最新の観てきた!クチコミ一覧

15641-15660件 / 191643件中
大過なく

大過なく

ティッシュの会

大阪市中央公会堂(大阪府)

2023/08/11 (金) ~ 2023/08/11 (金)公演終了

満足度★★★★

個人的にはとても良かった‼️
一緒に行った人は…😞わからん とのことであったが、二人のテンポの良い会話劇が約1時間強 笑えるやり取り 納得する場面等あっという間でした 次回も是非

くるみ割り人形外伝

くるみ割り人形外伝

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2023/08/05 (土) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

真夏のク◯暑い中、空調の効いた劇場の中に入ると、舞台中央にはクリスマスツリー。チャラン・ポ・ランタンの小春に加え、カンカンバルカンから3名が参加して生演奏。主役のクララを演じた女の子も、歌・踊りともいい出来で、想像以上に上質な仕上がりの音楽劇。音響もよく、楽しい1時間余を過ごさせてもらった。

マテリアルパレード

マテリアルパレード

LUCKUP

ザ・ポケット(東京都)

2023/08/09 (水) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

秘密組織の活躍を壮大なスケールで描くアクション中心の舞台。緊迫したストーリーではあるが、所々の小ネタで笑いもあり、とても楽しめました。役者さんは美男美女揃いで、キャラがそれぞれ分かり易くキャラだちしているのも良かったです。ただ個人的には、この手の物語が好きな故にやや既視感のあるストーリーにも感じてしまいました。まだまだ奥深さを感じるので、続編も是非期待したいです。

六英花 朽葉

六英花 朽葉

あやめ十八番

座・高円寺1(東京都)

2023/08/05 (土) ~ 2023/08/09 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/08/09 (水) 14:00

大正ロマン。150分。休憩なし。

ノストラダムス、ミレニアムベイビーズ。

ノストラダムス、ミレニアムベイビーズ。

劇団身体ゲンゴロウ

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2023/08/06 (日) ~ 2023/08/11 (金)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ミレニアム(2000年)生れの小学6年生の群像劇か、それとも主人公 ゆきのりとその級友 りょうの心象劇か。何となく中途半端な印象である。どちらかを中心に描いたほうが、もっと印象的になった。
チラシにもあるように「金魚鉢の魚のように、教室で僕らは群れをなしている」は、それぞれの登場人物の背景を描き、狭い世界(教室)でマウントを取り合っている。一方、ラストは先の2人の夫々のモノローグ、その思いを激白する。

2012年、東北地方(宮城県か)の小学校。前年の東日本大震災を背景にしているところもあるが、緊密性は感じられない。少しネタバレするが、教室におけるヒエラルキーを覗き見て、虐めという負の連鎖に心が…。劇中一人ひとりが叫ぶ「教室は、戦場だ!」は、逃げ場のない教室で、いかに上手く立ち回るか。小学校を舞台にしているが、実は大人になっても勤め先、いや社会という枠の中で どう上手く立ち回ろうか四苦八苦している。そんな光景が垣間見える可笑しみと悲哀を感じる作品だ。
(上演時間2時間5分 途中休憩なし。アフタートーク20分)

ネタバレBOX

舞台美術は、ほぼ素舞台であるが、状況に応じて後ろの衝立(壁)が左右に開き、奥から東日本大震災時の立ち入り禁止(地区)を思わせるオブジェが迫り出してくる。この演出は前作にもあった。

アフタートークのゲストは生田みゆき女史(演出家)であった。トーク で登場人物(級友)は皆 被災者であるが、その背景の描きが弱い。被災経験者と距離感のある(被災地から遠く離れた)者とでは捉え方に感覚的な違いがある。観ていて 教室内の出来事と被災という背景に距離を感じる、そんな趣旨の話をしていた。脚本・演出の菅井氏は被災経験者であり その感覚の違いか。

主人公 葛西ゆきのり は母子家庭、父は大震災で行方不明のまま。震災前日に父と諍いをしたことがトラウマになり、自分の主張をしなくなり争いも避ける。級友から仲間外れにされないよう周りに気を遣い不自由だ。一方、雨宮りょうは 空気が読めずクラスの嫌われ者、友人がいなく孤独だが自由でもある。そして彼は母が失踪し父子家庭。この親1人子1人という似たような境遇にありながら、心持はまったく正反対な二人が微妙な距離感で親しくなったことで 少しずつ世界観が変わる。

