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『博多テクニカ女王街ラバー』(無事終了しました!)

『博多テクニカ女王街ラバー』(無事終了しました!)

劇団ぎゃ。

ぽんプラザホール(福岡県)

2010/06/24 (木) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

世界観が・・・!!
久しぶりに書き込み!!
素晴らしかった!音楽と舞台と衣裳が特にすごかったです!!
これは絶対観にいくべきじゃないでしょうか!!

ネタバレBOX

ただ、私は中村さんの脚本が好きなので、
独特のグロさとか、そういうのがなくてちょっと物足りなかったかも。
『博多テクニカ女王街ラバー』(無事終了しました!)

『博多テクニカ女王街ラバー』(無事終了しました!)

劇団ぎゃ。

ぽんプラザホール(福岡県)

2010/06/24 (木) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★

劣化コピーはどちらか
 「不老不死」をテーマとした作品は、演劇のみならず、映画、漫画でもよく見かけます。まして「人魚」がモチーフとなれば、高橋留美子『人魚』シリーズをどうしても想起しないではいられません。実際、白髪の少女とか世話役の婆とか、『人魚』シリーズのイメージを踏襲したようなキャラクターが出てくるのですから、観ているこちらは気恥ずかしくなってきます。
 もちろん設定をそのまま「借りて」くるのではまずいと判断されたのでしょう、『人魚』シリーズはあくまで伝奇物語ですが、本作はSF風味の味付けを施して差別化を図っています。
 でもそれもどこかで見たようなイメージばかりで、やはり新鮮さを感じません。作り手はこういうのをうきうきしながら楽しんで書いているのかもしれませんが、観客から見れば作者自身の自己満足としか受け取れません。

ネタバレBOX

 「どこからが嘘でどこまでが本当か」、一応は博多の色街の移転を題材にしてはいますが、別にどこの色街だろうと成り立つ話です。人魚が実在した話などはハナからファンタジーなので、無理に現実と絡めると不自然になるばかりです。作者は 「虚実皮膜」の意味を勘違いしているとしか判断できません。
 話し言葉がどうして博多弁ではないのか、明治を舞台にしているのに、やたら現代のカタカナ語が出てくるのはなぜなのか(「クローン」と言わずに「培養」と表現したのには一瞬ホッとしたのですが、そのあとすぐに「劣化コピー」なんて言葉が出てきて萎えました)。言葉について鈍感なのも、全体の印象を薄っぺらなものにしてしまっています。
 野田秀樹あたりから、時代物でも平気で現代語を使う傾向が強くなりましたが、それが演出意図ではなくて、単に「作者が昔の言葉を知らないから」としか思えないパターンが増えました。特にこのお話は、時代が明治から平成の現代にまで移るのですから、言葉が今も昔も同じだというのは手抜きにしか見えません。

 お話が「借り物ばかり」であるのも困ったことで、『人魚』シリーズばかりでなく、『エヴァンゲリオン』からも露骨な借り物が目立ち、培養槽やそれをたたき壊すシーン、「私は二人目だから」みたいな台詞に至っては、誰か「それはやめようよ」と言ってやる人間はいなかったのかと頭を抱えたくなります。こういうのが「創作者としては恥ずかしいこと」なのだという感覚が、福岡演劇の中に育っていない、そのこと自体が問題であるように思えます。

 人魚と人間の恋の組み合わせも、ちょっと数が多すぎて散漫になってしまいました。おかげでメインになるべき名月さんとミツクニ君、遣り手婆の話を掘り下げるまでに至らなかった、これも脚本の失敗であると思います。
不滅

不滅

鵺的(ぬえてき)

「劇」小劇場(東京都)

2010/06/23 (水) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★

重苦しい・・・
演技や作りはしっかりしてましたが、なにせテーマが重苦しい。
展開が見えないため、集中して食い入るように観てはいましたが、いかんせん重い。救いが・・・あるようなないような。
性悪説を植え付けられるような感覚だけが残り、劇場を出た後、すれ違う人々に気を遣いそうな自分がいました。好みは分かれると思います。

タイムカプセル

タイムカプセル

劇団活劇工房

明治大学和泉校舎第二学生会館地下アトリエ(東京都)

2010/06/25 (金) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★

脇道が魅力的
怪しいマルチ商法のシーン、刑務所のシーン、飲み会シーンといった脇道が魅力的。特に飲み会のノリの良さは日頃のコンパでの特訓の成果だろうか。本筋での重要な出来事の動機の説明がもっと欲しかった。私が気づかなかっただけかもしれないけど...。

掃除屋

掃除屋

マグネシウムリボン

インディペンデントシアターOji(東京都)

