最新の観てきた!クチコミ一覧

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野鴨

野鴨

メジャーリーグ

THEATRE1010(東京都)

2007/11/01 (木) ~ 2007/11/30 (金)公演終了

満足度★★★★★

セットもリアルで、凄かった
会場に入った瞬間、度肝を抜かれました。
まるで、森林の中の他人の家を盗み見している気分。
家政婦は見たを地で行く進境で、初めての異質な観劇経験でした。
タニノクロウさんに興味を持ち、その後ぺ二ノも観に行きましたが、こちらはやめておくんだったと後悔。
タニノさんとイプセン劇は非常に相性がいいので、オリジナル作品でないタニノさん演出舞台は、今後も楽しみです。

ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人(千秋楽満員御礼で終了しました・感謝!御感想お待ちしています)

ゴージャスな雰囲気/めんどくさい人(千秋楽満員御礼で終了しました・感謝!御感想お待ちしています)

MU

OFF OFFシアター(東京都)

2010/02/03 (水) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★

Aバージョン
『ゴージャス』が2、『めんどくさい人』が4.MUとは相性が悪いのかな。。。

BALM in GILEAD(バーム・イン・ギリヤド)

BALM in GILEAD(バーム・イン・ギリヤド)

the company

新宿シアターモリエール(東京都)

2008/04/04 (金) ~ 2008/04/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

アッカーマンはスゴイ
うらぶれたダイナーで、同時にたくさんの人間が喋り倒す手法に圧倒されました。
薬中患者が禁断症状が出る中、ひとしきり独白する、チョウソンハさんの体を張った熱演に感動しました。
そして、何より、あの名優、中嶋しゅうさんがたった一言の台詞もなく、ただ徘徊している浮浪者ぶりにただもう感嘆してしまいました。

 『F』

『F』

青年団リンク 二騎の会

こまばアゴラ劇場(東京都)

2010/01/29 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

2回目
観ました。

おしるし

おしるし

プリエール

赤坂RED/THEATER(東京都)

2008/06/03 (火) ~ 2008/06/08 (日)公演終了

満足度★★★★

田村さんの手腕に感心したものの
今回も、田村さんの場転の才に感嘆の連続で、終始楽しく、それでいて、登場人物の思いにも共感して、泣いたり笑ったり、感心したりの連続でした。
でも、本当に残念なのは、ただ一点。最後のドンデン返しが、それまでの自分の共感を踏みにじるあざとさがあった点。
それまでの自分の共感や感動をひっくり返される、作者の手腕自慢的展開に、ちょっと不愉快な思いは禁じえませんでした。
花組芝居の小林さんが、ここでも二役を好演されていて、益々気になる役者さんになりました。
井上さんの病院長も秀逸でした。

劇王VII

劇王VII

日本劇作家協会東海支部

長久手市文化の家 風のホール(愛知県)

2010/02/06 (土) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★

鹿目強し!
決選前にそれはしまいと思いつつ、ついつい、昨日購入した鹿目のエントリー作品を読んでしまったので、ボクの中で、彼女の3連覇は目に見えていました


強いな~、鹿目…

本はもちろん、演出もずば抜けていて、その完成度の高さに、ただただ、感心しっぱなしでした


ひとつだけ苦言があるとすれば、あらかじめ本を読んでたボクは大丈夫でしたが、そうじゃない方には聞き取れないセリフがあったのでは?

あれは大きなマイナス点ですよね

それ以外は、文句のつけようのない作品でした(*・∀-)☆


それにしても、この先、鹿目を破る人って現れるんだろうか?(;´▽`A

鳥瞰図-ちょうかんず-

鳥瞰図-ちょうかんず-

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2008/06/11 (水) ~ 2008/06/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

早船さんに傾倒しました
それまで、早船さんもサスペンデッズも知らなかったのですが、この作品の完成度に驚嘆し、一度で早船さんの大ファンになりました。
役者さんも、これだけの布陣は夢のような顔合わせ。
知り合いの演劇愛好者全員を強制連行してでも、見せたい素晴らしい芝居でした。

ネタバレBOX

人間の描き方が秀逸で、笑いを散りばめながらの作劇が見事でした。
中でも大笑いしたのが、母親の遺言にそむいて、母親の遺骨を愛犬と一緒に埋葬しなかったことを悔やむ娘のエピソード。
私も、夫ではなく、愛犬と一緒にお墓に入りたい部類なので、やけに共感してしまいました。
浅野さんが、素晴らしい好演ぶりで、益々ファンになった作品でした。
最後の終わり方も大好きでした。
是非是非、再演してほしいものです。
闇に咲く花

闇に咲く花

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2008/08/15 (金) ~ 2008/08/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

今回が最高の舞台でした
何度か観ている「闇に咲く花」、期待していた、青年座の石母田さんが、期待以上の好演で、筋なんて重々知っているくせにまた号泣してしまいました。
名古屋章さんの主人公も好きでしたが、辻さんの主人公もいいなと思いました。