物語では、クラスメイトのそれぞれが抱える苦悩を描き、虐めることによって自分の存在を知らしめている。いかに仲間外れにならないようにするか、強い者は その立場をいかに守るか。虐める側か虐められる側か、まさに教室は戦場だ!この教室内の出来事は面白く描かれているが、震災に係る場面はやはり弱い。劇中でも ゆきのり の思いだけが描かれている。
演出は、アフタートークでも 司会が話していたが、ソフトボール大会のシーンが好評らしい。たしかに 投打を色々な角度で見せ、音楽と相俟って迫力・緊張感ある場面を描いており巧い。

ラストシーン…ゆきのり は、自分(の意思で)一人で生きていけるような強さがほしい。一方、りょう は、寄り添える仲間がほしい、といった今までの生き方とは違う思いを激白する。いつの間にか入れ替わったような思い 考え方は、二人の友情の表れであろうか。
次回公演も楽しみにしております。
オイ!

オイ!

小松台東

ザ・スズナリ(東京都)

2023/08/03 (木) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2023/08/11 (金) 14:00

120分。休憩なし。

2020ネンマツ?

2020ネンマツ?

劇団ダブルデック

シアター風姿花伝(東京都)

2023/08/11 (金) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/08/11 (金) 18:00

95分。休憩なし。

感想(ネタバレあり)は、こちらに書きました。
https://www.nanka-ku-kai.com/entry/2023/08/12/9533/

メルセデス・アイス MERCEDES ICE

メルセデス・アイス MERCEDES ICE

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2023/08/11 (金) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

凄い好きな話。ティム・バートンは即映画化すべき。こういう話を創作出来る才能に憧れる。子供の頃、夜布団で読み始めたら面白過ぎて読み終わるまで眠れなかった系の物語。雰囲気は『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』。舞台美術も凝りに凝っている。こういうのこそが真の子供向け。子供はメチャクチャ好きな筈。チケットが高すぎるのが残念。

今泉舞さん目当てで何の情報も入れずに観た。知らない役者ばかりだったが全員最高の座組。(松尾諭〈さとる〉氏だけ『シン・ゴジラ』で知ってた)。

ある街に巨大な高層タワーが数十年掛けて建設され始める。巨大な影を落とす為、Shadow Pointと呼ばれた。皆がそれを嫌ったが、一人の女の子だけはその工事を愛した。
ロージー役東野絢香さん、この人の表情が魅力的。いい配役。ずっと観ていられる。
彼女のお母さんドール役は大場みなみさん、偉く綺麗だった。
魚屋の一家の息子、ティモシー(斉藤悠氏)も“影のタワー”を好きだった為、いつしか二人は付き合い始める。
その母親サンドラ役は今泉舞さん。二役を演じて間違いない存在感。

タイトルロールの細田佳央太(かなた)氏は「影のタワーの王子」として君臨する。
ハーフっぽい美人がいるな、と思っていたらヒロイン・豊原江理佳さん。ラッパ屋の『2.8次元』を観ていた。華がある。

客席通路を駆けずり回って子供達を喜ばせる演出。
是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

蜘蛛の巣のマント、鼠の毛皮のマント、センスがいい。トルテが美味そう。タワーもカッコイイ。
SWAN LAKE ON WATER~ついに、ほんとうの水を得た『白鳥の湖』

SWAN LAKE ON WATER~ついに、ほんとうの水を得た『白鳥の湖』

DISK GARAGE

東京国際フォーラム ホールA(東京都)

2023/08/10 (木) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ダンスカンパニーの来日公演などは観ていたけど、バレエの舞台を観るのは実は今日が初めて。お誘いを受けたこともあるが、単純に水を張った舞台で踊るとどうなるのかという興味の方が大きい。数ヶ所を除いて映像の効果は今イチだったと思うが、一見の価値はある舞台だった。

残念だったのは、前方中央ブロック後列(20~21列目あたり)に陣取っていた技術スタッフらしき一団。PCのモニターを煌々とつけて、十数列後ろの席からは上演中に携帯をつけてるク◯集団にしか見えず、仕方なく人の頭で遮るようにして観ていた。

2020ネンマツ?

2020ネンマツ?

劇団ダブルデック

シアター風姿花伝(東京都)

2023/08/11 (金) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

私的にはダブルデックさんの劇の中で間違いなくベスト3に入るとっても素敵なお話でした!作演のゴロさんの様々な変化・逆境にも負けずすべてを作品に昇華していく姿勢には頭が下がります。
時事ネタあり、古参サービスありの笑いっぱなしの90分でした。ひさしぶりの観劇でしたが、とっても楽しい1日になりました。次作も楽しみにしております^ ^

鬼~贋大江山奇譚 2023Ver.