2010/06/23 (水) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★

終盤の凝縮されたドラマは良いが…
舞台を覆いつくしていたガラクタ類がすべて片付いた後のがらんとした部屋で展開する凝縮された人間ドラマは良いのだが、そこに至るまでが起伏に乏しく冗長。
物理的に片付ける手間もあろうが、その結果140分近い長尺(休憩なし)となったのはこの小屋でなくともイタい。
ガラクタが本心を覆ったり隠したりしているもので、それが無くなって初めて本音で語り合えるという比喩がいいだけにもったいない感じ。

ペレーヴィンの卵

ペレーヴィンの卵

絶対安全ピン

神楽坂die pratze(ディ・プラッツ)(東京都)

2010/06/25 (金) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★★

何が起こってるんだろう
開始後、「しまった!シュールすぎるやも…!」と危惧した(笑)。
基本的なストーリーが存在せず、起承転結はないし、役名もないし、突拍子もない台詞がとぶし、普段人間がしそうにない動きで動き回るもんで…
今にも「何これわからんつまんね」って言われそうな微妙な均衡が不安で不安で。

しかしそれは計算された均衡でした。
ストーリーが成立していないがゆえに演出が際だつ。
肉体でつくられる形。声でつくられる音。
視覚と聴覚をフル稼働した舞台づくり。
目の前でおこる事象を楽しむ舞台なんだなと思いました。

芝居をストーリーで捉える人には退屈かもしれないけど、私は好きです。
衝撃的で全然飽きなかった。

ネタバレBOX

今まで黙っていた役者たちが次々と口の中からゆで卵を吐き出すんです。

これだけ聞くと「は?」って感じだけれども(笑)
これが実に神秘的。
しかし性的で厭らしい。
産卵(もしくは出産)のもつ二面性を的確に捉えている。

あの口から出し入れした卵たちをどうするのかというところが最大の気になる点ですね。
『スタッフがあとで美味しくいただきました』なのか?

そしてあの卵はいつ誰がどこで茹でたんだ?
毎回開場前に皆で卵ゆでて必死で殻をむいているに一票。
アウト・オブ・オーダー

アウト・オブ・オーダー

ファルスシアター

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2010/06/25 (金) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

コメディもいける
前回見たのが慈愛にあふれた園長さんのいる幼稚園のお話で、今回がドタバタコメディ。こっちもいける!絶妙なタイミングで閉まる窓ももうひとりの重要な役者。

アウト・オブ・オーダー

アウト・オブ・オーダー

ファルスシアター

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2010/06/25 (金) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★★

ドタバタで!
なかなか、おもしろかったです。結構、好きなタイプかなぁ~。好みは、いろいろだと思いますが、お客様層が、おとなし過ぎ!日本人らし過ぎ?肩震えてるのに、声は出さないって・・?何しに来たの?笑いに、来たんじゃないのかな?無駄な遠慮は、舞台に、失礼だと思います。来たからには、一緒に、楽しんじゃったもん!勝ちですよね♪    そして、ネタバレへ

ネタバレBOX

最初、硬く感じたのですが、ドンドン!テンポ良くなってきました。リチャ―ドの議員的、自己中な楽天主義と、ジョ―ジの気弱な必死さの対比が、良かったです。女性陣も各キャラの、さじ加減も良く、特に議員婦人らしさが、納得♪
君といつまでも

君といつまでも

バジリコFバジオ

駅前劇場(東京都)

2010/06/17 (木) ~ 2010/06/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

めちゃくちゃ好みでした★
芝居前からわくわく♪

ネタバレBOX

3Dのジョニーデップとか
輝く戦いとかもー楽しくて仕方なかったです

にやにや
にひにひ

沢山笑顔になる場面があって☆
本当に楽しい時間でした

ありがとうございました★
おぼろ

おぼろ

ゲキバカ

吉祥寺シアター(東京都)

2009/12/16 (水) ~ 2009/12/23 (水)公演終了

素敵でした★
なんだか舞台と観客の掛け合いが面白かったです☆
素敵にみなさん輝いていらっしゃって!!!
オープニングもすてきでした★

アウト・オブ・オーダー

アウト・オブ・オーダー

ファルスシアター

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2010/06/25 (金) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★

とんでもないものとは、
そ、それか?!!みたいなモノなんだけれど、隠せば隠すほど、物語はにっちもさっちもいかない方向に転がってしまう。

以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX

レイ・クーニーのコメディだけあって、ベタなコメディ。ホテルでの浮気最中に窓に引っかかるようにして張り付いた死体を発見しちゃったから、さあ大変。こんな死体が浮気現場で発見されたとあっちゃあ、議員の名前に傷が付く。そう考えたリチャードは試行錯誤を繰り返しながら、嘘を積み重ねて、重ねきれないほどに、その場限りの嘘をついてしまう。

