ノストラダムス、ミレニアムベイビーズ。 公演情報 劇団身体ゲンゴロウ「ノストラダムス、ミレニアムベイビーズ。」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★

    鑑賞日2023/08/10 (木) 19:00

    価格3,500円

    東京藝術大学のメンバーで立ち上げられたフレッシュな劇団。
    芸大の講義「身体言語論」→「身体ゲンゴロウ」と捻って名付けられたそうです。
    小学校と言う小さな社会には、教室の中にヒエラルキーが存在していて。
    自らを主張できるのは強い者・それを擁護する者たち。
    どんな立場にいる子どもたちも、決して周りに置いて行かれないよう
    それぞれの想いが劇中で錯綜する。東日本大震災の起きた翌年2012のお話です。

    ネタバレBOX

    ピアノ曲がメインの音響。ラジオが天上から暗転の中出てくる序章が美しい。
    ブレイブボードを乗りこなす役者の動きも、情熱を感じられて良かった。
    しかしながら小学校が舞台の本作…どんなに頑張っても小学生には見えない笑
    いっそ高校を舞台に、被災者の心情やヒエラルキーを描いたセンシティブなドラマ劇にしたら
    もう少しリアリティがあったようにも思います。

    全体的に若い役者が多く、演劇に対する直向きさこそ伝わるものの
    完成度と言う意味ではイマひとつと言った印象。学生演劇を観ている気分でした。
    脚本演出のご本人が被災され家が流され…と言ったアフタートークを聞いて
    ピンと来たのですが、ゆきのり達が生きた2012年を自らと照らし合わせて書いているからか
    観客側からは、小学校と被災の出来事が別世界の様に感じてしまう点。
    クラスメイト達も被災者な訳ですから、人間関係以外に被災者側の心情をもっと感じられる
    シーンがあっても良かったかな。でないと震災のワードを使う意味が薄れてしまうから。

    また、チケット料に加えて活動費の為に支援金を求めるのは、ちょっと解せないです。
    他大学公演のようなフリーカンパ制なら分かりますが、
    劇団としてやっていくなら、ご支援はチケット料金でその対価を取るべき…と考えるからです。
    コロナ禍で芸術活動が難しいのも価格高騰も皆さん同じなので、
    私たちはその中でご支援頂けるようなクオリティのものを今後も魅せて行くしかないかなと。

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    2023/08/11 01:44

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