鬼~贋大江山奇譚 2023Ver.

劇団芝居屋樂屋

たましんRISURUホール(立川市市民会館) 小ホール(東京都)

2023/08/09 (水) ~ 2023/08/11 (金)公演終了

実演鑑賞

良い舞台だったと思います。

戯曲リーディング

戯曲リーディング

スカレッティーナ演劇研究所

RAFT(東京都)

2023/08/11 (金) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2023/08/11 (金) 19:00

可児君の面会日を観劇 入ってすぐ面接会場のような会場(細長い部屋の長い辺の壁を背にキャストが横一列に10人ほど、その前に長机があり客席はキャストと逆側の壁を背に同じく10席ほど)に怖気付きそうになった。全然ペイしてない公演かと思うが見る側としては非常にコスパも良く満足のいく内容でした。まあ受付でいただけた冷たく冷やした水(もしくは常温)でたいがい許せる。キンキンに冷えてましたわ

ネタバレBOX

非常に見やすい(当たり前)と思ったが思いっきり前屈みで見るスタイルの方が真横にいたためいたので下て2人の役者さんはまあ半分以上見えない状態で見送りの際に「いましたっけ?」っと言おうと思ったけど大人だからやめた。
ト書き的なものはなく、当然に衣装等もない上に恐らく年齢設定などは見た目とちょっと違ったりするようなのに各役に役者さんがいるので役者さんの見た目に引っ張られ分かりづらくなっていた感がある。1人が読む、もしくは1人が複数役をやるなどでないのならキャラクター説明のト書きは必要かなーと思いました。
『夜行万葉録・戌』『おとぎ夜話・寿』

『夜行万葉録・戌』『おとぎ夜話・寿』

Jungle Bell Theater

オメガ東京(東京都)

2023/08/09 (水) ~ 2023/08/14 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

『夜行万葉録・戌』を観劇しました。
妖しげな雰囲気と、謎めいた展開に、どんどん惹き込まれました。
明るい話(?)怖い話、愛の話・・様々な要素がありました。
この人物は何なのか?どんな関係性があるのか?3つの話の繋がりは?
ラストは、それがピッタリと繋がっていて、感動あり切なさあり、涙腺が緩みました。
役者さん達の迫真の演技も良かったです。とても面白かったです!

『テンダーシング』 『リーディングドラマ ロミオとジュリエット』

『テンダーシング』 『リーディングドラマ ロミオとジュリエット』

幻都

あうるすぽっと(東京都)

2023/08/10 (木) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2023/08/11 (金) 13:00

リーディング『ロミオとジュリエット』(小西詠斗・佐藤日向)を観劇。なかなかなモノだった。100分。
 よーーーく考えてみると、真当なロミジュリって、あんまり観た記憶がなく、何らかのアレンジが施されていたことが多い。今回は、その意味で「真当な」ロミジュリで、こんなにしっかり起伏がある物語なのか、と、ある意味驚いた。メインの2人は若々しいが台詞だけによる演技力もあり、町田マリー・山口森広によるサポートもあって楽しめた。最近はリーディングと言っても何らかの動きがあるものが多いようにも思うのだが、本作は座ったままで若干の表情の変化だけだった。

マテリアルパレード

マテリアルパレード

LUCKUP

ザ・ポケット(東京都)

2023/08/09 (水) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

 華4つ☆ アクションがグー。

ネタバレBOX

 この世の平衡を保つ為に暗躍する組織・マテリアル、対するは矢張り別の目的を奉じて暗躍する組織・サンサーラで敵対関係にある。戦災孤児だった兄(ケイト)と妹(アキナ)は、新たな戦争勃発の煽りを受け離れ離れの状態になってしまった。各々を引き取りケイトには妹が見つかるかも知れないと諭し、アキナには兄が見つかるかも知れないと諭して自軍の兵士として育てたのは敵対する組織であった。この互いに敵対する組織にカイン村とカイン村を行政単位としては含む地方都市の市長それぞれからミッションが依頼された。兄の属する組織にはその大部分を森林に囲まれた古いカイン村を含む地域の開発計画を掲げる知事からのガード依頼(殺害脅迫があった為)、いま一つは、カイン村長からの開発許可阻止ミッション。無論、妹は開発阻止ミッションを請けた組織に属していた。
 徐々に明らかになってゆくのは、マテリアルもサンサーラも世界的な秘密組織であり、今作は、互いが組織を懸けた全面戦争へ突入することになる序章だということだ。
 見どころは、アクションが中々良いこと。美男・美女を配しエンタメ要素もふんだんだ。だが、劇中の台詞にもあるように両組織の兵器の開発に関してはB級サスペンスの域を超えない。その分、痛快な面白さがあり、アクションが多用されることが必然となってくるので楽しめる。
 また、戦争に関する本質迄捉えているとは思えないものの、傾向を押さえて脚本が書かれていることも魅力である。村名からも推量できるように聖書も遠い下敷きになっていることでカイン村が村落に過ぎないのに世界的組織と繋がっていたりすることや、組織としてしっかりしていることも含め物語のスケールを大きく複雑にしている点もグー。続きにも期待したい。
マテリアルパレード