その死体こそがジェーンとリチャードの浮気を調査する為にジェーンの夫・ロニーが雇った探偵だったのだ。リチャードの部下にすべての汚点を押し付けようと画策するリチャードに呆れながらも、渋々身代わりになるジョージの悲壮感はただ事ではないのだけれど、海外のコメディって大抵、こんな風にごちゃごちゃしながら物語を展開させていくわけだ。笑

劇中、ロニーのヅラが落ちそうになったシーンがあって、役者がその風体に似合わず、必死こいて直してた場面がとにかく可笑しかった。舞台ってこんな風に生の予想もしない展開があるからこそ、楽しいのだ。

衣装といいキャストらといい、まったくソツなく魅せたと思う。メイドの演出はちょっと引いたけれど、まあ、本がそのようになってるのだから仕方がないとも思う。
初心者にもお勧めの舞台。

ネバーランド

ネバーランド

少年社中

青山円形劇場(東京都)

2010/06/23 (水) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

感動で、心がパンクしそうです
いつもなら、終演後、お茶を飲んだり、買い物したりして、帰宅しますが、今日は即効帰宅しました。
何故って、感動の涙が止まらないし、心が打ち震えて、正気の沙汰じゃないものだから…。

この芝居、脚本がどうのとか、誰の演技がどうのとか、そんな批評的な表現で語ることは不可能です。

ただ間違いなく、言えるのは、本物の演劇の真髄を見たという事実。青山円形劇場には、演劇の神様が間違いなく、降臨されていました。

こんな体験は、間違いなく、生まれて初めてです。
ストーリーも演出も、衣装も、音楽も、ダンスも殺陣も、役者さんの演技も身体能力も…、とにかく何から何までが、信じられないくらいの生の演劇の考え得る全ての要素を満たしていて、これで、感動されない方がいたら、お目に掛かりたいくらいの魅惑に溢れた、疾走感と哀愁の舞台!!

この少年社中という、素晴らしい劇団の存在を教え、この舞台に私の足を向かせて下さる、きっかけを作って下さった、コリッチユーザーの皆様に心より感謝致します。

もし、小劇場の役者さんで、演劇を続けることに、不安を抱えていたり、自信をなくしかけている方がいらしたら、心の処方箋として、今すぐ、青山円形にダッシュされることをおススメします。

できれば、今稽古中の、私が応援する劇団のメンバーに、半日お稽古休んでも、観てもらいたい、本当に、素敵な素敵な舞台でした。

青山円形だから、お客さんの反応もダイレクトに感じ、久しぶりに、舞台と客席が一体となり、演劇の真の姿を構築する瞬間に立ち会えた、この震えるような感動の共感体験は、演劇を代々愛する家系に生まれた私には、つぼが多すぎて、涙を堪えるのが大変でした。一生の宝物に思える嬉しい、経験となりました。

もちろん、生で観てほしいけれど、そうできない、私の家族や友人のために、このDVD,早速、予約することにします。

あー、一時間でも二時間でも、拍手を続けていたかった!!☆10でも足りないくらい。

ネタバレBOX

最後に登場する、ワニ神様は、私には、演劇の神様の化身に思えました。
マイケルが、役者の道を突き進もうと、呪文のように唱えるあたりから、もう涙で舞台が見えなくなりました。


笑って、泣いて、清々しく、微笑ましい、素敵な舞台、ただもう、感謝感激!!
ネバーランド

ネバーランド

少年社中

青山円形劇場(東京都)

2010/06/23 (水) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★★

大人への通過儀礼とネバーランドの秘密
身体がオトナで心がコドモの身として鏡の騎士に囲まれたドン・キホーテのような心境にさせられる(笑)。
が、いつかは経験しなくてはならないオトナへの通過儀礼を、ネバーランドがネバーであり続ける秘密も絡めて描いて見事な上にキャスティングの妙もあり、大変満足。

ネタバレBOX

さらに、フライングではなくピーター・パンが「飛ぶ」ラストは圧巻!
ブスとたんこぶ

ブスとたんこぶ

cineman

ワーサルシアター(東京都)

2010/06/24 (木) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★

そのたんこぶか。。。
なかなかやっかいで、でもだれにでもあるたんこぶとの話。歪んだ話じゃなかった。いい話でした。幸せ薄い顔とかたんこぶに言われてた娘が幸せになれそうでよかった。あの娘が書いてた紙、ほとんど読めなかったのでなんとか工夫してください。(字がきたないとかじゃなくて、よく見えない。) 暗転の時に流れる音楽が芝居と合ってない。

ドレスパニック

ドレスパニック

まめひも

アドリブ小劇場(東京都)

2010/06/24 (木) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★

みました
ミュージカル
会場が暑かった

ブスとたんこぶ

ブスとたんこぶ

cineman

ワーサルシアター(東京都)

2010/06/24 (木) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★★

嫌われ松子的なのかな。
近いのか、遠いのか、良く分からないけどつながる人間関係、可笑しくもしんみりして、話はサイコーでした!

