
ボクラノブレス
乱痴気STARTER
池袋GEKIBA(東京都)
2010/03/26 (金) ~ 2010/03/28 (日)公演終了
満足度★★★
笑いのほうはちょっと‥
1話目 『リクヲ オヨグ サカナ free dive』は展開に脈略がなく、リアリティに欠け最後まで同調出来なかった。展開に無理があると、笑うに笑えないので‥。
2話目 『iki かのじょたちのきょり』は会話劇で雰囲気は良かったと思う。ただ1話目とのつながりが薄く、リンクさせるのであれば、もっと深い関連性があったほうが良かったと思う。

完全な真空×BLACK BOX
演劇ユニットG.com
テアトルBONBON(東京都)
2010/03/24 (水) ~ 2010/03/28 (日)公演終了
満足度★★★
リアリストたちのブレイクタイム。
何をして誰のために生きるのか。その大きな問いかけはこの話に出てくる主人公たちにとっても例外ではなくて、理想と現実の揺りかごのなか、身の丈にあった幸せに折り合いをつけつつ暮らしている。 そんな彼、彼女らがある日それぞれ、すこし不思議なひとらに出会い、すこし不条理な体験をして、またいつもの日常に戻っていくまでの会話劇。
日常と非日常をゆるやかに隔てる空間に、丁寧に配色が施された照明と、
ミニマルでいて適度にメロディアスな音響が印象的でした。

止まらずの国
ガレキの太鼓
サンモールスタジオ(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/30 (火)公演終了
満足度★★★★★
観光ガイド
なんの偏見も情報も持たずに観劇。小劇場で久々に見入った! これだけたくさんの舞台を観てると、なかなかそういう感覚に陥らなくなっていただけに、無条件に5つ星。作品を丁寧に作り上げている感じが嬉しい(再演のために脚本があったから余裕があったのか、毎回これだけのクオリティなのかは不明)。客層は20代~30代が多め。出演者の年齢層に近い感じ。
個人的に気になることは「ネタバレ」で。

夢野久作 少女地獄
月蝕歌劇団
ザムザ阿佐谷(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/29 (月)公演終了
満足度★★★
縦横上下無尽
とにかく登場人物が多い。一人二役の役者が何人かいるけれど、それでも役者は31人。舞台は派手。そしてさらに演出も賑やか。そういった意味では非常に楽しい。今回観たのは「夢野久作 少女地獄」だけど、多分「津山三十人殺し」もそうだろうと思う。
また、「少女地獄」から二つのエピソード、「犬神博士」「あやかしの鼓」の話をひとつにまとめて物語にしようという着想も面白い。それぞれの話を縦横無尽に駆ける立体構造の物語構想も面白いと思う。
しかし、消化不良な感の構成が残念。役者の精度にばらつきがあるのも、見ていて落ち着かない。ラストも、やりたいことはわかるけれど、ちょっと唐突すぎなのが難。
とはいえ、照明の演出など、部分部分に見所がたくさんあって、そういったところは十分に楽しめた。

きみがいた時間 ぼくのいく時間
演劇集団キャラメルボックス
サンシャイン劇場(東京都)
2008/02/28 (木) ~ 2008/04/07 (月)公演終了
満足度★★★★★
上川さんだから、全てに納得が行く
久々にキャラメルに上川さんが戻って来たので、原作は全く知らずに、キャラメルの上川さん観たさに、劇場へ。
実は、キャラメルの女優さんの発声法が、どうにも生理的に耐えられず、しばらく遠ざかっていたのですが、これは観られて良かったと心底思いました。
最後のオチがわかっってしまうと、決定的な矛盾が頭をもたげたものの、そんあこと、どうでもいいと思える、上川さんの演技者としての表現力の素晴らしさに、ただただ感嘆し、感涙し、久々、ハンカチを絞るくらいに涙涙で、舞台が霞む程、感激しました。
年老いてからの、上川さんの演技が、言いようもない程秀逸で、やはり、2年に一度ぐらいは、キャラメルの舞台にも立って頂きたいと強く思いました。