傾く首~モディリアーニの折れた絵筆~

傾く首~モディリアーニの折れた絵筆~

ジャンクション

赤坂RED/THEATER(東京都)

2008/10/25 (土) ~ 2008/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

吉野さんの成長ぶりに感涙
お得意のダンスを封印して、全くミュージカル要素のないストレート・プレイ主演に、ファンとして、非常に心配しながら、劇場に出向きましたが、全くの杞憂で、モディリアニを見事に体現されていて、涙が出ました。
私が企画したCDにご参加頂いた頃は、ほぼ無名に近い役者さんだったのに…。
作品としても、当時の貧乏画家達の生き様を、的確に描写していて、見応えある舞台でした。

広い世界のほとりに

広い世界のほとりに

TPT

ベニサン・ピット(東京都)

2008/10/29 (水) ~ 2008/11/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

様々な登場人物に共感して、泣きました
千葉さん、役者さんとしても名優ですが、演出家としての才能もある方と認識して、大変見応えある舞台を堪能できた時間でした。
若者、その親、またその親と3世代の苦悩が色濃く、繊細に描かれ、近年にない重厚な家族劇でした。
それぞれの役に、自身の思いが投影でき、誰彼共感しては、泣いてしまいました。
安奈淳さんがお元気になられたことも、涙の一因ではありましたが。

関数ドミノ

関数ドミノ

イキウメ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2009/05/08 (金) ~ 2009/05/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

イキウメらしい舞台を堪能しました
相変わらず、浜田さんが好演されていました。
安田さんも、イキウメでしか拝見したことないのですが、気になる役者さんのお一人です。
昔、星新一や清水義範のSF物に熱中していた頃、こういう世界感を演劇で成立させる劇団が出ようとは夢にも思わなかったので、イキウメは、私の夢を具現化してくれた、素敵な劇団。前川さんの才能に心酔しています。
終始、ハラハラドキドキ目が離せない芝居でした。

アンチクロックワイズ・ワンダーランド

アンチクロックワイズ・ワンダーランド

阿佐ヶ谷スパイダース

本多劇場(東京都)

2010/01/21 (木) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

満足度★★★

未来・過去・虚構・現実
感想が上手く纏められないよう~未来・過去・虚構・現実が、入り混じっていて、油断すると・・・ あれ?どうなってんの??? って・・・ ん??? 考えることが多かった・・・でも、そのモヤモヤした感じが逆に病みつきになりそうな感じさえあるかなぁ?うまく纏められない? だけど、この消化不良な感じがする感覚が、嫌いじゃない!

Invisible/インヴィジブル 〈舞台写真の公開はじめました!〉 【無事終了いたしました!ご来場くだすったお客様、ありがとうございました。】

Invisible/インヴィジブル 〈舞台写真の公開はじめました!〉 【無事終了いたしました!ご来場くだすったお客様、ありがとうございました。】

一徳会/鎌ヶ谷アルトギルド

d-倉庫(東京都)

2010/02/05 (金) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★★

熱い芝居を見た
実家が田舎で
閉鎖的な社会が出来あがっているので
感じるところがあった。

台詞に不思議な休止があり
方言を使わないのに
独特な雰囲気を醸し出している。
この小屋のサイズで
久しぶりに芸術的な演劇を見た。
出演者も真摯で情熱が伝わってくる。
台詞のリズム、
ハッとさせる引きつけ方、
勉強になりました。
これで2500円は大満足のお値段。



ネタバレBOX

主役の方の演技がとにかく秀逸。
身体と台詞の安定感が抜群で、ブレない。
切り替えも早く、語りも素晴らしい。
声もいいし、どっしりとした迫力もあるし、顔立ちもいい。
演出も素晴らしいが
この人だけでもお金を払える。

芝居について少し残念なところをあげると、
劇場の天井が高くて
残響があり、台詞が一部聞き取りにくいところがあった。
出だしで消防団の人々が湖をさらうところは
言葉遣いも古くわかりづらい人もいるので
特に丁寧に届けてほしいと思います。

また、犯人の告白がの後、
探偵さんが和装するシーンで
着替えに気を取られて
台詞が宙ぶらりんになってしまっていたので
一番盛り上がったシーンの後だけに
拍子抜けの感がありました。

それにしても、良い舞台でした。
横浜ダンスコレクションR 2010

横浜ダンスコレクションR 2010

横浜赤レンガ倉庫1号館

横浜赤レンガ倉庫1号館(神奈川県)

2010/02/04 (木) ~ 2010/02/11 (木)公演終了

満足度★★★

にこにこ にっこり 日曜日 「外ダンス」
北風は吹きすさんでいたけれど、ひだまりのなかのダンスでした

ゴールデンアワー

ゴールデンアワー

ONEOR8

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2010/02/05 (金) ~ 2010/02/14 (日)公演終了