ネタバレBOX

へらへらした男、バカっぽいキャバ嬢、老けた青年、それにブス、たんこぶ(ぶすの母親)、みんないい味でていました。

ただ話は最高でしたが、初日のせいか、まだこなれていないところがありました(そう感じました)。

留美さん役の女優さん、美人で30代後半の演技に欠かせない女優さんだと思いますが、名前を間違えたり、少し噛んでいました。

屋根裏部屋から階段へ続くくぐり戸を他の役者さんははいはいしながら通っていましたが、留美さんだけは見えなくなるとすぐに立ち上がってしまう気配が感じられました。私は下手側にいましたが、それでも分かりました。ちょっと残念。

天聖八剣伝

天聖八剣伝

エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ/ネルケプランニング

天王洲 銀河劇場(東京都)

2010/06/19 (土) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★★

予想より楽しめた。
若手が中心の芝居だけに、少々心配でしたが、
物語もしっかりしていたし、なかなか、楽しめた。

脇を固める西ノ園さんと黒須さんの安定した芝居が
締まりを与えていました。
主役の相葉さん、戸谷さん、馬場さんが生き生きとキャラクターを演じていて良かった。

荒野の三猿

荒野の三猿

劇団 EASTONES

駅前劇場(東京都)

2010/06/23 (水) ~ 2010/06/30 (水)公演終了

満足度★★★★

プロの技!
三猿の登場の仕方といい、導入音楽といい、照明といい、効果音といい、とにかくカッコイイ。
そして目を見張るのが衣装だ。特に三猿のボロボロの衣装は、これまでどのように生きてきたかを物語ってるようでしっかり主張していた。



以下はネタばれBOXにて。。

ネタバレBOX



三猿は、恩のある親方を殺され、自分たちの身体も傷つけた白鷺新三郎に復讐をするために日夜、修行を重ね三身一体の殺陣をあみ出していた。やがて復習の時と悟った三猿は白鷺のアジトのある山を目指す。

そこにたどり着くまでに勿論、多くの殺陣や見せ場はあって、切りかかる際に刀が風を切る効果音で更に舞台に凄みが加速される。三猿の殺陣は流石に見せ場を掴んでおり彼らの愛刀はまったく形の違う刀で風を切りながら、はたまた、鞘に刀を納める効果音で、ますます舞台を巧みに魅せ飛んだり跳ねたりしちゃうのだから、正に野猿そのものだった。

プロの殺陣を魅せながらも「笑のつかみはOK!!」みたいにコメディとしてのテイストも忘れていない。流石だと思う。

ただ、残念だったのは白鷺新三郎のキャラクターがこれらの雰囲気から逸脱しており、場にそぐわない。つまり、悪役なのだけれど、その独特の持つ雰囲気がおちゃらけているというか、ふざけてるというか、ナメテルというか・・、ウザイのだ。セリフまわしが・・。だから、一人だけ浮いちゃってて浮きまくっちゃってて、「浮曇」の主人公のようなキャラクターなのだ。

そんなだから、三猿らが殺陣してる状況下ではドキドキハラハラしながらも、その立ち振る舞いに圧倒され唸りながら観てるのだけれど、白鷺が登場する場面では、なんだか、ギャフン!としちゃうのである。

それでも最終的に三猿が恋も家族も捨てて、今までどおり生きていく姿勢は、こういった復讐劇の幕引きとしては安心するのである。


青面獣楊志

青面獣楊志

CORNFLAKES

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2010/06/23 (水) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★

平坦な道を歩いている疲労感。
リズムをつかみきれず。
ただ淡々と芝居が流れているような感覚。
役者陣はかなりの気合いを感じるも芝居その物に違和感あり。

あくまでも好みの問題ですが。

不滅

不滅

鵺的(ぬえてき)

「劇」小劇場(東京都)

2010/06/23 (水) ~ 2010/06/27 (日)公演終了

満足度★★★★

これが鵺的ですか!OK!
ありそうだし、なさそうだし、とっても面白かった!!

ネタバレBOX

殺人に上級、下級があるかのようでした。

過失致死というか未必の故意は問題外、恨みによる殺人はまだまだ、何の感慨もなく行うものが上等というような感じでしょうか!?

恨みから殺人を犯す少女…、

それをショーに仕立て上げるコーディネーター…、

上等な殺人者も理不尽な殺人に憤りを覚えるという展開…、

殺人コーディネーターが自らが理不尽に殺されるときに、人生の筋書きと違うと嘆く愚かさ…、

殺人を通して親子関係を意識する狂気さ…!

そもそものあの絡んでくるクレーマーみたいな男、サラリーマンだと突然会社に告げると言われると本当にビビっちゃいますね。

日ごろから実際の対処法をシミュレートしておかなければなりませんし、会社側も社員に徹底しておく必要があります!

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