モグラの性態
ぬいぐるみハンター
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/31 (水)公演終了
満足度★★★
若さが爆発して胸を打つ!
SF青春グラフティといったところ。舞台全体に若さが爆発している。SF仕立てであったり、学園もの仕立てであることなど、途中からどうでもよくなる。それよりかわいいあのことやれるのかやれないのかというのがメインテーマ。
若い男の子達ってほんとに・・・と思ってしまうが、それが純情であったり、かわいく見えたりするとこが、この劇団の特徴か。確かにラストシーン、ぐっと胸にくるものがあった。若い男の子にはたまらない作品だろう。

ウーマン・イン・ホワイト
ホリプロ
青山劇場(東京都)
2007/11/18 (日) ~ 2007/12/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
全てに驚き
向こうでは。早々クローズしたと聞いていたので、あまり期待してはいなかったのですが、松本さんの演出が良かったのか、思いの外、素晴らしい舞台で、驚きました。
笹本さんが、実年齢よりかなり年上の役を好演され、別所さんの慈愛に満ちた画家役が、実に素敵で、思わず、涙を何度も流してしまいました。
メロディも綺麗!!
ミュージカルには珍しく、謎解きの楽しみもあり、拾い物の作品でした。
神田さやかさんも、舞台を重ねる度、素敵な女優さんに成長され、父方のお祖母様である、今は亡き旭輝子さんに見せて差し上げたい舞台でした。
是非、このメンバーでの再演をと期待しましたが、残念ながら、再演は、キャスト変更が多く、がっかりしたくなくて、観ませんでした。

トワイライツ
モダンスイマーズ
吉祥寺シアター(東京都)
2009/02/19 (木) ~ 2009/03/01 (日)公演終了
満足度★★★★
鶴田さんの功績で、実感が湧いた
この手の芝居は、役者さんの存在感が希薄だと成り立ちにくいと思うのですが、この芝居は、とにかく客演の鶴田さんの功績大で、切なさがひしひしと胸に込み上げました。
少女時代の鶴田さんが特に、秀逸でした。
兄役の山本さんのまるで実際の人物のようなリアルな佇まいも、かなり、胸にこたえました。
モダンスイマーズの役者さんが、客演陣ともっと競い合うような演技形態だったら、より緊迫感漂う舞台空間が生まれた気がします。

スイングバイ
ままごと
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/03/15 (月) ~ 2010/03/28 (日)公演終了
満足度★★★
オシャレ演劇
オシャレでポップだ。最初の方は役者たちの動きのリズミカルな感じに心躍らせたりしていたが、そのうち眠くもないのに瞼が重くなってきた。
ビルの外側から、会社の中で行われていることを覗いて、それを今風にオシャレにポップに描いてみましたという感じ。外側から覗いてばかりで、全然内側に入りこむ様子がない。表現しようとしていることは何となく分かるが、それを表現しきれたところで一体何なんだろうという気がする。軽すぎて、心に響くものが何もない。所詮おままごとという気もしたが、劇団名を考えると、それでいいのか。
賞を取った『わが星』は、観ていない。有名な賞を取るくらいだからきっと素晴らしいのだろう。来年再演されるらしいから、ぜひ観たいと思う。けれど、今回の『スイングバイ』を観る限りでは、次の公演をまた観てみたいとは思えなかった。

IZO
劇団☆新感線
青山劇場(東京都)
2008/01/08 (火) ~ 2008/02/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
単純に素直に感激しました
青木豪さんは作家として才能ある方と知ってはいても、新感線書き下ろしにはやはり不安がありました。
森田剛さんも、若い時から得難い役者としての顔がありましたが、舞台だとどうかな?とか、期待より不安材料が多かったのですが、結論から言うと、何もかもが見事でした。
岡田以蔵と言うと、昔大河ドラマで見た、萩原健一が印象的でしたが、この芝居以降、私の中では以蔵は、森田剛さんになりました。
戸田恵梨香さんも良かったし、池田鉄洋さんの龍馬も良かった!
自分の信念を持てずに、どう生きてよいかわからず、次第に時代の流れに流されて行く若者の悲痛な叫びが哀れでなりませんでした。
明治座でやるような時代劇なら、絶対、通行人レベルの登場人物までも、一人残らず、人物に命を与えた青木豪さんの、役を愛する劇作姿勢に感服しました。
ラストシーンのマンサクの花の哀しいまでの美しさが、未だに目の奥に焼きついています。