マテリアルパレード

LUCKUP

ザ・ポケット(東京都)

2023/08/09 (水) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

あのスペースで側転する!!
あー、今の降り方格好いい。
銃持ってりゃ最強!とならないアクション格好いい、好きー。
ってなりました。
登場人物一人一人にそのときまで生きてきた匂いがするので、全員好きになりました。
プロジェクター使っての表現嫌っていたけれど、今回の使い方とても好きってなりました。
最後の方なんで?って思ったシーンがあった。
格好いいだけど、なんで?って思った。
でも、台本読んだら納得。そして、この話はどういうことなのか、更に解らなくて面白い。

ネタバレBOX

拷問手ぬるい。マテリアルチーム無用心。そこだけ気になった。
そこ以外は全部好きだった。
サンサーラチームのサディストと人外。
銃弾を掌で受けるとか好き。
神園さんはずっと最後まで底知れなくて怖いし、神流会の人たちも好き。教祖の人も悪い人って訳じゃなくて、知る世界が村だけだからだし、自分の村を守ろうとしただけだし。

気になることも沢山あって、
戦争ってなんでおきたのか。
どことの戦争なのか。
とか、アンクルは黒幕なんじゃないかとか。
サンサーラとマテリアルを戦わせているのはアンクルで、人の進化の実験しているのかも。
とか、考察が楽しい。
朗読劇『ひめゆり』

朗読劇『ひめゆり』

新国立劇場演劇研修所

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2023/08/10 (木) ~ 2023/08/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

実話実名だけに逃げが効かない。これを実体験した人間がこの世に実在することに打ちのめされる。きちんと時系列で「ひめゆり学徒隊」を説明してくれるので理解がし易い。たった三ヶ月の話なのか。嘘みたいだ。
石垣島出身の原作者の宮良ルリさん(飯田桃子さん)の視点から、彼女達が何を体験したのかを克明に描く。島から共に沖縄県立女子師範学校一部に合格した根岸美利さん、小林未来さん、松村こりささん。皆学校の先生になる筈だった。
極限の状況でも人間は人間であろうとする。教師は生徒一人ひとりを守ろうとし、生徒は教師を信じ抜く。死ぬことよりも怖いことが非国民にされること。地獄の不条理の中、気高く在ろうとする。

演出も一流。太田博少尉作詞、音楽教師・東風平恵位(こちんだけいい)作曲の「別れの曲」が名曲。
是非観に行って頂きたい。

ノストラダムス、ミレニアムベイビーズ。

ノストラダムス、ミレニアムベイビーズ。

劇団身体ゲンゴロウ

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2023/08/06 (日) ~ 2023/08/11 (金)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 誰もが思い当たるふしのある物語だ。3.11を背景に置くことで物語が極めて大きな社会性を帯びた。

