日を、拝見しました。
ご招待ありがとうございました。
少し役者さんに固さが見られ、噛む回数も多かったですが、爽やかな世界観を作り上げていたと思います。
男性陣が安定していました。
『カガクするココロ』『北限の猿』
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/12/26 (土) ~ 2010/01/26 (火)公演終了
満足度★★★
日常×非日常の混沌
『カガクするココロ』鑑賞。どこでも交わされているような何気ない若者たちの会話劇であるのだが、彼らが所属するコミュニティーの特殊性が見え隠れするたびに、不思議な違和感に苛まれた。日常と非日常とが混沌とする世界。それがカガクの現場であり、カガクするココロなのか。
【無事終演!】LOOKING FOR A RAINBOW【公演写真多数UP!】
劇団宇宙キャンパス
吉祥寺シアター(東京都)
2010/01/07 (木) ~ 2010/01/10 (日)公演終了
満足度★★★★
なんだか爽やか
これが宇宙キャンパスの持ち味なのだろうか。
ちょっと青臭くって、ベタでストレート。
だけと味わいもあるし、飽きることはまったくなく、十分に楽しめる。
ひょっとしたら、そこには、今まで味わったことがなかった感覚があったのかもしれない。
ネタバレBOX
まだ売れていない小劇場の役者が、なぜ演劇を始めたのかを高校生のときにさかのぼって語るというストーリー。
毎日がそれほど充実していない主人公の高校生男子が、部員が少なく舞台ができない演劇部に誘われる。彼は演劇に参加することで何かを感じ、仲間も誘う。さらにクラス内で孤立している女子2名も演劇に参加させていく。彼らは一生懸命に練習を重ね、文化祭の上演になんとかこぎつけようとするのだが・・・。
というベタで想像の範囲内の展開となる、ストレートな物語。
もちろん、ストレートと言っても一本調子というわけではないし、本筋に絡んでくる話も絡んでこないエピソードもあり、そこはいろいろ趣向を凝らしてあり楽しませてくれる。
まあ、有り体に言ってしまえば、演劇で演劇のことを扱う、しかも現在小劇場の役者をやっている主人公が、高校の演劇部での出来事を語るという筋立てであり、さらにちょっと青臭い香りが漂ってくるという話には、観ているほうも、ちょっとこっ恥ずかしい感じがしてしまう・・・と思ったら、意外にそんなことはなかった。
しかも、演劇の話だから、ベタに月影センセとかマヤとか言う登場人物が登場したり、D4というF4の漫画のバロディまで出てきたりするのだから、私の性格からすると、ひたすら苦笑の観劇となるところが、これもまったくそんなふうにはならなかった。
こういうベタなストーリーにベタな設定は、あまり好みではない私が、楽しめてしまったのだ(「楽しめてしまった」は失礼すぎるか・笑)。
これは不思議。不思議な感覚だ。
いい意味で、まるで高校の文化祭で演劇部の舞台を観ているような錯覚すら覚えた。内容(テーマ)も一生懸命さも。
なんか、爽やかなのだ。
きっとこれが、この劇団の持ち味なのだろう。
誰かが特別に目立つことはなく、ひちすら自分の持ち場をしっかり演じている姿は清々しくもあり、とにかく気持ちいい。
役者たちはそれぞれがよかったのだが、中でも主人公の男子生徒と、主人公を演劇部に誘う女子生徒役の2人がとても印象に残る。
特に演劇部の女子生徒の溌剌として、ちょっと無理しているくらいに感じる明るさは、「ああ、いるなぁ、こんな子」と思ってしまう。そのポジティヴさに嫌味のかけらも感じなかった。
1日の終わりに、こんな舞台を観て、「ああ、楽しかった」と言えるのはいいことだなとホントに思う。
舞台の上で、主人公が、たとえ光が当たらなくても、売れなくても、ずっと演劇を続けていくことを高らかに宣言するが、ここだけは、リアル高校生が演じているのではないので、現実と重なり重い。
当日の二つ折りパンフの中に、「簡単に手に入るささやかな幸せすら犠牲にして泥くさくしがみつき続けていたら10年の年月が経っていたのです」なんてことが書いてあるのを読むと余計にそれを感じてしまう。
主人公のその台詞は、一見当たり前でベタにも聞こえてしまうのだが、10年続けてきた劇団と劇団員の宣言でもあり、単なる台詞以上の重みがある。
だからこそ、素直に心に届いた。
オープニングの映像と展開は、とても素晴らしいもので、虹が美しく輝いていた。
高校生のときの舞台は、残念な結果になってしまうのだが、そこから劇団の宣言とも言える、主人公の台詞のときには、全員が出て「虹」を「虹」として、もう一度きれいに見せてほしかった。
きれいだけど、絶対につかめない「虹」を、演劇を続けると宣言した、今、舞台に出ている役者全員に、もう一度見せてあげたかったのだ。
そして、私もそれを一緒に見たかった。
少々余計なことだが、オープニング前の注意事項は、キャラメルを彷彿させたが、あれはいらなかったように思う。ちよっとイラっとした(笑)。もっとうまく物語にリンクさせてくれれば言うことはなかったのだか。
三月の5日間
オーストラ・マコンドー
赤坂RED/THEATER(東京都)
2010/01/07 (木) ~ 2010/01/17 (日)公演終了
満足度★★★
赤坂が渋谷に。
三月の5日間ってこんな作品だったっけ?って最初からちょぴっと混乱。
でもスクリーンやいろいろな仕掛けが楽しく、観客の自分も含めて劇場全体が作品になっているような気分。今の時代に生きてて良かったって思いました。
ネタバレBOX
タイトルは忘れて観たほうがおもしろいんじゃないかな。普通に会話しちゃってるし。純粋にそこで起こっていることを眺めてたほうが。
舞台と客席側方にスクリーンが設置されてるのでやや後方席のほうが観やすいかも。
少しそういう装置や音響効果や全裸で奇を衒った感じもありました。けど俳優さんがおもしろいから生まれる空気自体がぴりっとしていてよかったです。
坂口辰平さんと安井順平さんの変な空気はすごく好き。
ラブホの2人の声がどうにも小さく、たぶんそのためにマイクも使ってるんだろうけどうまく機能してなくて、ここは聞き流す台詞じゃなくてちゃんと聞く台詞なんだろうなっていうところも聞き取れずずいぶんストレスでした。