モグラの性態
ぬいぐるみハンター
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/31 (水)公演終了
満足度★★★
無料で観劇、略して観無料
初見の劇団。コリッチのチケットプレゼントに応募したら当たってしまった(しまったってこともないが)ので、早速見てきた。クジ運の悪い私が当たるくらいだから、席にはだいぶ余裕がある模様。ストーリーに勢いがあるし、役者も悪くないので、ただで見させてもらった御礼もかねて、オススメしときます。
内容は小劇場に若手劇団が存在するかぎり永遠になくならないんじゃないかと思う、いわゆる童貞コメディ。

止まらずの国
ガレキの太鼓
サンモールスタジオ(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/30 (火)公演終了

三五大切
花ざかりのオレたちです。【公演終了しました!】
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2010/03/26 (金) ~ 2010/03/28 (日)公演終了

止まらずの国
ガレキの太鼓
サンモールスタジオ(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/30 (火)公演終了
満足度★★★
意外だね
外国を旅する若者たちの危険性を描いている。意外なストーリー展開が驚いたね!外人役の台詞もアラビア語で見事だった!舞台美術もとてもとかった!

はなよめのまち【ご来場誠にありがとうございました!】
キコ qui-co.
インディペンデントシアターOji(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/29 (月)公演終了

舞踏会へ向かう三人の農夫の妻
かもねぎショット
ウッディシアター中目黒(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/31 (水)公演終了
満足度★★
初見でしたが…
すみません、期待しすぎていたかもです。有名な劇団さんだけに…。
笑いのツボと涙腺と琴線…とありますが、これも…(?_?;)。うーん、笑える箇所は殆どなかったですorz 泣ける箇所も…私に見えなかっただけ?;;;
でも周囲のご年配の方々は笑顔っぽかったので、もしかしたら、世代の違いかもしれないですが…。
一部の役者さんの滑舌の悪さも、少し意外でした。ダンスはそれなりに美しかったと思うのですけど。衣装や宣伝美術等は良かったと思います。

モグラの性態
ぬいぐるみハンター
参宮橋TRANCE MISSION(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/31 (水)公演終了
満足度★★★★
リビドーとパンクって…よく似合うんですね
観劇後は「品性を疑われてもいい!サイコー!!!!」と、両腕を振り上げて叫びたい衝動にかられました。まあ、一緒に観に行く友人は選ぶ芝居だろうな、と思いますけども。
役者の皆さんもとっても良かったですが、やっぱり目立っていた神戸アキコさんは、私の中で、ザンヨウコさんに並…いえ、越えてしまいました!(@□@) 今後の活動に超☆期待・大です。

『師走やぶれかぶれ』『新春やぶれかぶれ』
田上パル
富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/28 (日)公演終了
満足度★★★
『新春』の方でした。
よくもまあ、あれだけ狭い装置(こたつのある居間!)でドロップキックしたりなんやり!前回公演よりは勢いが感じられ、楽しめました!
ただ、『師走~』との関連部分がちょっと薄かった気がして残念。もうちょっと引っ掛からせてくれたら『師走』も観たのになぁ…という印象。
いつか「舞台全壊!」までやる田上パルが見てみたい。ってもうやってたらごめんなさい…。
まだやれそう。まだブッ飛んだ設定とウェルメイドっぽい部分のバランスが微妙に気持ち悪い(苦笑)。

スイングバイ
ままごと
こまばアゴラ劇場(東京都)
2010/03/15 (月) ~ 2010/03/28 (日)公演終了

息をのんで
horobite
OFF OFFシアター(東京都)
2010/03/25 (木) ~ 2010/03/30 (火)公演終了