ネタバレBOX

小学校最終学年6年の地方の小学校の某クラス。大人たちは忘れてしまったような顔をして子供たちは金魚鉢の中で群れを組んで楽しそうに泳ぎ回る仲良しの仲間のようなものだと考えたがる。然し現実の金魚鉢の中は? 強いクラスのボスとそれに追随する者だけが真っ直ぐ前を向いて頭を高くしているのだとしたら? 時期は2012年、前年にはF1人災、大津波、大地震という未曽有の複合災害があった。登場する子供たちの多くが親族や眷属を失くし、トラウマを抱えるなど多大な影響を被っていた。
 ゆきのりの父は行方不明のままだ。母は既に亡くなったと判断している。然もクラスの嫌われ者、りょうのお父さんとの再婚を願っていた。各々の父と母が結婚することになれば2人は兄弟ということになる。当然親は親で自分の子に再婚に対する子供の意見も訊いていた。だが、子供からすれば親同士の関係がどのようなものであるのか? 全く分からない。そこで2人が会うことになっていたある日、親たちの後をつけそれぞれの親が心置きなく笑う様子をホントウに久しぶりに見た。その笑顔は互いの連れ合いを失くした時以来であった。りょうの母は3.11は生き延びたものの父とりょうを置いて別の男と失踪してしまっていた。
 クラスのボスはこうじ、輝いていた彼の兄が失速し強い者の言いなりにされている姿に傷つき自分は決して負け組にはならないと皆に優しかった己を裏切り、暴力的になって皆に君臨していた。女子ではさやを中心に特異な感性を持つまりを虐め毎日いたぶっていた。そんな力関係が逆転する日が来たのはソフトボール大会の勝敗がついた後だった。りょうの発案でそれまで虐められたり弱いとされていた者達のグループと強いとされていたグループに属する者達が対決、勝ったのは弱者と見做されていたグループであったが、これを契機にこうじは、学級委員だがはぶられていたしょうまを自分達のグループに加え、それまで加わっていたゆきのりをはぶった。そして遂には高台に2人を連れて行き飛び降りた者を自分達の仲間に入れると宣言する。しょうまは飛び降りたが認められず、その不正に怒ったゆきのりも飛び降り、認めないのならこうじ自身が飛び降りてみろ! と迫る。こうじは怯んで飛び降りることができず、腰抜けであることを晒した。
 以上のようなことがあった後、りょうとゆきのりは試合に勝たない方が良かったと主張するゆきのりと関係を変えたし練習をしてフェアに戦って勝ったことを是認するりょうは会話を絶ち二度と会話を交わすことなく、話ができないのなら手紙を出す、とのりょうの提案も蹴ったゆきのりであった。りょうからの伝言はゆきのりの母から伝えられた。りょうの父とゆきのりの母との再婚話には反対であること。それはゆきのりも同意見であること、りょう父子は祖父の下へ行き祖父と共に暮らすことになったこと。
 その後、りょうは交通事故で亡くなった。
ノストラダムス、ミレニアムベイビーズ。

ノストラダムス、ミレニアムベイビーズ。

劇団身体ゲンゴロウ

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2023/08/06 (日) ~ 2023/08/11 (金)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

鑑賞日2023/08/10 (木) 19:00

価格3,500円

東京藝術大学のメンバーで立ち上げられたフレッシュな劇団。
芸大の講義「身体言語論」→「身体ゲンゴロウ」と捻って名付けられたそうです。
小学校と言う小さな社会には、教室の中にヒエラルキーが存在していて。
自らを主張できるのは強い者・それを擁護する者たち。
どんな立場にいる子どもたちも、決して周りに置いて行かれないよう
それぞれの想いが劇中で錯綜する。東日本大震災の起きた翌年2012のお話です。

ネタバレBOX

ピアノ曲がメインの音響。ラジオが天上から暗転の中出てくる序章が美しい。
ブレイブボードを乗りこなす役者の動きも、情熱を感じられて良かった。
しかしながら小学校が舞台の本作…どんなに頑張っても小学生には見えない笑
いっそ高校を舞台に、被災者の心情やヒエラルキーを描いたセンシティブなドラマ劇にしたら
もう少しリアリティがあったようにも思います。

全体的に若い役者が多く、演劇に対する直向きさこそ伝わるものの
完成度と言う意味ではイマひとつと言った印象。学生演劇を観ている気分でした。
脚本演出のご本人が被災され家が流され…と言ったアフタートークを聞いて
ピンと来たのですが、ゆきのり達が生きた2012年を自らと照らし合わせて書いているからか
観客側からは、小学校と被災の出来事が別世界の様に感じてしまう点。
クラスメイト達も被災者な訳ですから、人間関係以外に被災者側の心情をもっと感じられる
シーンがあっても良かったかな。でないと震災のワードを使う意味が薄れてしまうから。

また、チケット料に加えて活動費の為に支援金を求めるのは、ちょっと解せないです。
他大学公演のようなフリーカンパ制なら分かりますが、
劇団としてやっていくなら、ご支援はチケット料金でその対価を取るべき…と考えるからです。
コロナ禍で芸術活動が難しいのも価格高騰も皆さん同じなので、
私たちはその中でご支援頂けるようなクオリティのものを今後も魅せて行くしかないかなと。
ノストラダムス、ミレニアムベイビーズ。

ノストラダムス、ミレニアムベイビーズ。

劇団身体ゲンゴロウ

シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)

2023/08/06 (日) ~ 2023/08/11 (金)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

キャラクターの説明がないまま進んでいく感じなので、最初は置いてきぼりを感じましたが、トータル的には面白かったです。

このページのQRコードです。

拡大