子供ってどうしようもなく親を愛している
日曜日のマチネ鑑賞。開幕して初のダブルコール。三鷹近隣の方々がご家族、お友だち、恋人と見られる上質のストレート・プレイ。地域に求められる演劇だと思う。関西のお笑いと人間ドラマのバランスも良かったです。

ネタバレBOX

あの装置にはお手上げです。絶対泣く。世代的にばっちりはまったのもあるけど。作り手の皆さま、ありがとうございました。
幸せの歌をうたう犬ども【ご来場ありがとうございました!】

幸せの歌をうたう犬ども【ご来場ありがとうございました!】

DULL-COLORED POP

タイニイアリス(東京都)

2010/02/02 (火) ~ 2010/02/04 (木)公演終了

満足度★★★★

 
観劇

カスパー彷徨

カスパー彷徨

unite d'Habitation

ギャラリーLE DECO(東京都)

2009/08/04 (火) ~ 2009/08/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

時代とか
「再演」というものには意味があると思います。あのときの作品を今やることの意味とか。私は前作を拝見しておりませんが、見てなかったことすら私のなかで意味に変わりました。
どこにでもいて、どこにもいない、何者でもなく何者でもあるカスパーという存在。この話のカスパーが何を考えていたのか、というより何に走らされていたのか、ぼうっと考えます。理解できたかどうかは別にして、久しぶりに読み応えのある戯曲でした。序盤のあたり、出演者が薄かったような気がするのですが、話が深まるにつれ、人物のそれぞれにもつ激しさや深さを垣間見れた気がします。
年若い役者が演じるということに意味もあるかと思いますが、熟練の役者さんでの上演、広い劇場での公演も見てみたいなと思いました。

sirenoye

sirenoye

幻想芸術集団Les Miroirs

アトリエ・カノン(東京都)

2010/01/30 (土) ~ 2010/01/31 (日)公演終了

幻想芸術集団という名前
とにかく麗しく、出演者、スタッフ、みなさん美意識の高い方なのだと思いました。「演劇」というよりも「ショー」「魅せるもの」としてとてもいい時間でした。おそらく「劇団」ではなく「幻想芸術集団」という名前を取っているのは、この集団でやりたいのは「演劇」だけではない、という方向性の表れなのかもと思いました。

ネタバレBOX

カーテンコールで薔薇を投げるのが素敵
みじめ慣れ

みじめ慣れ

月刊「根本宗子」

タイニイアリス(東京都)

2010/02/06 (土) ~ 2010/02/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

いい!
女優がみんな綺麗だった!みんなそれぞれの個性がしっかり出ていてよかった。
内容もストレートに表現してあって、考えさせられるものがあった。

場面の進め方などとてもよかった!

ネタバレBOX

女のみじめさがよく出ている。

障害者のAV女優で、弱者を強者にするも強者を弱者にするのも自分しだいということをよく表していたと思う。
アルトゥロ・ウイの興隆―それは抑えることもできる―

アルトゥロ・ウイの興隆―それは抑えることもできる―

ピーチャム・カンパニー

シアターPOO(東京都)

2010/02/05 (金) ~ 2010/02/08 (月)公演終了

満足度★★★

劇団合併後の一発目
平たくいえば、劇団サーカス劇場と劇団地上3mmとが合併して新劇団「ピーチャム・カンパニー」を設立したから、どんな空気感なのかが、ものすごく楽しみだった。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

シアターPOOはとにかく狭い。しかし、その狭さにも関わらず観客は満杯状態だったから、一発目としては観客誘導数からして成功なのだと思う。

一方で、端っこに座らされた男女2人連れの観客の女性の方が「観えない、帰る!」と言ったと思いきや、連れの男性の意思も確認せずに出口へ向かう。その後を追いかけるように、「見えないんじゃ仕方が無いね。」って草食系の気弱な僕男が従う。つまり、彼らの、いあ、彼女らの関係が直球露呈されて楽しかった。もしかして、作られた芝居よりも、こんな現実的でリアルな情景のほうが楽しいのではないか?と思った。(失笑!)

さて、物語は殆どが説明にあるから今更解説する事は無い。シカゴを舞台にギャングが野菜市場を牛耳って汚職にまみれ、挙句は自分たちの利益の為に、昨日の友までをも殺しながらのし上がっていく、という筋。また、一方で司法で追及される場面になると証人を次から次へと消し去って、証人の家族や、ある人物に成りすまし、陰謀や巧みな罠を仕掛け、結果、民衆をも傘下に置いて支配してしまうという内争、紛争、暴力、偽善、裏切り・・・黒という黒真っ盛りの物語。

で、今までの劇団サーカス劇場の空気感は全く無い。ベタで解り易い芝居だ。キャストの演技も噛みかみはあったものの、存在感ばっちりで秀逸だったと思う。しかしながら、ワタクシは前回観た劇団サーカス劇場の「カラス」があまりにも良かったため、ってか、ああいった妖しげな独特の雰囲気が好きだったから、今回は、ちょっと不満が残ったんだよね。だからってギャングものを妖しい雰囲気には出来ないのかもしれないけれど・・。

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