実演鑑賞
満足度★★★
なかなかヘヴィーな物語で
きっともっと苛烈に沢山ありふれているんだろう光景
ごく個人的にはこのような立場、環境にいままで身を置いた経験が無く
そこはノリきれなかった面もありつつ各々の芝居、劇の空気に満足
実演鑑賞
満足度★★★★★
2012年の宮城県の小学生たちを描く。途中、ソフトボールのシーンやラストシーンの舞台装置の使い方は演出の巧さを感じた。小学生たちの小さな世界での争いを描くという方向性にリアリティがあり、細かい部分へのこだわりが感じられた。
実演鑑賞
満足度★★★★
グサリとくる芝居ですね。自分の小学生時代は空気の読めないASDのような奴だったので、トラウマを思い出すような内容でした。しかしながら、大人が小学生を演じても意外に違和感がないなー。
実演鑑賞
満足度★★★
ミレニアム(2000年)生れの小学6年生の群像劇か、それとも主人公 ゆきのりとその級友 りょうの心象劇か。何となく中途半端な印象である。どちらかを中心に描いたほうが、もっと印象的になった。
チラシにもあるように「金魚鉢の魚のように、教室で僕らは群れをなしている」は、それぞれの登場人物の背景を描き、狭い世界(教室)でマウントを取り合っている。一方、ラストは先の2人の夫々のモノローグ、その思いを激白する。
2012年、東北地方(宮城県か)の小学校。前年の東日本大震災を背景にしているところもあるが、緊密性は感じられない。少しネタバレするが、教室におけるヒエラルキーを覗き見て、虐めという負の連鎖に心が…。劇中一人ひとりが叫ぶ「教室は、戦場だ!」は、逃げ場のない教室で、いかに上手く立ち回るか。小学校を舞台にしているが、実は大人になっても勤め先、いや社会という枠の中で どう上手く立ち回ろうか四苦八苦している。そんな光景が垣間見える可笑しみと悲哀を感じる作品だ。
(上演時間2時間5分 途中休憩なし。アフタートーク20分)
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2023/08/10 (木) 19:00
価格3,500円
東京藝術大学のメンバーで立ち上げられたフレッシュな劇団。
芸大の講義「身体言語論」→「身体ゲンゴロウ」と捻って名付けられたそうです。
小学校と言う小さな社会には、教室の中にヒエラルキーが存在していて。
自らを主張できるのは強い者・それを擁護する者たち。
どんな立場にいる子どもたちも、決して周りに置いて行かれないよう
それぞれの想いが劇中で錯綜する。東日本大震災の起きた翌年2012のお話です。
実演鑑賞
満足度★★★
痛み痛み痛み。ノストラダムスの大予言を生き延びた2000年生まれのミレニアム・ベイビーズ。2012年小学六年生、あるクラスのささやかな青春。前年には東日本大震災で地獄を見せ付けられた被災地が舞台。
痛み痛み痛み。虐めでしか安心出来ない人間関係。やられたくなければやるしかない。誰もが誰かを憎んでいる。惨めな劣等感を癒す為には更なる弱者を踏み躙るしかない。痛みの連鎖。惨めな連鎖。
勿論誰一人幸せにはなれない。誰もが心の底の憂鬱を引き受けて生きるしかない。
男子と主人公の母親役をやった柳町明里さんは雰囲気がある。
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても面白かったです!
小学校という社会を描いた作品でしたが、リアル感があり、何とも言えない気持ちになりました。
深いテーマでありながら、重くなり過ぎず、独特の世界観が良かったです。
役者さん達の熱演も素晴らしく、その表情に泣けてきました。
悔しさや罪悪感を抱えながらも、どうしようも出来ない姿は、子供も大人も同じだなと思いました。
良い舞台を観る事が出来て、大満足でした!